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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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39話 爆殺卿

ゲファンゲネは目を覚まし、体を動かそうとしていたが今度は両手足をがっちり縛っていた。


「とにかくこの拘束を解きやがれクソダラァ!!!」

「サン、これ絶対拘束を解いたらだめだよね」

「ああ、逃げ出すかもしれないからな」


ゲファンゲネが暴れている横で私は質問を投げかけた。


「あなたってゲファンゲネだよね、どうやって施設から抜け出したの?」

「うるせぇ!いいからこの拘束を解け!!」

(このまま質問を続けててもシャウトされるな……どうしたものか)


私はどうにかしてゲファンゲネから質問の問いを投げようとした、だがどう考えてもシャウトされるので何か加えさせようとした。


「サン、何か声が出させなくなる物持ってない?」

「道端に落ちてた石ならあるけど」

「よし、これをこいつの口に入れる」


私はゲファンゲネの口に石を入れ、シャウトできなくした。


「いい?私たちは政府軍ではない、それだけは分かってて」

「モゴゴ!!!モゴゴゴゴゴ!!!」


何言ってるか分からないが今は関係ない。


「私たちは人間をヴァンパイアに改造手術を止めたいと思ってるんだ。それであなたはどう思ってるの?」

「モゴォォオオ!!!!」

(うるさいにはうるさい……)


するとゲファンゲネのでこに銀色の液体が垂れてきた。


「大人しくしないと水銀が目や鼻に入ってしまいますわよ?」

「モゴォオオォオオ!!!」

「このあたりで石を取ってみるか」


私はゲファンゲネの口にある石を取った。するととんでもない声量でこっちに吠えてきた。


「何口を押さえてんだゴラァ!!!ぶっ〇すぞ!!!」

「あら~思いっきり噛みついてくるかぁ~メルクールやっちゃえ」

「はぁい」


メルクールは水銀をたらす量を増やし、ゲファンゲネのでこが銀色に染まった。


「水銀垂らすなゴラァ!!!」

「……これでも駄目か」

「そうですわね……最終手段としては無理やりスイーツを食べさせるしかないですわね……」

「そうだな、スイーツを食べさせるか」


私たちはゲファンゲネを担ぎ、喫茶店に向かっていった。街の人は私たちを見て不気味がっていた。そして喫茶店に着くと私はキッチンに向かい、シュークリームを取り出した。


「持ってきたよ~」

「これをゲファンゲネの口に突っ込む!!」


サンはシュークリームをゲファンゲネに突っ込んだ。そしてゲファンゲネはシュークリームの甘さに動きが止まった。


「とりあえず動かなくなったね」

「ああ、とにかくゲファンゲネが落ち着いたら話そうか」


こうしてゲファンゲネを落ち着かせたのだった。そしてここからゲファンゲネに質問をしていくのだった。どうして施設を抜け出せたのか、どうして政府をそこまで嫌っているのか分かるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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