↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このスキル、やばスギル。(LIMIT BREAK版) ~ガチャ沼に堕ちた俺の末路~  作者: 明日乃風


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/12

第5話 Rだからこその大当たり



 召喚陣の中央で、ミラ・コレットが目を開いた。


 最初に動いたのは、包丁を握っている右手だった。


 ミラは反射的に刃を胸元へ引き寄せ、周囲を見回す。頭へ巻いた布の下から、焦げ茶色の髪が何本かこぼれていた。年齢は俺より明らかに上だ。使い込まれた前掛けも、日に焼けた腕も、料理場で長く働いてきたことを感じさせる。


「ここは……どこだい?」


 低く構えた声には、混乱より警戒が強く表れていた。


「俺は白瀬朝斗。ここは俺のスキルで作られた《淫獄》っていう場所だ」


「いん……何だって?」


「俺がつけた名前じゃない」


 もう何度目か分からない弁解を、今回も先に済ませる。


「あなたは通常《住民召喚》でここへ呼ばれた。勝手に呼んだことは謝る。でも、危害を加えるつもりはない」


「召喚?」


 ミラの眉間に深いしわが寄る。


「ちょっと待ちな。あたしはさっきまで宿の厨房にいたんだよ。鍋の前に立って、客に飯を――」


 そこでミラの声が止まった。


 彼女の視線が、俺たちの後ろへ向いている。


 灰色の床へ置かれた魔獣の肉だ。


 警戒していたはずのミラが、包丁を下ろして肉へ駆け寄った。


「これ、いつ仕留めた?」


「ついさっきだけど」


「血抜きは?」


「してない」


「内臓は?」


「まだ身体のほうに残ってる」


「水はあるのかい?」


「少しなら」


「火は?」


「ない」


 答えるたびに、ミラの顔が険しくなっていく。


「話はあとだ。このままじゃ、食べられるものまで食べられなくなるよ」


「食べられるのか?」


「それを今から確かめるんだよ」


 ミラは肉へ鼻を近づけ、表面を指で押した。切断面と脂肪の色を確かめ、包丁の先で薄く切り取る。


 少し前まで、自分が召喚されたことに動揺していたはずだ。それなのに、食材を前にした途端、目つきも動きも変わっている。


「水を見せておくれ。使える量を確かめたい」


「少しだけなら、ここに」


 アクアリアが答え、小さな水球を浮かべる。ミラは目を丸くしたが、すぐに水の量を確かめた。


「驚いたね。あんたが出したのかい?」


「アクアリア・メルシェです。水の操作と浄化ができますが、今は魔力を消耗しています」


「だったら、肉を洗うために全部使うんじゃないよ。飲み水が先だ。濡らした布を1枚作れる程度でいい」


「分かりました」


「赤毛のお嬢さんは怪我人だね。座ってな」


「でも、私も何か――」


「倒れられるほうが困る。木の実と葉っぱを見て、食べたことがあるものだけ教えておくれ」


「はい」


 最後に、ミラが俺を見る。


「あんたは?」


「何をすればいい?」


「平たい石と、乾いた枝。石は火に入れて割れそうなものを避けるんだよ」


「見分け方は?」


「分からなければ持ってきな。あたしが選ぶ」


 召喚されてから、まだろくな説明もしていない。


 それでもミラの指示で、全員が動き始めていた。


     ◇


 俺が《淫獄》の外から枝と石を運び込む間に、ミラは肉を部位ごとに分けていた。


 灰色の床には葉が敷かれ、食べられそうな肉と、捨てる部分が混ざらないよう離して置かれている。


「その肉はこっちへ置かないでください。先ほど取り除いた部分に触れています」


 アクアリアが俺を止める。


「何が違うんだ?」


「こいつの背中にある岩みたいな突起。その根元に、ひどい臭いの液をためる袋があるんだよ」


 ミラが包丁の先で、切り離した黒っぽい肉を示した。


「気づかず一緒に焼けば、全部駄目になる。毒があるかまでは分からないけどね」


「俺たちだけで食べてたら?」


「腹を壊すだけで済めば運がいい」


 迷わず2回目を回してよかった。


 もし召喚を先延ばしにしていたら、俺たちは食べられる肉を駄目にするか、危険な部位まで一緒に口へ入れていたかもしれない。


 ミラは俺が集めた石を選び、床の上へ低く組んだ。その中央へ乾いた草と細い枝を置き、腰の道具袋から火打ち金を取り出す。


「火を起こせるのか」


「厨房に立つ人間が、火を持ってなくてどうするんだい」


 ミラが火打ち金を乾いた草へ近づける。


「待ってくれ」


「今度は何だい?」


「ここで火をつけたら、煙が出るよな」


「そりゃあ出るよ。外じゃないのかい、ここは」


 頭上を見上げる。天井はあるが、煙を逃がす穴はない。何も考えずに火をつければ、この空間へ煙がたまり、全員が苦しくなる。


 入口を開けたままにするのは危険だ。外から何かが入り込む可能性を無視できない。


 新しい部屋や煙突を作るような力も、今の《淫獄》にはない。


 それでも、明るさを変えられたように、この空間の中なら少しくらい調整できるはずだ。


「火をつける前に試したい。煙が出ても、人のいないほうへ流して、ここから外へ出せないか?」


 俺が強く意識すると、頬へかすかな風が触れた。


「できた」


「風だけで煙がどう流れるか分かるのかい?」


「たぶん。火をつけてみてくれ」


「頼りない返事だね。苦しくなったら、すぐ消すよ」


 火花が乾いた草へ落ちる。ミラが息を吹き込むと、赤い火が生まれた。


 《淫獄》で初めて見る炎だった。


 枝を足すと、白い煙が立ち上る。煙は天井へ昇りきる前にゆっくりと向きを変え、俺たちから離れた壁際へ流れていく。灰色の壁へ触れた煙は、吸い込まれるように少しずつ消えていった。


「本当に流れた……」


 ファステが煙の行方を目で追う。


 思ったとおりだ。


 俺が具体的に望めば、《淫獄》は可能な形を選んで応えてくれる。


「あんた、本当にここの王様みたいだね」


 ミラが火を見ながら言った。


「みたい、じゃなくて王らしい」


「ずいぶん頼りない王様だこと」


「召喚されたばかりの人に言われたくないな」


「召喚した相手に、石拾いしか任せられない王様には言っていいだろう?」


 ミラが初めて笑った。


 警戒が解けたわけではないだろう。それでも、包丁を向けられていたときよりは話せそうだった。


     ◇


 鍋はなかった。


 ミラは太めの枝を削って串を作り、魔獣肉を薄く切って刺した。小さな塩入れから、指先で量を測りながら塩を振る。持っていた乾燥香草と、ファステが知っていた木の実を石の上ですり潰し、肉の表面へ塗りつけた。


