74話 混乱
翌日、ふとテレビをつけると政府批判のニュースが流れていた。どうやらシスターたちは仕事をしたようだ。
(しっかり情報を流しているね、これでどうなるか……)
私は身支度を整えて喫茶店に向かった。そして開店準備をしている間も政府の影の事を話していた。
「やっとバラされたね」
「ああ、清々しい気分だ」
マスター以外のメンバーは清々しい気持ちになっていて士気が上がっていた。その光景をマスターは引いていた。
「政府に対する怨念が爆発してる……」
「マスター、仕方ないよ。ヴァンパイアのせいで人生が狂わされた人達だから」
「そ……そうなのか」
そして営業時間になると客が店に入ってきた。
(客も例の話で賑わっているなぁ……)
注文を捌いて行くとあっという間に時間が過ぎていった。
「もう終わりだぞー」
「えっ、もう終わったの!?」
「そうだぞ。集中しすぎて時間を忘れていたな」
私は少し遅めの休憩に入り、パンを食べ始めた。
(とっても盛り上がってるなぁ~)
そして午後の営業も私はハッスルしていくと朝の営業時間と同じように時間が過ぎていった。
「これで終わりだな……」
「はいー」
「なんだかドゥーロも気分上ってないか?」
「いいえ、別に上がってませんよ」
私たちは二階に上がって依頼を待った。マスターはポストを見に行った、だが予想外の事が待っていた。
「……これは酷いな」
依頼用のポストの中には茶封筒の上にタバコの吸い殻や飲み物の水分でグチャグチャになっていた。
「汚いな……いったいこれは誰がやったんだ?」
マスターは汚れに汚れた封筒を取り出した。そして二階に上がると封筒を乾かし始めた。
「しかし参ったな……ポストの下に警告文を張るか? それか監視カメラをつけるか?」
「もしかして汚されてたの?」
「そうだ……」
そして封筒が乾いたと同時に封筒から依頼文を取り出したのだった。そしてその内容は政府の施設を破壊してほしいという内容だった。そして国民のあいだで溝が深まるのだった。
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