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おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
第四十八章:蓋世之才 震える

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義兄と街へ

 猛牛を思わせる角が意匠された恐ろし気な鉄兜。


 ショルダーに生やされた鋭利な物々しいスパイクが、ギラリと光る……そのいでたちに至った、冴えかえる考えについてを――愚鈍な義弟である 俺に教えてくれた。


「これならば……確実に一撃で、相手を屠れよう!」


 キャプテンからのラグビーについて、説かれたにしては……一から十まで。なにからなにまで間違えてしまっていた義兄(あに)


闘諍(とうじゃう)を戯れに行うなどあってはならぬ』


 と、説いた……先代族長ツォンカパに比すれば、そのスタンスには大きな違い。


 義兄の この反応は、随分と柔軟な反応にも見えなくはない。


 チュガ・プルカヌリからやって来た イミグラントたちが持ち込んだ音楽を耳にした時も、その反応は好意的であった様にも思える。


 このことについてそれとなく話を振ってみると、義兄は突然、不機嫌を取り戻した様子で


「あんな年寄りと一緒にするな」


 なんと言うのか……まるで自身の年齢については必死に、いつもお茶を濁そうとする……ネルのような空気と神経質さを垣間見せた。




 * * *





 ともあれ、学校に行こうと仰る訳だから義兄(あに)を必死になだめてすかして、キャプテンに見せるつもりで、おめかしして来た――特撮ものの、


 悪役そのものな格好良すぎるアーマー 一式は陶片で写真に撮って戴くに留め、

 なんだか釈然とできないと言った空気を漂わす義兄を連れて、学校へ。


(……こんなもん着て学校なんかに行かれたら……ガキんちょたちにロックダウン(侵入者対策)()ドリル(避難訓練)まで、課さなきゃ いけなくなっちまうから)


 『門』で街まで跳んで、学校までの道を歩いていると、寒さも和らいだせいか、街の様子も活況に満ちていた。


「魔神チンコ!」


 ……いやな呼び名で 呼び止めてくれたのは、かつての対戦相手。

 ヴィルマにプロポーズした2人の片割れ。

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