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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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37話 爆発の始祖ヴァンパイア

翌日、いつもの通りに喫茶店で働いているととてもアウトローな服を着た集団が入ってきた。その姿は私たちは見覚えがあった。


(店の名前を教えてないのにどうしてここに来るんだ!?)


喫茶店を訪れた人、それは昨日の戦闘で見逃したヴァンパイアたちだった。


「あっ、ご無沙汰してますアネキ!!」

「……今業務中だから、そう言うのは営業時間外にお願いね」

「分かりましたアネキ!」

(どうやら私の事をアネキって呼んでるな……少々面倒だな)


ヴァンパイアたちは私をアネキに仕立て上げていた。そして朝の営業時間が終わると例のヴァンパイアが話しかけてきた。


「そう言えばアネキ、始祖ヴァンパイアの事知ってますか?」

「知ってるぞ、なんなら桜とメルクールは始祖ヴァンパイアだが?」

「知っていましたか。一つ言っておきたいことがありまして、それはとある始祖ヴァンパイアが単独で国の施設を抜け出したという出来事をご存じで?」

「知らないな、詳しく聞かせてくれないか?」


そのヴァンパイアたちは始祖ヴァンパイアの情報を持ってきたのだった。


「はい、施設を単独で抜け出した始祖ヴァンパイアの名前はゲファンゲネ。能力は髪の毛を利用して破片手榴弾や閃光手榴弾を作り出すらしいです」

「なかなか物騒な始祖ヴァンパイアだね」

「ですが髪の毛で作る以上、威力は軍事用の手榴弾より劣るらしいです。ですがゲファンゲネは今自由の実、軍事用の手榴弾を手にしている可能性があります」

「そうか、情報助かるよ」

「場所は分かってないので後ほどポストに入れておきます」


そしてヴァンパイアたちが帰っていき、この事をサンに伝えた。


「爆発物を操る始祖ヴァンパイア……なかなか物騒だけど仲間にしたら有能な味方だな。よし、その始祖ヴァンパイアを仲間に迎えるという目標を持とう」

「分かったよ、場所は分かり次第ポストに入れてくれるらしい」


そして私たちの次の目標は爆発物を操る始祖ヴァンパイアを仲間にするという事になったのだった。そしてゲファンゲネが単独で政府の施設を抜け出せたのか分かることになるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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