↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
でびるハンター  作者: 片山翔
第二章 それぞれの思惑
PR
20/61

訪問者


薄気味悪い神殿を後にした俺達は事務所に到着した。


「・・・・・・・・・・・・・。」


疲れで声が出ないのか静まり返っていた。

俺はその沈黙を断つように手を打った。


「とりあえず、これで一件落着だな。」

「なあ、ケイ。あのレイアとか言う女。何者なんだ?」


今回の仕事はさすがにきつかったのだろう。

ヒロは疲れきった様子で訊いてきた。

俺は一瞬、その件について喋るのを躊躇したが、

もうそろそろ、語ってもいい頃だろう。


「ああ、あいつは・・・。」


俺が話そうとした時に鈴の音が鳴った。

ドアについている鈴の音だ。誰か来たのだろうか?


全員がドアの方を向くとそこには、

神殿で会った彼女の姿があった。


「え!?」


ヒロは驚きの声を漏らした。


「噂をすればなんとやらってな。」


彼女は俺の顔を見るなり、表情を変えず、

事務所の中央に歩いた。


「用がある。ちょっと付いて来てくれ。」


単刀直入なところは昔から変わっていないようだ。

危うく笑みがこぼれそうになったが、それを我慢して答えた。


「あいよー。」


俺は軽く返事をして、事務所の外へ出た。


「それで?用ってなんだ?」

「酒場で話そう。」

「そりゃあいいな。外は寒い。」

「ふっ・・・。」


俺がそう言うと彼女は澄ました顔のまま、

口元に笑みを浮かべた。


俺達は酒場に向かった・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。