第300話 勇者の剣と勇者の盾
会話の続き
GW連日投稿中です(第一日目)
5月1日~5月5日まで連日投稿中です。
ラオネの町で冒険者ギルドマスターになっていた元獣王様に事情を話すつもりですの。
私の知らないスキルやクラスに関しての情報を持っていると伺ったので教えて貰えるなら教えて貰う予定ですの。
カスミ:
私の知らないスキルやクラスを探しています。
「ライアン=G=ラオネさんなら知っていると思うから尋ねてみると良いだろう」という青の勇者様を慕う会のファブルスさんに情報を頂きました。
何か情報をお持ちではありませんか?
ライアン:
青の勇者様を慕う会のことは知ってはいるがファブルスという名の人物には心当たりがない。
おそらくだが俺の知らない人物だと思う。
攻略の幼女殿は青の勇者様を慕う会と関係があるのか?
カスミ:
ええ。エルフ領の賢者の一族の方にお世話になっていますの。
ライアン:
エルフ領の賢者の一族と言えば、魔剣のディーネ殿の所で世話になっているのか。
ディーネ殿はお元気ですか?
カスミ:
たぶん、元気だと思います。
ディーネさんは、今は緑の勇者様の所にいます。
ライアン:
緑の勇者様の所にか。
ディーネ殿ぐらいの実力者であれば緑の勇者様も安泰だろうな。
カスミ:
私の知らないスキルやクラスについて心当たりはありませんか?
珍しいスキルやクラスを持っているとかそういう人物を紹介出来るとか。
些細な情報でも構わないので何か知りませんか?
ライアン:
俺の元に緑の勇者様がその情報を聞きに来るなら事情は理解出来るが、勇者様ではない攻略の幼女殿が俺の元に来ても伝えられる情報はないと思う。
カスミ:
緑の勇者様だったら、教えられる情報があるということですか?
ライアン:
ああ。そうだな。
「勇者の剣」と「勇者の盾」について伝えておかなければならないからな。
カスミ:
勇者の剣と勇者の盾ですか?
緑の勇者様は勇者装備と聖剣をお持ちでしたよ?
ライアン:
勇者の剣と勇者の盾がどんな物か分からないんだ。
伝承通りの緑の勇者様は専用の装備と聖剣を手にしているのは知ってはいるが・・・
カスミ:
差し支えなければ私にも勇者の剣と勇者の盾について教えて貰っても・・・
ライアン:
それは構わないが、勇者ではない攻略の幼女殿が知っても意味がないと思うぞ。
カスミ:
ありがとうございますmm
ギルドマスターであるライアンさんが言う勇者の剣と勇者の盾の情報ですが、勇者の私には心当たりがなかったのです。
勇者の剣と勇者の盾と聞いて私は剣神ジョア様のような勇者の攻撃の要を指し、聖女アンズ様のような勇者の守りの要を指すのだと考えていたのです。
現状の私には攻撃の要と守りの要となる人物は剣神ジョア様や聖女アンズ様なのです。
青の勇者様の攻撃の要を剣神ジョア様と守りの要を聖女アンズ様とすると赤の勇者である私の攻撃の要となる人物や守りの要となる人物が存在しないのです。
剣神ジョア様、聖女アンズ様、聖女かすみーるは私の中にいる存在なので人物として考えては駄目なのだと思いますの。
他の人から見ると一人二役や一人三役みたいな感じに見えるでしょうからね。
勇者の剣と勇者の盾という武器や防具が実在するかどうかですの。
これに関しては青の勇者様や賢者アレク様は「知らない」や「聞いたことがない」と言った感じで武器や防具として実在するかどうかも怪しいのです。
それに勇者の剣や勇者の盾が実在していなかったとしても勇者装備や聖剣があるので戦いに困るという訳でもありませんからね。
勇者の剣と勇者の盾が何を意味するのか私には心当たりがなかったということですの。
勇者様なら何か分かるかもしれないと言われてしまい、詳しくは教えて貰えませんでしたの。
ここには赤の勇者と青の勇者の二人がいるのに二人ともが良く分からないのに緑の勇者様には理解出来るというのは謎ですからね。
後で、ディーネさん経由で緑の勇者様が得た情報を教えて貰うとしましょう。
勇者の剣と勇者の盾の情報だけだったら、勇者の一族のファブルスさんが私に伝えれば良かっただけと思いますの。
では、どうして獣人領の獣王ライアン=G=ラオネに会わなければならなかったのか疑問ですの。
私が探している見知らぬスキルやクラスとの関係もありませんし、どういう理由でライアンさんを勧めたのか想像出来ないのです。
ピィーリスの愛の鞭の場合はきちんと新しいスキルとクラスを手に入れることが出来たのです。
獣人領の獣王ライアン=G=ラオネという人物に会うのも間違いではないはずなのです。
関係者に見知らぬスキルやクラスの人物がいるとかでしょうか? それとも勇者の剣や勇者の盾の件を知るために勇者であることを明かすことが条件なの?
もしかすると、私の知らないスキルやクラスが在り来たり過ぎて、私が求める珍しいスキルやクラスに該当しないのかもしれませんの。
当人にとっては、そのスキルやクラスは珍しくもない誰でも持っているようなスキルで私には珍しいスキルやクラスとなるのは良くあることですからね。
カスミ:
私が知りたいというスキルやクラスは、ライアンさんには珍しくもないスキルやクラスかもしれません。
さすがに私は人なので、獣人専用のスキルを覚えるのは無理ですが、ピィーリスの冒険者パーティーに教えて貰ったのはムチのスキルです。
彼女らからするとメインで使っている武器のスキルだったので意外だったという反応でした。
ライアン:
ああ。そういうことか。
俺らには珍しくもないスキルやクラスが攻略の幼女殿には珍しいスキルやクラスであるかもしれないんだな。
カスミ:
何か心当たりのあるスキルやクラスとかありそうですか?
ライアン:
直ぐには思い付かないが、探せば見つかると思う。
このラオネの町にどれぐらい滞在する予定なんだ?
カスミ:
特に決まっていません。
スキルやクラスが手に入る期待が出来るなら、スキルやクラスを覚えるまでと決めています。
ライアン:
そうか。それなら明日のこの時間にまた執務室まで来てくれないか。
おそらくだが、攻略の幼女が望むようなスキルを持つ人物を紹介出来ると思う。
ただし、その者にスキルを教わったからといってスキルを覚えられるかまでの保証は出来ないがな。
カスミ:
また、明日のこの時間に来れば良いのですね。
ありがとうございます。
私。これでもスキルを覚えるのには自信がありますの。
きっと大丈夫だと思いますの。
ギルドマスターのライアンさんから明日にはスキルを教えて貰える人を用意して貰えることになりましたの。
どんな人がどんなスキルを教えて貰える凄く楽しみにしたいと思う今日このごろです。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




