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17話

 フェルナーを出発して、のんびりと馬車が進んでいるとアランの目に色々な景色等が入ってきていた。


「わぁ~!」

「凄いか?アラン」

「うん」


 涼介として過ごしていた地球でも、ここまで草原が広がっていたりチョットした小川が流れている景色などは見たことが無かった。その為、改めて異世界に自分は居るんだなと再確認させられていた。


 昼食を小川の近くで3人と業者の4人で取り、少し休憩を取った後再度出発をして日が暮れてきたぐらいにようやく次の街のオルファスが見えてきた。


「パパ、アレが次の街なの?」

「ああ、そうだ。あの街で3日ぐらいは滞在する予定だからな」


 その様な事をしていると街の入り口にある門に到着をし、ダレンが馬車から降りて門に居る門番らしき人物達の所に近寄って行き何かを話し始め、時間にして10分ぐらいしたら馬車の方に戻ってきた。


「手続きは済んだから街に入るぞ」


 馬車に乗り込んで業者に取り敢えず宿に行くように指示を出したダレンは、明日からの事を少しだけアランに説明をした。


「取り敢えず今日は宿に泊まって、明日の日中にこの街の領主に会うからな。アランも連れて行くから迷惑になるようなことはしないようにな」

「はい」


 街の領主に会うとは思ってもいなかったアランは、少しビックリしたが中身が高校生であったのを考えれば、普通の子供の様に無邪気に遊んだり騒いだりはしないから大丈夫だなと心の中で考えていた。


 暫くすると宿の前に着いたみたいで業者がダレンに声を掛けていた。宿の前で荷物を降ろし終わったらダレンが業者にお金を渡し業者はそのまま馬車と一緒に何処かに帰って行った。


「取り敢えずここの宿屋で3日ぐらいは居る予定になるだろう。もしかしたらもう少し滞在を延ばすかも知れないから覚えておくようにな」

「分かったわ~。でも、まずは荷物を運んでから食事をして旅の疲れをとりましょう。アランも疲れてると思うし~」

「そうだな。早速入るか」


 荷物を持ちながら宿屋に3人して入りフロントで鍵を預かりそのまま部屋に向かって行った。荷物を置き宿屋の食事を取ったアランは、自分自身では疲れていないつもりだったがベットに入ると直ぐに寝てしまっていた。


「やっぱり疲れていたか。馬車とは言えまだ3歳の子供だからな」

「色々なのを見たりしたから疲れたんでしょ~。しょうがないわよ」


 2人は、眠っているアランを見ながら互いに微笑んでいた。

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