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栄光の中年、ただ生きる  作者: vastum


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■第48話「“統一感を出そう”って言い出すと、だいたい一番統一できないやつから暴れ始める」

 組織には、たまに“見た目を整えよう”という話が出る。


 別に中身が変わるわけじゃない。実力が急に上がるわけでもないし、依頼の成功率が跳ねるわけでもない。だが、外から見た印象というものは案外侮れないので、受付の看板を整えたり、掲示板を見やすくしたり、場合によっては服装や持ち物にある程度の統一感を出そう、という流れになることがある。


 理屈だけ見れば、まったく間違っていない。


 むしろ正しい。


 問題は、その“統一感”を、一番統一に向いていない人間が多い場所でやろうとした時に起きる。


 その日のギルドは、朝からまさにそれだった。



「今日はですね!」


 ミレナが言った。


 朝一番、受付前で、やたら張り切った声だった。


「嫌な予感しかしないな」


 壁際の椅子に座っていたガルドが、開幕一言目でそう言った。


「まだ何も言ってません!」


 ミレナが即座に返す。


「雰囲気です」


 ガルドが言う。


「今日は雰囲気が嫌だ」


「失礼ですね!」


 だがリオも、なんとなく同意だった。


 ミレナが朝からこの声色の時は、たいてい“理屈は正しいけど現場は絶対荒れる”話題が来る。


「で、何なんですか」


 リオが聞く。


 ミレナは一枚の紙を高く掲げた。


「ギルドの腕章を作ります!」


 沈黙が落ちた。


 とてもきれいに落ちた。


 風が止まり、酒場側の物音まで一瞬遠くなった気がした。


「……腕章?」


 リオが聞き返す。


「はい!」


 ミレナは頷いた。


「所属が一目で分かるようにするためです!」


「いらねえな」


 ガルドが即答した。


「なんでですか!」


「一目で分からなくて困ったことがない」


「これから減らすんです!」


 ミレナは力強く言った。


「門の人も、新しく来た依頼人も、街の人も、“あ、この人はうちのギルドだ”ってすぐ分かった方がいいでしょう!」


「言いたいことは分かります」


 リオは言った。


「でも、なんで腕章なんですか」


「分かりやすいからです!」


「服じゃダメなんですか?」


「全員バラバラじゃないですか!」


 それはその通りだった。


 ギルドの人間に制服の概念はない。動きやすい服、頑丈な服、戦いやすい服、汚れてもいい服、ただ単に好きな服。そんなものがごった煮になっている場所なので、確かに外から見て統一感は薄い。


