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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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71話 デリバリー

翌日、営業中の時にふとこんなことを思い出した。


(あれ、あのニートヴァンパイアって一体この時間は何をやってるんだ?確か今日デリバリーのアプリ使えないよな)


今日はデリバリーアプリのメンテナンス日で一日中使えない、ニートからしてみれば死活問題なのだ。


「マスター、休憩時間に行ってみたいところがあるんで自転車借りていいですか?」

「いいがどこに行くんだ?」

「昨日行った場所です」


マスターは何となく察したのか了承してくれた。そして朝の営業時間が終わると私はサンドイッチを作った。


「もしかしてニートに渡しに行くのか?」

「心配だからね」

「頑張ってこい」


私はサンドイッチを袋に入れて自転車を漕ぎ始めた。


(絶対腹をすかしてるんだろうなぁ……)


私は数分かけて廃病院にたどり着いた。静かにドアを開けると布団に巻かれて倒れている人がいた。


「……やっぱり、こうなってるとは思ってた」


私はその行き倒れているヴァンパイアに近づいた。


「ほら、サンドイッチ持ってきたから食べな?」

「うぅ……ありがと」


ニートヴァンパイアはサンドイッチを嚙み締めて食べていた。


「いい加減働きな?」

「コンビニとか?」

「そうだね」

「……働きたくないでござるよ」


私は呆れてその場を離れようとした。


「そうなのね、私は忠告したから」

「とにかくサンドイッチ助かった」


私は自転車に乗り込んで喫茶店に帰ったのだった。だがこれほどまでにニートがめんどくさいとは思わなかった。


「おかえり、どうだった?」

「ニートはめんどくさい、と言うことが分かりました」

「お……おう……」


マスターは私のキレ具合で何があったのか分かった。そして午後の営業の時間まで昼飯を食べてテーブルを拭いて行ったのだった。


「さて、午後からも気合入れていくぞー」

「おー」


午後の営業時間が始まり、私たちは気合入れて営業をしていったのだった。そしてその後の探偵業は今後を左右しそうな依頼が舞い込むのだった。

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