「塩は、それだけしかないのか?」


「ああ。だから無駄にはできないよ」


「肉を保存する分は?」


「この量じゃ塩漬けには足りない。今日食べない分は、細く切って火のそばで乾かす。長くは持たないだろうけど、生のまま置くよりはましさ」


 R。


 召喚時に見えた文字を思い出す。


 アクアリアはSSRだった。水を生み出し、傷を処置し、魔獣と戦える。比べれば、ミラは火も水も魔法では生み出せない。


 だが、俺たちが持ち帰った肉を食料に変えられるのはミラだけだ。


 レアリティが低いから役に立たないわけではない。少なくとも、今の俺たちにとっては完全な当たりだった。


「焼けたよ。最初はあたしが食べる」


「危険かもしれないぞ」


「だからだよ。調理した人間が確かめるのが筋だ」


 ミラは小さく切った肉を口へ入れ、時間をかけて噛んだ。


「臭みは残ってる。でも、食べられないほどじゃない」


「身体は?」


「食べた瞬間に分かる毒ばかりじゃないよ。全員、最初は少しずつにしな」


 ミラは串を4本並べた。


 俺、ファステ、アクアリア、そしてミラ。


 この場所へ来てから、初めての温かい食事だった。


 恐る恐る肉へかじりつく。


 少し硬い。獣独特の臭いもある。それでも塩気と香草の香りがあり、噛むたびに熱い脂が染み出した。


「うまい」


「その顔なら、お世辞じゃなさそうだね」


 ファステも小さく肉をかじる。


 何度か噛んだところで、その目に涙が浮かんだ。


「どうした? 苦いのか?」


「違う。温かいものを食べたの、久しぶりだから……」


 ミラは何も聞かず、ファステの串へ少しだけ木の実の汁を足した。


「慌てて食べるんじゃないよ。空っぽの腹に詰め込むと、あとで苦しくなる」


「ありがとう、ミラさん」


「ミラでいいよ」


 アクアリアも肉を口へ運ぶ。ゆっくり味わったあと、ミラへ向かって頭を下げた。


「限られた水と材料で、よくここまで整えられますね」


「料理人だからね。あんたが水をきれいにしてくれたおかげでもある」


「私は、言われた量を渡しただけです」


「必要な量を必要なだけ使えるのは、大したことさ」


 ミラはそう言ってから、自分の串へ視線を落とした。


「うちの宿じゃ、最後はこの程度の肉も出せなかった」


 火が小さく爆ぜる。


「食料がなくなったのか?」


「街道の先で争いが起きてね。荷馬車が来なくなった。そのうえ、焼けた村から逃げてきた人たちが宿へ押し寄せた」


 ミラが召喚されたとき、持っていた木杓子の底には、わずかなスープが残っていた。


「倉にあった麦も豆も、全部鍋へ入れた。最後は水ばかりの薄いスープさ。それでも、子供に何も出さないよりはいいと思った」


「その途中で、ここへ?」


「最後の1杯を渡そうとしたところだった」


 ミラの手が木杓子を強く握る。


「あたしが消えたあと、誰があの鍋を見るんだろうね」


 答えられなかった。


 ミラは今の俺たちに必要な人物だ。召喚してよかったと、さっきまで思っていた。


 それでも、ミラを必要としていた人間は元の場所にもいた。


「戻す方法は、まだ分からない」


「まだ、か」


「探す。呼んだ側が言っても、信じられないかもしれないけど」


「信じるかどうかは、これからのあんたを見て決めるよ」


 ミラは笑わなかった。


 召喚されたからといって、俺の言葉を信じるわけではない。俺へ好意を持つわけでも、ここを新しい故郷と認めるわけでもない。