「つまり、服は無理だから腕章だけでも揃えたいってことですか」


 リオが聞く。


「その通りです!」


 ミレナが言う。


「しかも、ただの布ではありません!」


「嫌な言い方ですね」


「ギルドの印も入れます!」


 紙を見せる。


 そこには簡単な図案が描かれていた。


 盾と剣を組み合わせたような紋様で、派手すぎず、でもそこそこ格好はつく。


「へえ」


 ナナが酒場側から顔を出した。


「意外とちゃんとしてる」


「意外とはなんですか」


 ミレナが言う。


「いや、もっと変な方向に張り切ってるかと思って」


「しません!」


 だが、その“変な方向”は、別のところからやってくる。



「色は?」


 カイルが聞いた。


 いつの間にかいた。


「まだ決めてません」


 ミレナが言う。


「だから今日はそこも決めます」


「終わったな」


 ガルドが言った。


「なんでですか!」


「色決めは荒れる」


「荒れません!」


「荒れるぞ」


「荒れません!」


 だが、すでに少し荒れ始めている気がした。


 色というのは怖い話題だ。好みが出る。主張が出る。変なこだわりも出る。そして“似合う似合わない”という一番面倒な観点も混ざる。


「無難に黒とかでいいんじゃないですか」


 リオが言った。


 自分でもすごく無難な提案だと思った。


「黒だと門番と被る」


 ドーガが入口から言った。


 いた。


「確かに」


 ミレナが頷く。


「じゃあ紺とか」


「暗い」


 ナナが言う。


「赤は?」


 ライルが来た。


「お前は帰れ」


 ガルドが条件反射のように言った。


「なんでだよ!」


「お前が“赤”って言い出す未来が見えた」


「今言ったじゃねえか!」


「だからだよ」


 リオは思った。やっぱりこの人たち、無駄に息が合う。


「赤は目立ちすぎます」


 ミレナが即却下する。


「じゃあ金!」


 ライルが言う。


「盗賊の的です!」


「じゃあ炎柄で」


「腕章です!」


「なんで炎柄が出てくるんですか!」


 すでに話があらぬ方向へ走り始めている。



「落ち着いてください」


 セリアが間に入る。


「見やすくて、嫌じゃなくて、誰でもつけやすい色がいいんですよね?」


「そうです!」


 ミレナが言う。


「その通りです!」


「じゃあ、青系がいいんじゃないですか?」


 柔らかい提案だった。


「落ち着いてますし、見やすいですし」


「悪くない」


 カインが言う。


「派手すぎない」


「だな」


 ドーガも短く頷く。


 珍しくまともにまとまりそうだった。


「青か」


 ガルドが言う。


「まあ、無難だな」


「じゃあ青系で」


 ミレナが言いかけた瞬間だった。


「待て」


 グレンが入口で立ち止まったまま言った。


 また増えた。


「なんですか」


 リオが言う。


「青は弱そうだ」


 グレンが言った。


 とても真面目な顔で。


「なんでそういう方向なんですか」


 リオが聞く。


「印象だ」


「腕章に強さ求めます?」


「外から見て舐められるよりはいい」


 言っていること自体は少し分かるのが腹立たしい。


「じゃあ何色がいいんですか」


 ナナが聞く。


「深い緑」


 グレンが即答した。


「森に紛れそうですね」


 セリアが言う。


「それもどうなんですか?」


「紛れなくていいんです!」


 ミレナが言う。


「分かりやすさですから!」


 完全にその通りだった。



「じゃあ投票にしましょう」


 リオが言った。


 もうそれしかない気がした。


「黒、青、緑、赤以外で」


「赤以外ってなんだよ!」


 ライルが言う。


「さっき却下されたでしょう!」


「まだ戦える!」


「戦わなくていいです!」


 だが投票という言葉で、少しだけ場がまとまる。


 色見本の布切れをいくつか出して、机の上に並べる。


 紺、灰、深緑、茶、濃い赤、暗い青。


「こうして見ると悩みますね」


 セリアが言う。


「紺がいいんじゃないか?」


 カインが言う。


「汚れも目立ちにくい」


「発想が現実的すぎますね」


 リオが言う。


「でも正しいです」


「茶も悪くないな」


 ガルドが言う。


「落ち着く」


「落ち着きすぎて地味では?」


 ミレナが言う。


「腕章なんですから、それでいいんです」


 ガルドが言う。


 珍しく真っ当だった。


「灰は?」


 ナナが聞く。


「無難だけど、無難すぎるか」


「無難が大事なんですよ」


 リオが言う。


「こういうのは」


「お前、今日ずっと無難推しだな」


 ガルドが言う。


「無難で済むならそうしたいです!」


 心の叫びだった。



 投票の結果、色は暗い青に決まった。


 紺より少しだけ明るく、でも派手ではない。


 誰がつけてもそこまで変にならない、という意味ではかなり良い落としどころだった。


「よし」


 ミレナが頷く。


「じゃあ次、形です」


「まだあるんですか」


 リオが言う。


「腕章なんだからあるでしょう!」


 たしかにある。


 筒状か、紐で結ぶか、留め具式か。


 だが、その段階に入った時点で、嫌な予感はさらに増した。



「紐だな」


 ガルドが言う。


「なんでですか?」


「壊れにくい」


「面倒じゃないですか」


「留め具は壊れる」


「確かに」


 ロッドがいつの間にか口を挟んできた。


「金具はすぐ曲がる」


「また職人が出てきた」


 リオがぼそっと言う。


「大事なとこだからな」


 ロッドは真顔だった。


「布だけなら直せる」


