初日にして同族が・・・、
オレたちは朝早くに目覚め仲間を集めるために出発した。
まずは、海辺の近くで野宿していたオレたちは街道を使わずに獣道や道なき道を通って、町へ向かうことにした。
どこかに隠れている同族と出会えると思ったからだ。予想は見事に的中した。
獣道や道なき道を進んでいる途中、最初に出会ったのは、人間からワーウルフと呼ばれる奴と出会った。
そいつは襲ってきたので返り討ちにした。
そいつは理性を失っていないいなかったので仲間にしようと勧誘した。
獣道や道なき道でも人は来ることがある以上、見つかって討伐対処にされてはたまったものではないのでここよりは比較的安全と思われるアネモネ島に行くことに快く答えてくれた。
ワーウルフを仲間にした後、頼光が海岸の方角に気配を感じたようだ。
気配がする方向へと赴き誰かいないか見渡すそこで歌が聞こえてきて、歌がする方向へと行く。
歌は岩陰から聞こえてくる。
オレたちは岩陰から身を乗り出して歌っている人物と対面する。
そこには人間からはローレライと呼ばれている人魚たちだった。
二人仲良く岩に腰を下ろして歌を歌っていたのだ。
二人はオレたちの出現に驚き、逃げようとする。
オレは二人にこちらには敵意がないことを話してついでに自分たちの目的も話、勧誘した。
彼女たちは首を振り勧誘を断った。
だが、二人はアネモネ島が発展したら遊びに行ってもいいと言った。
オレたちは気持ちよく歌っていた二人に頭下げてこの場を後にした。
午前だけでも三人の魔族と出会う。案外、人間側に知らないだけで魔族は至る所にいるのかもしれない。
そう思い獣道や道なき道をただ突き進む。
三人以外にも同族はいた。たった一日だけでも他に三件もの出会いがあった。
一件目は、人間たちからはエルフと呼ばれるものたちと出会った。
この者たちは既に自分たちのエルフだけの集落を作っていたのでアネモネ島に呼ぶことはできなかった。
そもそも集落に入れてもらうことができず、オレたちには門前払いされてしまった。
二件目は、人間たちからはアラクネーと呼ばれるものと出会った。
彼女は人間に襲われていたので、助ける形で出会った。
この戦闘には頼光は傍観者を決め込み参戦しなかった。
彼は退魔師、妖や魔から人々を守るのが仕事である以上、人との戦いは極力参戦しないまたは殺さないようにしている。
彼女から事情を聞いて、彼女が襲われた理由を知った。そして、やり返しも求めてもいない。
彼女が求めるのは、人間たちに襲われない場所ならアネモネ島が丁度いいために勧誘した。
彼女にアネモネ島のことを丁寧に説明して、人間たちに襲われないと思ってくれたのかオレたちについていきアネモネ島へ来てくれることになった。
三件目は、かつての知り合いだった。
姿が変わりすぎているのにオレもよくこいつがかつての知り合いだってわかったよ。
そして、こいつも全身に鎧を着こんでいるのによくオレだって気がついたよ。
かつて王子の婚約者時代によくオレの世話をしてくれていたメイドだった。
こいつは昔から何やらしても優秀で当時の王子と比べたらこいつの方が圧倒的に軍配が上がり、オレと比べたら同等言っていいほどで、能力的弱点は存在しないと言っても過言ではなかった。
唯一の弱点は容姿がすぐれなかったことと異常なまでの筋肉好きであることぐらいか。
こいつは暇を見つけてはよく筋トレしていた。さらにメイド服のいたるところにも鉄アレイを仕込んで体を鍛えていた。
当時はムキムキで長身の体をしていたが、今では見る影もなく背は縮みひょろい体つきに変わり、優れていなかった容姿も変わり、全体像をみると美少女と呼んでもいいぐらいに変わり果てていた。
今回はオレたちから見つけたのではなく。こいつの方からオレたちを見つけたのだ。
更にすごいことに頼光がこいつの気配を感じる前にはオレの存在に気づいてたらしく。
気づいた瞬間にオレとの間に何かあろうと吹き飛ばしてきた。
こいつはまたオレに仕えたいと言い。オレもアネモネ島に人が増えるのは大歓迎なので了承した。
今日、仲間になってくれたのは、ワーウルフのジーン、アラクネーのロマリー、オレと同じく魔族として固有名がない元メイドのサラの三名だ。
サラの加入はオレたちが武具を求めて島を出ている時に代わりに政治やら何やらを任せられるのでラッキーではあった。
他にはワーウルフのジーンは木こりで過去よく森に入っては木を伐採していた。
木こりならアネモネ島の木を伐採することができる。
後は人さえいれば森を開拓して土地を拡げることができ住む場所や畑を大きくすることができる。
アラクネーのロマリーはアラクネーの特性上、糸を出すことができる。
この糸は物凄く丈夫にできているためにいろんなことに転用可能だ。
彼女は売れない服飾デザイナーだった。
彼女はデザインもできればパタンナーもすることができるため、やろうと思えば一人で服一着を作ることができる。
彼女はアラクネーになったことをあまり悲観しておらず、むしろ好都合と思っている節がある。
何分、高級糸のアラクネーの糸が自らの手で生産できるからである。
彼女は器用に手と足を動かし目にもとまらぬ速さで糸を織って布を作り一時間もしないうちに一枚の見事な着物を作り出した。
作られた着物は大きさからして清姫用だった。清姫はできた着物をさっそく着て着心地を確かめた。
清姫はひどく着心地が良くていい出来と評価し傷んだ着物に変わりこれを着ることにした。
彼女は場所と道具さえあれば染色までできると豪語する。
今のアネモネ島の特産品は彼女に頼ることになりそうだ。
これから三人を連れて町へと向かってゆく。
それからも何体もの同族と出会うことができたが、あまり良い返事はもらえなかった。
町に到着した際はジーンとロマリーには町の外で見つからないよう待機してもらうことになりそうだ。
そして、ついに大きな町へとたどり着く。
まだアネモネ島への評価は低い発展させて同族を来れるようにしないといけない。
ついに町に到着した、ジーンとロマリーは町に入ることができないために町の外で待機する。
現在の装備
武器:剣:ビームサーベル
兜:自作品の衝撃の兜
体:バルバトスの鎧
腕:自作品の命中のガントレット
足:自作品の命中のグリープ
背中:自作品の一角獣バックパック
その他:マント
現在の清姫の装備
武器:薙刀(応急処置)
頭:安珍手作りの求婚の証の簪
体:ロマリー作:着物「純白」
足:草履
現在の頼光の装備
武器:短剣:ノーザンライト・リッパー
体:ヤマブキ特有の着物にところどころに鎧
足:草履
現在のタラスク(人型)の装備
武器:聖杖リリィ・ザ・ホーリー・ケイン




