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デートなんです?


「おい、河野、邪魔すんなよ!」「俺たちは今楽しんでるところなんだ。」「いい加減にしろよ」


そんな男子たちの鬱憤うっぷんを晴らすような八つ当たりのような言葉に、河野は、


「そんな横暴はよくないよ。人の恋路を邪魔するのは本当によくないと思う。」

といい、ザ・イケメンスマイルを浮かべた。


俺はそんな素晴らしいときにこう思っていた。


.........恋路ってなぁに?.....なにそれ..............こいつも勘違いしてるのかよ!!

なんでなんだよと思っていた........


そんな河野に、周りの男子たちは、

「へーへー、わかりましたよっと。」「めんどくさいやつだなぁ」「はぁ」

と言いながらどこかに去っていった。


「河野、ありがとう。」

俺はできるだけ笑顔で感謝を伝えた。


「あぁ、大丈夫だ。恋愛は大切なことだからな!」


「だから違うって言ってんだろ!」


「あいつらにはあとで言っておかないとなぁ」


「だからぁぁ、話をきけぇぇぇぇ!!」


「まぁ、いいやん。というか結局どこに行ってたん?.........あぁ、安心して誰にも言わないから。」


確かに河野は信用できるやつだな。よし、教えてやろう。俺の真の秘密を!!!


「……猫カフェ…………」


「いや、デートやん、付き合ってんの?」


「付き合ってねぇぇぇ!いくら河野のでも許さんぞ!!」


「ごめんごめん」


俺は思う。…………こいつ絶対わざとやってるだろ!!


許さん!!


なぜじゃ!


なぜなのじゃ!


なんで俺はこんな目に遭うんだ……………


………は!もしかして俺は前世で犯罪集団のトップだったのか?


前世の俺は悪事を働きすぎて今こんな目に遭ってるのか?


嘘だぁぁぁぁ!やめてくれぇぇ!!!


………数分後


………待てよ…よく考えたら……放課後に2人きりで遊びにいったよな……


えっ?これってデートなんです?


♦︎橘side

やったぁぁぁ!


高橋くんと合法的に?デートに行ったぞー!


これはもう付き合ってると言えるのでは?


………落ち着け私!早とちりしたらダメ!…そう、ダメなんだ………


高橋くんともうちょっと関わりたい!


などと考えていると、中学3年生からの大親友の2人が歩いてきた。


「あれ?茜なんか嬉しそうじゃん、どったの?」「幸せオーラ全開!って感じ〜」


「そうなのかな?実は例のあの人がこの学校にいたんだよ…………」


「えっ!もしかして助けてくれた男の子ってこと?」「激アツじゃん」


茜は顔を赤くしながら、


「うん、昨日一緒に2人で猫カフェに行ったんだ。」

と恥ずかしそうにいうと


「「嘘!もう付き合ってんの?」」


「まだ付き合ってないもん。ほんとだもん。」

茜は付き合ってないというたびに少し胸がチクりといたんだ。


「でも昨日デートしたんでしょ?すごすぎじゃん」「言っちゃえよぉ〜」


「まだ恥ずかしくて言えない………………」


「茜、かわいい~~」


「ちょっと!やめてよ!」


その聖女と呼ばれている美少女の恥ずかしがっている顔に周りの男子たちの心臓は撃ち抜かれていった。


♦︎高橋side

う〜〜ん…………………思わずデートって言われて反射で違うって言ってたけど、ほんとはデートだったのかよ!!


まずい、本当にまずい。このままでは罠に嵌められてしまう!


橘さんという美少女は強すぎる!!なんと恐ろしいのだ。やはり、橘帝国なのだな。


気をつけなければ本当に高橋王国の存続が危ういぞ!!


最大限注意を払って頑張らなければ死ぬ。


俺はまだ死ねないんだぁぁぁぁぁ!!


「ねぇ、高橋くん、今日一緒に帰らない?」


……………。


ん?今なんて言ったんだ?


やめろぉぉ!死ぬ!俺が社会的に死ぬ!刑務所にはいきたくないんだ!


一緒に帰るだって!!なんでなんだぁぁぁ!



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