 この辺の説得力は強い。


「でも紐だと着け外しに時間かかりません?」


 ミレナが言う。


「多少はな」


 ガルドが答える。


「でも落ちにくい」


「じゃあマジックテープみたいなのが欲しいですね」


 リオが何気なく言った。


 場が少し静かになった。


「……なんだそれ」


 ガルドが聞く。


「いや、こう……ぺたっと付いて、剥がせるやつです」


「便利そうだな」


 ナナが言う。


「あるの?」


「この世界にないです」


 リオは即答した。


「ですよね」


 ミレナが言う。


「なんで未来の便利そうな概念だけ持ち込むんですか!」


「つい」


「つい、で済まないんですよ!」


 そこからなぜか、“それっぽいものは作れないか”という方向に話が飛んだ。


「布と細い鉤爪を噛ませれば……」


 ロッドが考え込む。


「やめてください」


 リオが本気で止めた。


「腕章に新機構求めないでください!」


「面白そうじゃないか」


 ガルドが言う。


「絶対面白くないです!」


 だが、ロッドの目が少しだけ危険だった。


 こういう職人の“試してみたい”は、別の意味で止めづらい。


「試作品だけなら」


「やめてくださいって!」


 もう本当に嫌だ。



 結局、形は“布を腕に巻いて、短い紐で一か所だけ結ぶ”という、シンプルな形に落ち着いた。


 これなら落ちにくく、壊れにくく、多少のサイズ差も吸収できる。


「ようやく終わりましたね」


 リオが息を吐く。


「何言ってるんですか」


 ミレナが言う。


「ここからが本番です」


「嫌な言い方しないでください」


「試着です!」


 やっぱりだ。



「やらねえ」


 ガルドが即答した。


「やってください!」


「嫌だ」


「やってください!」


「なんでそこまでだ」


「実際につけてみないと分からないでしょう!」


 完全に正論だった。


 だからこそ逃げ場がない。


「第一号はガルドさんです」


「なんでだ」


「嫌がるからです!」


 理屈がひどい。


 だが、それもまた正しかった。



 ナナが試作品を持ってくる。


 暗い青の布に、白い糸で簡単な紋様が入っている。


 まだ粗いが、雰囲気は出ている。


「へえ」


 セリアが言う。


「思ったよりいいですね」


「でしょう?」


 ミレナが少し得意げになる。


「で、誰がつけるんだ」


 ガルドが言う。


「あなたです」


「嫌だ」


「つけてください!」


「なんでそんなに押す」


「逃げるからです!」


 半ば引きずるように、ガルドの腕に布が巻かれる。


「きつい」


「そのくらいです」


「緩い方がいい」


「落ちます!」


「別にいい」


「よくないです!」


 何をやっても文句が出る。


 だが、問題はそこではなかった。


「……」


 全員が少し黙る。


「どうですか」


 ミレナが聞く。


「……なんか」


 リオが言う。


「ちょっと変ですね」


「だろうな」


 ガルドが言う。


「俺もそう思う」


 たしかにそうだった。


 腕章そのものは悪くない。色も無難だ。形も普通だ。だが、ガルドの普段のだらっとした服装と合わせると、妙に“頑張ってる感”が出てしまう。


「なんでだろう」


 ナナが首を傾げる。


「似合わないってほどでもないんだけど」


「違和感がありますね」


 セリアが言う。


「強そうなのに、腕章だけ真面目」


「それだ!」


 リオが言う。


「そこです!」


 服装側が自由すぎるせいで、腕章だけが浮いている。


「じゃあカインさん」


 ミレナが言う。


「つけてみてください」


 カインは文句を言わずにつけた。


 そして――


「うわ、似合いますね」


 リオが素直に言った。


「なんでだ」


 カインが聞く。


「なんでって、なんか……最初からそういう装備っぽいです」


「そうか」


 本人は特に興味がなさそうだったが、周りは納得していた。


「ずるいな」


 ガルドが言う。


「何がですか」


「似合いすぎだろ」


「知らん」


 それもまた正しい。



「セリアさんも」


 ミレナが腕章を差し出す。


 セリアは素直につけた。


「あ、いいですね」


 ナナが言う。


「優しい感じの色合いになる」


「そうですか?」


「そうですね」


 リオも頷く。


「ちゃんと“ギルドの人”って感じです」


「ガルドさんは?」


 セリアが聞いた。


「なんでそこで聞くんですか」


 リオが言う。


「困ります」


「変だな」


 ガルドが自分で答えた。


「知ってます」


 ミレナが即答した。


 残酷だった。



 ここで、ライルが試着を申し出た。


「俺も!」


「嫌です」


 ミレナが即答した。


「なんでだよ!」


「余計なことするからです!」


「しねえよ!」


「します!」


 しかし、ここまで来ると逆に見たくなる。


「いや、見たいですね」


 ナナが言う。


「絶対なんか起きる」


「だから嫌なんです!」


 だが、多数決にもならない空気で、結局ライルもつけることになった。


 そして。


「……」


 全員が黙る。


「なんか、すごく“見習い感”ありますね」


 リオが言った。


「なんでだよ!」


 ライルが叫ぶ。


「強そうじゃない!?」


「強そうというか、やる気だけ先行してる若手ですね」


 ナナが言う。


「ひどくないか!?」


 でも、間違っていない。


 ライルは服も態度も主張が強いので、腕章がつくと逆に“公式っぽさ”が負けるのだ。


「じゃあ炎柄入れよう」


「そこに戻らないでください!」


