表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「日常の不協和音」  作者: Harumin


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/31

「目が覚めた彼」

翌朝、律は目が覚めた。

律はベッドのに伏せて眠っている蘭に気づく。

そっと蘭の頭を優しく撫でた…

(ずっとそばにいてくれたんだな… 心配かけてすまない…)


蘭が目を覚まし、律と目があった途端、抱きしめながら

「律… 目が覚めて… よかった。」

「蘭 心配かけてごめん」

「うん、記憶は?ちゃんとある?私のことわかる?」

「あー 覚えてるさ、俺の愛する蘭だよ」


蘭は安堵と嬉しさで涙が止まらなかった。


「蘭、ちゃんと説明するよ。」

といって、事故に至った経緯を話してくれた。


柏木貴子という人物は、律の大学の後輩であり、樹こと山下 樹の同級生だった。

大学生の頃から、柏木貴子は律に好意を持っていたらしい。

だが、律は妹のように可愛がっていただけで、恋愛対象ではなかった。

今回仕事で会う機会が増えたことで、彼女は律に交際を求めた。

律は現在付き合っている彼女がいると伝えた。しかし、

彼女は少しでも律の気を引こうとしてとった行動だった。

それを助けるために律は怪我をした。


蘭は彼女のとった行動が許せるわけがない。

だからと言って、蘭はどうすることもできないことは分かっていた。


****


数日して、律は無事に退院した。検査の結果も問題なく、

今までの生活に戻れることになった。

蘭は、しばらく律のそばにいることにした。

また、柏木貴子が現れるかもしれない…そんな気がかりもあった。


律の自宅に戻り、律はしばらくは自宅で仕事をすることになった。

彼女との接触はできるだけ避けるよう恭兵の指示でもあった。


「蘭 ありがとう。すまない…」

「どういたしまして…  律は少し休んでてね、まだ仕事しないでよ…」

「あー わかった」

律は安堵したように微笑んだ。


眠りについた律をみて、蘭は一本のメールをした。

相手は海外にいる、山下 樹と咲だった。

あの、柏木貴子という人の人格を知りたかったからだ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