 それで当然だった。


「アクアリアも、戻りたいのか?」


 俺が尋ねると、アクアリアは手の中の串を見つめた。


「分かりません」


「分からない?」


「私が守っていた聖泉は、何年も前から少しずつ涸れていました」


 彼女は胸元に下がる、ひび割れた青い石へ触れる。


「水が減るにつれ、村の人々は別の土地へ移っていきました。最後には、祈りに来る人さえほとんどいなくなりました」


「それでも残ってたのか?」


「私まで去れば、あの泉が本当に終わってしまうと思ったからです」


 水のない聖泉。


 人のいなくなった村。


 アクアリアは、その場所で1人、涸れた泉を守り続けていた。


「泉を元に戻す方法は?」


「探しました。祈りも、浄化も、水脈を呼び戻す儀式も試しました。ですが、私にはできなかった」


「じゃあ、ここへ来られてよかったとは――」


「簡単には言えません」


 アクアリアは俺を見る。


「ここで水を生み、ファステさんを救えたことには意味があります。今日も、あなたを守ることができました」


 一度言葉を切り、静かに続ける。


「ですが、それと、故郷を失ったことは別です」


「……そうだよな」


 ファステは追われていた場所から、自分の意思で俺の手を取った。


 アクアリアは、誰もいなくなった場所へ最後まで残り、そこから召喚された。


 ミラは、まだ自分を必要としている人々の中から突然連れてこられた。


 同じ《淫獄》にいても、ここへ来た理由は全員違う。


「ファステは?」


 俺が見ると、ファステは少し考えてから答えた。


「私は、あそこへ戻りたくない。でも……ずっとここにいるかは、まだ分からない」


 一瞬、胸の奥が落ち着かなくなった。


 ファステは《淫獄》最初の住民だ。この場所で一緒に暮らしていくものだと、いつの間にか考えていた。


 だが、彼女は自分でここへ来ることを選んだ。ならば、いつか出ていくことを選ぶ可能性もある。


「分かった。決めるのはファステだ」


「うん」


 ファステがほっとしたように微笑む。


 その笑顔を見て、手放したくないという気持ちがわずかに強くなった。


 だが、ファステをここへ縛りつけるつもりはない。


 本人が出ていきたくないと思える場所を作ればいい。水も食事も、安全に眠れる場所もそろえて、外よりここで暮らしたいと思わせればいい。


 俺は、それで十分だと考えた。


 それからしばらく、誰も口を開かなかった。


 ただ火の爆ぜる音を聞きながら、残った肉を食べた。


     ◇


 食事が進むにつれ、張りつめていた空気が少しずつ和らいでいった。


 火のそばで働き続けていたミラが、額の汗を手の甲で拭う。


「暑いね、ここ」


 頭へ巻いていた布を外すと、まとめられていた焦げ茶色の髪が肩へ落ちた。ミラは前掛けの首紐を緩め、胸元へ風を入れるように服を引く。


 汗に濡れた肌が、炎の光を受けて艶めいた。


「朝斗?」


 隣からファステに呼ばれる。


 振り向けば、彼女は肉の脂がついた指先を舐めていた。反対側では、アクアリアが濡れた髪を耳へかけている。


 意識するなというほうが無理だった。


 次は300個。


 もう1度回せば、また今の問題へかみ合う女性が現れるかもしれない。


 アクアリアで水が手に入った。ミラで食事が作れた。


 次は何を解決できる?