 やはりだめだ。



 問題はここからさらにひどくなった。


 “誰に似合うか”が話題になってしまったのだ。


「一番似合うのカインさんですね」


 リオが言う。


「そうだな」


 ガルドが即答する。


「なんか腹立つけど」


「腹立つんですか」


「似合いすぎだろ」


 そこに張り合う意味が分からない。


「いや、アルさんも似合うと思いますよ」


 セリアが言った。


 その瞬間、全員の視線が奥の机へ向く。


 アルヴェインは書類を見ていたが、完全に聞こえている顔だった。


「俺はいい」


 短く言う。


「よくないです!」


 ミレナが即座に返す。


「記録も兼ねて全員分必要なんです!」


「面倒だ」


「全員そう言いますね!」


 だが、最終的にはつけた。


 そして、つけた結果――


「……ずるいですね」


 リオがまた言ってしまった。


「なんでだ」


 アルが聞く。


「なんでそんなに最初から正規装備っぽいんですか」


「知らん」


 そればっかりだ。


 だが、実際そうだった。


 アルヴェインに腕章がつくと、“最初からそういう組織の上の人”感がすごい。


「これ、勇者っぽいというより……」


 ナナが言う。


「真面目に責任持ってそうな人だよね」


「実際そうでしょう」


 ミレナが言う。


「そうですけど、なんか悔しいです」


 リオが言った。


 だんだん感想が雑になってきた。



「じゃあ、全員分作ればいいってことで」


 ミレナがまとめに入ろうとした瞬間だった。


「待て」


 ガルドが言う。


「なんですか」


「これ、つけるの義務か?」


 その一言で、場が止まる。


「あ」


 リオが思わず漏らした。


 そこ、聞いてなかった。


「……基本はそうです」


 ミレナが言う。


「依頼中とか、外での活動中は」


「嫌だ」


 ガルドが言う。


「なんでですか!」


「なんか恥ずかしい」


「今さらです!」


「今さらだからだ」


 またそこに戻る。


 この人は、本当に“自分がどこかに所属していると外から見えるもの”にだけ変な抵抗があるらしい。


「でも必要ですよ」


 セリアが言う。


「分かりやすいですし」


「うーん……」


 ガルドは本気で悩んでいる顔をした。


 珍しい。


 戦闘や依頼でここまで真面目に悩むことは少ないのに、腕章ごときでここまで渋る。


「じゃあ条件付きで」


 アルが言った。


「え?」


 ミレナが聞き返す。


「常時じゃなくていい」


 アルは淡々と言う。


「ギルドとして動く時、対外的に所属を示す必要がある時だけ着ける」


「つまり、普段は自由?」


 リオが聞く。


「そうだ」


「なるほど……」


 それなら、少し現実的だ。


 ずっと着けろだと反発も出る。必要な時だけなら、まだ飲みやすい。


「それならまあ……」


 ガルドが言う。


「まだマシか」


「最初からそう言ってくださいよ」


 ミレナが肩の力を抜いた。


「完全に制服みたいにしたいのかと思ってました」


「それは無理だろ」


 ガルドが言う。


「ですよね」


 そこは全員一致だった。



 話はまとまりかけた。


 ここで終わればよかった。


 だが、終わらなかった。



「じゃあ、腕章用の箱作るか」


 ロッドがぼそっと言った。


 全員がそちらを見る。


「なんでですか」


 リオが聞く。


「そこらに置くと失くす」


「それはそうですね」


 ミレナが頷く。


「じゃあ一人一つずつ……」


「いや、まとめて掛ける板でいい」


 ドーガが言う。


「名前札つき」


「おお」


 ナナが言う。


「それ、ちょっといい」


「よくないです!」


 リオが言う。


「増えてます!」


 また話が増えた。


「別に悪くないだろ」


 ガルドが言う。


「戻す場所決まってる方が楽だ」


「その“楽”でまた作業が増えるんですよ!」


 完全にその通りだ。



 結局、腕章そのものだけでは終わらず、置き場、管理方法、着用ルール、予備の紐、洗い替えの有無にまで話が広がった。


「なんで腕章一つでこんなに決めることあるんですか」


 リオが机に突っ伏しそうになりながら言う。


「統一感を出すって、そういうことだからです」


 ミレナは真面目に答えた。


「一つ作るなら、運用まで考えないと」


 理屈は正しい。


 正しいが、重い。


「剣で殴る方が早いですね」


 リオがぼそっと言う。


「何をだ」


 ガルドが聞く。


「概念をです」


「やめとけ」


 ナナが笑う。


「それ一番収拾つかないやつ」



 その日の夕方には、暗い青の布見本が何本か机の上に並び、ロッドが“掛け板の試作なら作れる”と呟き、ミレナが“着用は任意ではなく条件付き必須”と紙に書き、セリアが“洗いやすい布がいいですね”と言い、ライルだけがまだ“炎柄の余地ない?”と粘っていた。


「ないです」


 全員がそれぞれのタイミングで言った。


 それくらいは統一されていた。



 “統一感を出そう”って言い出すと、だいたい一番統一できないやつから暴れ始める。

 でも、最後に残るのは、だいたい“全員がぎりぎり我慢できるところ”だったりする。


 その日の話は、暗い青の布切れと、机の上の雑な図案と、誰が一番似合うかで少し揉めた空気を残して終わった。

 まだ腕章は完成していない。

 でもたぶん、いつか出来上がる。


 そして出来上がった時、最初に文句を言うのも、最初に面倒くさそうな顔でつけるのも、だいたい同じやつだろう。

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