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パージストライカーユニット -羞恥に咲く一点突破 -【ショート版】  作者: 五平


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22/24

第22話:究極パージ、そして“真の一点突破”

黒幕が私に手を伸ばす。


「ほら、リゼット様。

もう隠さなくていい。

羞恥も、快楽も、全部私に見せて――」


(……もう……やだ……)


心臓が早鐘みたいに鳴る。

胸の魔力紋が、また赤く脈打つ。


(……でも……)


---


(私がこんなに震えるのは、

生きてるから。

この心臓が、

まだ止まっていないから――)


羞恥も、快感も、痛みも。

その全部が、私の命。


だから――


「っ……あぁ……もう……っ……

――いいよ……!」


---


両手を胸に当てて、

魔力を思い切り込めた。


極薄のPSUが、心臓の鼓動に合わせて波打つ。

羞恥に顔が熱くなる。

レイナに全部見られてる。

黒幕にも見られてる。


でも、もう隠さなかった。


「……私の……

羞恥は――

私の、生きる証!!」


---


その瞬間、

胸の魔力紋が真紅に輝き、

全身を駆け巡る。


極薄装甲が、

内側から膨大な魔力に突き上げられて、

小さくパリン、と砕ける音が響いた。


(これが……本当の……一点突破――!)


光が私の体から溢れ出して、

神殿の闇を切り裂いた。


---


「……素晴らしい……!

ああ……リゼット様……

貴女はやはり至高……!」


黒幕は恍惚とした顔で、

その光に両手を伸ばす。


でも次の瞬間、

その身体が崩れ、

瘴気のように溶けていった。


「この羞恥……快楽……痛み……

ああ……愛して……います……

リゼット様――」


甘く切ない声を最後に残し、

黒幕は闇の中に消えた。


---


(終わった……)


膝から崩れ落ちそうになった私を、

レイナがしっかり抱き止めた。


「……見事だったわ。

全部……見せてくれて、ありがとう」


レイナの声が、

泣き笑いみたいに震えていた。


---


私も泣いていた。

でもそれは、

悔しさや羞恥だけじゃない。


心の奥が、

少しだけ温かかったから。


(……私、生きてる……)


その証を、

また胸の魔力紋が小さく脈打って教えてくれた。



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