爆弾魔には爆弾を
♦︎茜side
はぁ、最近蒼介くんとあんまり仲良くできてない気がするな。
どうすればもっと仲良くなることができるんだろう?
自撮りの写真は送ったし、蒼介くんのお母さんからは時々蒼介くんの小さい頃の可愛い写真が送られてくるけど、肝心の彼と話すことができていなかったら意味がない。
ピコンッ……………
なにがきたんだろう?
蒼介くんかなぁ………
ええ…………
河野くんから何か来たんだけど、何か用なのかn………
ん!?
ドスンッ
私はついごろごろしていたベッドから落ちてしまった。
そこには髪の毛を切った蒼介くんがいた。
さっぱりした感じの爽やかな顔で歌を歌っていたようだ。
いや、正確には画面上での話だが......
かっこいい!
最初に浮かんだ考えはそれだけだったが、良く考えたらこの背景はカラオケだ。
私は呼ばれてないのに......
良く見たら私のあんまり知らない人まで映ってる。
『河野くんどうして私呼んでくれなかったの』
つい一瞬でそう送ってしまった。
これぐらい送ってしまっても、私が蒼介くんのことを好きって知ってるくせに呼んでくれない河野くんが悪いんだから!
『ごめん。ちょっと尋問しつつ一緒に歌ってたんだ。』
尋問!?
まさか私の蒼介くんを!
いや、私の蒼介くんではなかった.....
まだ私のじゃないけどいずれ私のものにするもん!
『尋問ってどういうこと?』
『秘密』
こういう肝心なところを河野くんは隠す癖がある。
全くどうにかしてほしい!
というか、髪の毛切った蒼介くん堪能したんだ............
私が一番に見たかったのに!
ずるい!
「もおぉぉぉぉ!」
つい叫んでしまった。
「ちょっと茜!なに叫んでるの!静かにしなさい。」
また怒られてしまった.........
♢蒼介side
ふう。
カラオケというものは楽しかったが喉が痛い。
次からカラオケに行くときには龍角散を常備しよう!
喉痛めて風邪引くのは絶対に嫌だからな。
やっぱり、これまで一人で端っこにいたがコミュニティに加わってみようかな?
ほら、社会不適合者とかいるじゃん。
俺はそんな感じの人間から今脱出するんだ!
だけど、怖いし嫌だな。
うん!
社会不適合者でいいから端っこにいよう!
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
今まさに地獄の夢が始まろうとしていることにきづかないで.........
なかなか投稿できず申し訳ありません。今日は5つ投稿したので許していただけるとありがたいです。




