第298話 モンスター除けの魔道具
魔道具
おはようございます。今日も元気なカスミールです。
ロット村を馬車で出発してラオネの町に到着しましたの。
道中は定期便の定時に行われる休憩や夜間移動するための野営などでもモンスターに襲われることもなく安全な旅でしたの。
私が使っていた「感知」のスキルにも敵性を示すモンスターは一切いなかったのです。
馬車が通る経路にモンスター除けの魔道具の効果が高いからと思いましたの。
ゴブリンが単独で歩いていてもある一定の距離より定期便の行路には一切近づこうとしないのです。
その様子は野生のカンというのか自然と避けるような行動でしたの。
これはラオネの町が定期便の乗り換えの町だからという理由でモンスター除けの魔道具の効果が強まっているからですの。
中央都市ジアルジュからビット村とロッド村を通貨してラオネの町まで来ましたが、道中は一直線の行路でそこにはモンスター除けの魔道具が設置されていますの。
これぐらいであればモンスターも行路付近まで近づくこともありますが、ラオネの町は他の定期便の行路が集っているのです。
各方面へ向かう行路が集中しているのでモンスター除けの魔道具もたくさん設置されていますの。
ビット村からロッド村へ向かう道中のモンスター除けの魔道具の設置数とは比べ物にならないのです。
たくさん設置されている魔道具の効果で脅威度の低いゴブリンは近づこうともしないのです。
これだけ密集しているのであれば脅威度が高いモンスターも近づかないのではないと思われますの。
さすがに、これの数のモンスター除けの魔道具が脅威度Aや脅威度Sというモンスターにまで効果があるかどうかまでは分かりませんの。
数があると効果は重複するので有効だという説と脅威度が高すぎるモンスターには効果がないという説がありますの。
私は脅威度が高すぎると効果がない説の方が有効だと思いますの。
脅威度が高すぎるモンスター(脅威度Sや脅威度SS)がその辺にいる訳がありませんの。
脅威度Sのモンスターが出れば小さな町程度ではあっという間に滅ぼされてしまうと思いますの。
そうならないように定期便の行路にはモンスター除けの魔道具を使い、出来るだけモンスターが村や町などに近づかないようにしているのです。
そんな魔道具の効果を蹴散らすのが脅威度S以上のモンスターと思いますの。国の軍隊などが出撃したり、慕う会の人たちに討伐が要請されるでしょうね。
そんな強さのモンスターにモンスター除けの魔道具は効果ないと思ったからですの。
世界の脅威の因子のような存在がモンスター除けの魔道具の影響で町や村などが助かるのであれば青の勇者様の活躍時にあんな大きな被害なんて起こらなかったはずですからね。
それとも近年になってモンスター除けの魔道具が開発されたなら今度こそ世界の脅威や世界の脅威の因子から町を守って貰いたいのです。
モンスター除けの魔道具の効果が脅威度Sや脅威度SSのモンスターにも効果が発揮されるのであればのお話ですけどね。
ラオネの町はかなり大きな町でした。中央都市ジアルジュを出発して最初の町になるので、ここまで大きな町だとは思ってもいなかったのです。
定期便がたくさん交差するというので「もしかしたら町の規模は大きいかも」ぐらいの認識はありましたが、私の予想を超えた大きなの町だったのです。
これはグランドツール共和国が森の中にある国であることが主な理由ですの。
エルフ領や獣人領の領都になる都市を中心になるように大きな都市や定期便の行路でモンスター除けの魔道具を使ってモンスターを寄せ付けないように配置されているからですの。
モンスター除けの魔道具がたくさん設置されている定期便の行路が集中する町が結界のような役割を担っているのだそうですの。
アズアン聖神国の聖女様の結界のようにはいきませんが、グランドツール共和国の政府が考案した方法なのだそうです。
獣人領であれば中央都市ジアルジュを守るような結界のような形で町の配置が決められているそうですの。
狭い範囲であれば定期的に冒険者や慕う会などに依頼してモンスターを駆除していれば脅威度の高いモンスターが突然がいる危険なエリアを限定? 固定? 出来ますからね。
グランドワール王国のパルチ山やダイガの大森林のような脅威度が高いモンスターがいるような地域が手付かずというか管理されていないと思うのです。
そんなグランドワール王国と違ってグランドツール共和国は森との共存というか森のモンスターをエリアごとに管理しているように感じるのです。
冒険者が使うテントなどにもモンスター除けの魔道具を使われている場合もあります。
魔道具が使われているテントの方が高額ですが、夜間に安心して睡眠出来ることを考えるとそれほど高額とは思いませんの。
モンスター除けの魔道具の大きな規模になるとグランドツール共和国の各町へと続く街道沿いに使われていますの。
小さな規模になるのと冒険者が使うテントに設置するだけの物にまで開発されていますの。
冒険者など人が携帯出来る物ぐらいの大きさに魔道具は作られていませんの。
持ち運ぶには少し大きいのでまじっくバッグに入れて持ち運んでいるそうです。
これは魔道具が設置して使うことが前提で作られているからですの。
将来的に冒険者など人が腰にぶら下げて持ち運び出来るようなサイズであり、持ち運びでもモンスター除けの効果が発揮されるような魔道具が理想ですの。
この魔道具の開発はテントの四隅に設置する所まで小型化していますが、持ち運びが可能になり移動してても効果が出る状態になるにはまだまだ先のようですの。
小型化して魔道具でも私には大きなと思うぐらいの大きさですからね。
きっと最初に魔道具が作られた当初はかなりの大きさだったのではないかと思いますの。
技術の進歩は凄まじいですからね。
早くモンスター除けの魔道具も小型化&持ち運びしても効果があるような魔道具になることに期待するのです。
脅威度の低いモンスターに襲われなくなるだけでも安全な世界になると思うのです。
戦う力があれば脅威度の低いモンスターは脅威ではありませんが、戦う力の無い者には脅威度が低くても脅威でしかありませんからね。
世界の脅威の因子などにも効果がある魔道具になると良いなと思う今日このごろです。
評価やブックマークをしていただけると励みになります。
ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




