↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星の海の管理人  作者: 椎谷弥生
第1章 2つをつなぐ星
PR
35/41

第34話 自分の気持ち

「とはいってもなあ……」



昨日の熊田の言葉を脳内で再生しながら、机の上でつぶやく。



結局昨日から莉子とは一言も話せずにいた。彼女の姿を目で追ったとしても、目が合いそうなら慌てて逸らす。



「あれ、永山さん、昼休みに教室にいるなんて珍しいね。白石さんは?」


なにも知らないクラスメイトは結衣奈に問いかけると、教室を見回し、莉子の姿を探す。



そんな彼女の様子を目の端で捉え、机の上に突っ伏す。



(なんだろ。なんかな・・・)



重ねた腕の隙間からこっそりと外を覗く。すると視界に笑いながら話す莉子の姿を入ってきた。



(莉子ちゃん、私いなくても楽しそう・・・)



そんな現実を認めたくなくて首を振りながら目を瞑る。


「永山さん、次音楽だから移動だよ。」

「え、ああ。ありがとう。」


気がつけば昼休み中ずっと寝ていたようで、起こされたときすでに時計は1時を回っていた。



「どうしたの?」

「え?」

「白石さんと全然話してなくない?いつもならずっと一緒にいるしずっと話してるのに。」

「うーん、ちょっとね、昨日からなんとなく、ね。」

「そっかそっか、大変だねー。」

「全然大変じゃないよー。」



笑って誤魔化した。実際大変ではなくても、寂しさは感じていた。



(なんか私から始まった気がするのに私のほうが寂しさ感じてるって不思議…)





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。