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12話

「普通の種族はマンガやゲーム等と似ているので大丈夫なんですが、竜人の竜化って言うのは何ですか?」

「それは、竜人の能力で本物の竜みたいな姿になるんじゃ。魔法ではなく竜人の変身みたいなものじゃな」

「なんかカッコイイですね!姿は色んなのがあるんですか?」

「親や先祖と同じ姿になるのが殆どじゃ。稀に違うのもおるが」


 竜人についてはそれぐらいかなと思い、次の人魚について聞いてみた。


「人魚は、基本は水中なんですよね?魔法で地上に出てくるんですか?」

「そうじゃ。成人になった時に魔法で人間になって地上に出てくるんじゃ。ただ、魔法を掛けている間しか居られんのじゃがの。」

「魔法を掛けている間しかって、それだと面倒だから人魚はいいかな」


 面倒だと思った涼介は人魚は無しの方向で考え、次の鳥人を質問してみた。


「もしかして鳥人は、羽根が有るだけで人間と対して変わらないんですか?」

「大雑把に言ってしまえば、そうなるの。それ以外は特に無しみたいなところはあるの」

「聞きたい所は聞いたので、後はどれにするか考えて見ます」


 神様の説明を受けて考え始めた涼介は、どうしようか悩んではいたが最終的にはこれかなと思い神様に答えを出した。


「悩んだけど最終的には、やっぱり人間かなと思います」

「そうか。やはり今までと同じ種族のほうが安心かな?」

「そうですね。他の種族だと不安なところもそれなりに有りますので。それに比べたら人間は、今までと感じが同じだと思うので」


 神様が涼介の気持ちを確認したら、これからの事を色々と考え始めた。


「人間の赤ん坊からやり直すに当たって、何か希望とかはあるのかの?全部とはいかないがある程度は叶えてあげたいとは思うのじゃ」

「そうですね。幾つかは有りますね。異世界で色々な良い出会いや生きていく中で困らない能力や扱う武器や魔法が一人前以上だとありがたいですね。これからの両親に関してもそれなりに強い人達だと安心ですね。それと記憶もこのまま継続して欲しいですね。」


 今考えられる事を神様に言ってみた涼介は、これ等の中から幾つか叶えて貰えれば良いかなと思っていた。


「分かった。今言った事は考えて、なるべく叶うようにしよう。ただ、涼介君自身も練習等をして鍛えてもらわないと駄目な所もあると思うから努力はして欲しいんじゃ」

「分かりました。生まれ変わったら努力するようにします」

「うむ。では、成長していく中で効果が現れるようにするかの」

「それでお願いします。生まれた時から色んな事が出来るようだと何かと大変そうなので」


 涼介と神様は互いに顔を見ながら笑っていた。

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