事情聴取2回目…..
「さて、詳しく話を聞かせてもらおうじゃないか。」
「なんにもないって!」
「女性3人を助けた時のこと詳しく教えて?」
笑顔の圧が怖い。
「ああ、あれは.....」
俺がアニメイトにルンルン気分でいこうとしたら、目の前で入り口塞いでるうざったい奴らがいた。
俺は早くアニメイトで新作のフィギュアを購入しようとしていたのに.....
目の前で道を塞いできた奴らが悪いんだ。
退いてくださいって言おうと思ったら目の前で女性に絡み始めたんだ。
もともと、退けるつもりだったしついでに助けただけだ!
「ふーん、そうなのか.....女性たちはなにか言ってたのか?」
「.....なんか紙渡された。」
「何が書いてあったんだ?」
「.....住所」
「行ったのか?」
「のー」
行くわけねぇ!
何されるかわかんないからな!
急に捕まえられて殺されちゃうかもしれないだろ 。
「.....はあ、お前完全にアウトだな。あとそのシチュエーション多すぎだろ。普通そんなことに会う確率自体0に近いのに.....」
「知らん。」
俺だって好きで襲われてる訳じゃないんだ。
ああ、平穏な日常はどこへ消えてしまったのだろう.......
「わかった!これが主人公補正ってやつだな!」
「ちがうわ!お前が主人公だろ!」
*蒼介くん、あなたです。
「なるほど......ではそれを利用して.....」
なんか怖いこと言ってる。
悪魔みたいな顔しながらぶつぶつ言ってる。
いや!
こいつは救世主だか.......
ん?
こいつ俺の事そこまで助けてくれてないよな.......
救世主なのか?
疑うのは良くない!
*お前が言うか
疑ってしまえば本当ではなくなる!
救世主だ。
そう信じる。
「なあ、蒼介今度俺の友達と出かけないか?」
「はあ!?なんで俺と!?」
陰キャの俺が御用なのかい
嫌なんだけど。
「誰と行くんだ?」
「佐藤健介。」
誰やねん!
全くもって知らない人とお出かけとは.....
「まあ、いいよ。」
「よっし!健介もいいやつだから。」
こいつがいいやつって言ったら大体大丈夫そうに聞こえる。
「ちなみにどこに行くんだ?」
「美容室に行ったあとカラオケだ。」
「なんで美容室?」
「蒼介をイメチェンさせるためだ。」
「はあ!?」




