第293話 ラオネの町へ向けて
周辺情報
おはようございます。今日も元気なカスミールです。
定期便の日程調整が完了したので今日からラオネの町へと出発しますの。
ラオネの町までは定期便で行くとその途中ある村に立ち寄るので約十日なのだそうです。
村に到着しても直ぐに出発する訳ではないみたいですの。定期便は野営は行ないますが、夜間運行は行なわないそうですの。
夜間は街灯など灯がない森の中から突然モンスターに襲われるよりも野営している時にモンスターに襲われる方が安全に対処しやすいのかもしれません。
もしくは、そういう決まり事(定期便の運営方針)かもしれませんけどね。
夜間移動となるような時間帯に馬車は出発しないので村の宿屋に泊まりますの。
翌朝に出発するので途中の村では半日ぐらいは留まることになるのです。
中央都市ジアルジュからラオネの町までに村が二つありますの。
「ビット村」「ロッド村」という村でどちらの村も人口百人ぐらいだそうですの。
百人ぐらいの村だとヤマギワ村と同じぐらいの村の規模ですの。
ヤマギワ村も以前は人口五十人ぐらいの小さな村だったのですが、レイラちゃんやライムくんやジンくんたちが村に戻った頃ぐらいから青年団結成に向けて人口が増え始めたのです。
成人して村を出ていた村人が冒険者になってヤマギワ村に戻って来たのです。理由はジンくんたちと同じなのです。
Cランク冒険者になってもたくさん稼げなくサラブ領内で活動していた冒険者が故郷のヤマギワ村に戻って来たのです。
冒険者の中で人数が多いのはDランクとCランクなのです。
DランクやCランク冒険者という立場は、駆け出しのEランク・Fランクを終えたランクですの。
Bランクになるのは審査が必要なので中間に該当するDランクやCランクの冒険者が多くなっているのです。
どのランクでも同ランク帯の依頼の奪い合い(競争)もありますが、Cランクは特に昇格の条件を充たせる依頼そのものが少ないのです。
脅威度Cのモンスターがそこら中に溢れている訳ではありません。
脅威度B以上のモンスターになるとレアケースと呼ばれるぐらい珍しいです。
脅威度Cのモンスターは町や森などで良く見かける高ランクのモンスターになってしまいます。
Cランク冒険者の昇格条件を充たすモンスターなので多くのCランク冒険者に狩られてしまいますの。
その結果、脅威度Cより脅威度が低いモンスターが脅威となるモンスターが減るので増えやすくなってしまうのです。
脅威度が高いモンスターは報酬が高く個体数は少なくなり、脅威度が低いモンスターばかりになる=報酬が少ない依頼をたくさん熟さなければ稼げないに繋がるのです。
CランクからBランクへと昇格を目指すなら、ダンジョンで脅威度Cや脅威度C+のモンスターの魔石を集める方が確実なのです。
Cランク冒険者パテーィーが挑めるダンジョンはランクCかランクBまでですの。
ランクBに挑めるCランク冒険者はランクDクリアの実績が必要なのです。
ランクBの深層(六十一~八十階層)まで行かないと目的の脅威度Cのモンスターに出会うことが出来ないのです。
ランクBの深層まで行かないと魔石集めが出来ないですが、深層であれば依頼の達成条件を充たせる魔石をたくさん集めることが出来るのです。
地上には魔の森の奥地のような所がたくさんある訳でもありませんし、そんな脅威度の高いモンスターもたくさんいる訳でもないですからね。
町や村の周辺や魔の森のような所で稼いでいた冒険者が思ってたより稼げない事情に出身地へ戻るとか活動場所を変更するとかは良くあるお話です。
モンスターを狩って生計を立てている冒険者が稼げなくなれば、稼げる所へ行きますからね。
ダンジョンでは稼ぐことは出来ますが、ダンジョンは合う合わないがありますの。
脅威度の高いモンスターがダンジョンの浅い階層にいないので、ある程度深い階層で目標の脅威度のモンスターを狩らなければなりませんの。
その階層へ行くにも時間や日数がかかるし、階層やダンジョン次第では道中の安全地帯ではない場所で野営が必要になったりしますの。
二つのパーティー(十人~十二人)ぐらいが協力して挑むぐらいが丁度良いと言われていますが、分け前(報酬)の問題や協力者が必ずいるとは限らないので少人数で挑むパーティーがいないとは言えませんの。
脅威度C以上のモンスターを求めるならランクBの深層(六十一~八十階層)やランクAの下層(四十一~六十階層)やランクSの中層(二十一~四十階層)より深い階層に行かなければならないですからね。
こんな事情があるのでCランク冒険者に昇格したのにDランク冒険者時代とそう変わらない収入に稼げないと判断して稼げる場所を探して拠点を変えるのだそうですの。
ヤマギワ村に戻って来るのは実家もあるし、狩場となる魔の森もあるという理由からですの。
実家に住めなくてもヤマギワ村なら新しく家を建てるなどで村を拡張すれば住むことは出来ますからね。
人口が五十人増えたから五十軒の家を建てるではありませんからね。
実家に住む人やお金を出し合って新しく家を建てるとかで新しく家を建てても十数軒ぐらいですからね。
ヤマギワ村は余所の町と違ってまだまだ拡張しても困らないぐらい余裕がありますからね。
ー閑話休題ー
中央都市ジアルジュを出発して四日目にビット村に到着しますの。
その翌日にビット村を出発して四日目にロッド村に到着しますの。
その翌日にロッド村を出発してラオネの町に到着するのは二日目の夕方ごろに到着する日程だそうですの。
中央都市ジアルジュに近いビット村は中央都市ジアルジュからの定期便で食料や生活用品などの購入しているそうで、ロッド村はラオネの町が近いのでラオネの町かあら食料や生活用品などを購入しているそうですの。
定期便以外にも行商の商人さんがいて、その商人さんからも食料や生活用品などを購入しているそうですの。
村の主な収入源は魔石やモンスターのドロップアイテムを商人さんや中央都市ジアルジュやラオネの町で販売しているそうですの。
周囲は完全に森なので広大な農地で野菜などを生産して販売することが出来ないので物資は購入するしかないそうですの。
モンスターに農産物を食べられたり、農地を荒らされたりするので安定した収入を得るには厳しいそうですの。
生活する上では食べるには困らない程度の農産物の生産と動物やモンスターのドロップアイテムで食料難ではないそうですの。
森の中で食料難や収入が足りないっていうような村は存在出来ないですからね。
何かしらの生活を維持出来る手段があるのだと思う今日このごろです。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
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