捕まった
キーンコーン、キーンコーン
「それでは夏休みは気を付けてくれぐれもはめをはずさないように過ごしなさい。」
そう村田先生が言うと生徒たちは夏休みの予定について話し始めた。
さあ、さっさと帰r.........茜に待ってって言われてるんだった。
だけど、茜も結局陽キャのうちの一人であって、俺のことを裏切るかもしれない。
これまでの彼女の行動からからして裏切ってくることがないとは思う。
....あのときもそうだったんだが
だからこそ彼女のことも完全にというか信じたいが信じられない。
「ありがとう。待っててくれたんだ。」
「さすがに、待っといてくれと言われて帰るわけない。」
帰ろうとしてたけど言わなくていいだろ。
「ちょっとこっちに来てくれない?」
本当に何をする気なのか教えてほしい。俺のことをまたハメるんじゃないだろうな?
「蒼介、大丈夫だ。俺は裏切らない。」
そこには、隆がいて俺のことを心配した顔で見ていた。
こいつはこんな顔もできるんだな。
だが、今あの夢を見てしまった俺からいえることとしては、信用できるかすらわからない。
彼らは本当に俺のことを心配してくれているのかもしれないが、そういう嘘をつき俺の懐に入って攻撃してくるのか?
「蒼介、この人を知ってるかい?」
そう言って出てきたのは......
編集者の秋山さんだ!
何でこんなところまで来られているんだ?
おかしいだろ!
出版社の編集者さんがこんなところまで足を運ぶのか?
「蒼介君、君の過去は昔話してくれたね?」
「はい........」
俺らが話し始めると茜と隆はどこかへ行った。
「僕が思うに、彼らはそんな非道を犯す人間じゃないんだ。そもそも君のことを陥れた人間は君に対していい感情を持っていなかったし、君に何かをしていたこともないだろう。その点彼らはどうだ?」
「僕にかまって優しくしてくれています。」
「昔の人達は、君に優しくしていなかっただろう?友達になったときから君に対する彼らの言動は変わっていなかった。そう思わないかい?」
「そう思います。しかし、これらは全て僕のことをだますためかもしれないじゃないですか!」
「君がそう思うのも無理はないと思う。だから君はまず信じなくていい。」
「へ?」