 もっと増やしたい。


 もっと回したい。


 その欲望を自覚した瞬間、胸の奥で何かが膨らんだ。自分で考えていたより、ずっと強い欲求だった。


『《淫獄石》を300個獲得しました』


『所持《淫獄石》:300個』


「は?」


「どうしたんだい?」


 ミラが訝しげに俺を見る。


「一気に300個、貯まった」


「何が?」


「《淫獄石》。次の召喚に必要なものだ」


 アクアリアの表情が険しくなる。


「先ほど100個をすべて消費したばかりでしょう?」


「そうだけど、今ので300個増えた」


 こんなに簡単に貯まるとは思っていなかった。


 いや、違う。


 ついさっき森で100個へ到達したとき、最後に増えたのは8個だけだった。


 あのときも、それまでより欲望が弱かったとは思えない。それなのに、92個から100個まで、必要な分だけ増えた。


「もしかして……必要な数に合わせて止めたのか?」


 返事はなかった。


 所持数を見直しても、表示されているのは300個という結果だけだ。


「余った分は、石にならなかった……?」


 つまり、所持できる数に上限があるわけではない。


 あのときの俺が欲しがっていたのは、2回目を回せる100個だった。だから不足していた8個だけが石になった。


 今の俺が欲しがっていたのは、3回目を回せる300個だ。だから一気に300個が確定した。


 俺の望みを読み取り、必要な形に調整している。


「やっぱり、俺の意思で制御できてる」


「本当にそうでしょうか」


 アクアリアが静かに言った。


「何が?」


「その力があなたの欲求へ応えていることと、あなたが力を完全に制御していることは、同じではありません」


「でも、欲しい数で止まった」


「止めたのがあなた自身ならば、そうでしょう」


 少し引っかかる言い方だった。


 だが、《淫獄》が俺の考えを無視して暴走したわけではない。必要な数を超えて石を生み出し続けたわけでもない。


 むしろ正確に応えている。


「少なくとも、今は問題ない」


「朝斗さんは、いつもそう言いますね」


 アクアリアはそれ以上追及しなかった。


 俺も召喚画面を開かず、残っていた肉へ手を伸ばす。


 300個は貯まった。だが、今すぐ回す必要はない。ミラにはまだ事情を説明しきれていないし、食事も途中だ。


 俺は欲望に振り回されているわけではない。


 回せる状態でも待つことができる。


「ほら、あんたもちゃんと食べな」


 ミラが焼けた肉を1切れつまみ、俺の口元へ差し出した。


「自分で取れる」


「話に夢中で、さっきから手が止まってるだろう。冷める前に口を開けな」


 年上の女性に世話を焼かれ、その指先が唇のすぐ近くまで迫る。


 少しためらってから、肉を口へ入れた。


「どうだい?」


「うまい」


「そうじゃなくて、次に焼いたほうだよ。香草を増やしたんだ」


 ミラが俺の顔をのぞき込む。緩めた胸元。火照った肌。料理の感想を待つ、期待のこもった目。


 さっきとは別の刺激に、欲望が再び動いた。


『《淫獄石》を45個獲得しました』


『所持《淫獄石》:345個』


「増えた」


「またかい?」


「今度は45個」


 300個で止まっていたのは、所持上限ではなかった。


 目標へ届いたあと、俺が次の召喚を意識したことで、《淫獄》も次の1,000個へ向かって動き始めた。


 3回目を回しても45個残る。


 次の4回目に必要なのは1,000個。残りは955個だ。


 数字だけを見れば遠い。それでも、さっき一気に300個が貯まったことを考えれば、届かない数には思えなかった。


 俺は通常《住民召喚》の画面を開く。


『3回目通常《住民召喚》』


『必要《淫獄石》:300個』


『所持《淫獄石》:345個』


『実行可能』


「朝斗さん」


 アクアリアの声には、はっきりと警戒が含まれていた。


「今すぐ回すとは言ってない」


「画面を開いています」


「確認しただけだ」


「同じことではないのかい?」


 ミラまで加わる。


「あたしは、まだここがどこなのかも、元へ戻れるのかも、きちんと聞いてないよ。それに、人が増えれば食べる量も増える」


「分かってる」


「水があっても、食料が勝手に生えてくるわけじゃない。今日の肉だって、いつまでも持たないんだ」


「だから、食べ終わってミラの話を全部聞いてから回す」


「回さない、とは言わないんだね」


「必要な人が来る可能性がある。それを使わない理由はない」


 アクアリアがため息をつき、ミラは呆れた顔で俺を見る。


 ファステだけは何も言わず、俺の前に浮かぶ見えない画面があるらしい場所を見つめていた。


 今すぐ実行を選ぶことはできる。


 それでも俺は選ばない。


 食事を終え、ミラの話を聞き、次に必要なものを考えてから回す。


 順序は守っている。


 俺はまだ、自分の意思で止まれている。


 ただし、召喚画面を閉じる必要まではない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。