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【修正作業中】ちっちゃな聖女は伝説の勇者様? ~TS勇者の異世界冒険禄~  作者: エグP
第十二章 旅路 グランドツール共和国 獣人領

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第292話 旅の準備

旅の用意

 おはようございます。今日も元気なカスミールです。

今日の予定は先代の獣王様が戻ったと思われるラオネの町への情報集めと旅の準備を行いますの。


 ラオネの町へのルートですが、飛竜ワイバーンを使って直接行ける訳ではなかったのです。

飛竜ワイバーンという空飛ぶ竜なのだから飛行範囲内や活動範囲内であればグランドツール共和国内であれば自由に何処へでも行けると考えていたのです。


 ですが、飛竜ワイバーンの運用は飛行便というだけで飛竜ワイバーンを使って何処へでも行ける訳ではなかったのです。

 飛行便というのは空飛ぶ定期便(飛行機)という意味らしいのです。


 搭乗者の望む場所へ行くには事前申請と飛竜ワイバーンの運用元から許可が出た場合に限られるそうですの。

 以前にタイガの大森林のランクSからパルチ山のランクSまで飛竜ワイバーンで運んで貰った時のように国からの要請や緊急事態発生などの場合には引き受けて貰えるそうです。


 お金のあるソロ冒険者や冒険者パーティーや商人などの依頼の場合は断られるというお話だそうですの。

 飛竜ワイバーンは脅威度Bのモンスターなので飛行ルート次第では周辺各地へ迷惑をかけることになります。


 これは動物や脅威度の低いモンスターが脅威度Bの飛竜ワイバーンに怯えてしまうからですの。

 個人依頼などが出来るのであれば、エルフル遺跡群のランクSへ向かう時にも馬車ではなく飛竜ワイバーンを使えた訳ですからね。


 環境への影響を考えると無闇に飛竜ワイバーンの飛行ルートを変えることはは出来ないのです。


 転移ポイントの登録場所にラオネの町は登録されていなかったので飛竜ワイバーンと馬車を使って行くしかないのです。

 この世界の交通網って高速馬車や飛竜ワイバーンの飛行便とか大きな街や都市にはありますが、町や村レベルになると高速馬車や飛竜ワイバーンは利用出来なくなります。


 ラオネの町の近くの飛竜ワイバーンや高速馬車が停車する街まで行って、そこから定期便や馬車に乗り換えとなりますの。

 大きな街から離れている町だと馬車での移動も長時間になるので大変なのです。


 平地を移動する馬車と森の中の移動は少し違うと思いますの。

グランドツール共和国全体が森の中にあるような国なので馬車移動と言ってもグランドワール王国の時のような楽な移動になるとは思っていないのです。


 幸いにもラオネの町は中央都市ジアルジュから近くて定期便で十日ぐらいの距離でしたの。

 高速馬車で十日ではなく定期便で十日ぐらいですから比較的近い距離にラオネの町があるようですね。


 森の中を進むという馬車の旅は初めてですの。街道はモンスター除けをしていると思いますが、道中でモンスターが襲って来る危険もあると思いますの。

 私なら問題ないですが、危険なモンスターが来るかもしれないとなると定期便を護衛する冒険者さんも結構強くないと大変だなと思いました。


 グランドツール共和国全体が森なので、脅威度の高いモンスターが出るようなら大変だなと思いましたの。

 脅威度Cのモンスターも数次第ではBランク冒険者やBランク冒険者パーティーの護衛要員の雇用が必要になりますの。


 冒険者の中で一番多いのはDランクとCランクの冒険者さんなのです。

Cランク冒険者パーティーでは、脅威度Cのモンスターを相手にするのは少し厳しいですからね。


 これが平地であればCランク冒険者でも人数でカバー出来ますが、森の中という環境では脅威度CのモンスターにCランク冒険者では厳しいですからね。

 モンスターと戦う環境でモンスターの脅威度と冒険者が対応出来る冒険者ランクも変わって来ますからね。


 特に視界の悪い森の中でモンスターの脅威度や数を見間違えると大変な目に遭いますの。

 一応、モンスター除けの魔道具は設置されているようですが効果が十分に発揮されるとは限らないのです。


 モンスター除けはモンスターが本能で避けるように作られている魔道具ですが、モンスターが興奮してしまっては効果が利かない場合もあるんだそうですの。

 カズンワールの国境の砦の近く砂漠にもモンスター除けが施されていましたが万全ではなかったですからね。


 約十日ぐらいの旅だと食料の準備は必要ありませんね。

ダンジョン探索時に用意して貰った食料がたくさんあるから量は問題ありませんの。


 えっ? 最後にダンジョン探索を行ったのは数ヵ月前なのに食料の賞味期限は大丈夫かってことですか?

 アイテムポーチの入っている食料は時間停止するので、いつでも出来立てを食べることが出来ますの。


 それよりも馬車に一緒に乗り合わせる乗客の人にこんな小さなアイテムポーチに食料が信じられないぐらい収納されていることや日持ちが可能なことを気付かれないように注意しなければならないのです。


 勇者の持つアイテムポーチは特別仕様なのです。

私は青のウェストポーチになっているアイテムポーチと赤の肩掛けポーチと二人の勇者分のアイテムポーチを利用出来るのです。

 

 寝る時やお風呂に入る時なども私から外すことが出来ないので二つものアイテムポーチを邪魔だなと感じることもありますの。


 十日分の保存食ではない食料を常に用意出来る一般的なマジックバッグはありませんからね。

 馬車旅の道中に村に立ち寄る機会があったとしてもたくさんの食糧の買い物は出来ないでしょうし、バレないようにする準備は必要なのかも。


 森の中を進む定期便がどんな感じなのか分からないので考えられる範囲で準備しておいても問題ないと思いますの。

 個人専用のテントみたいな物を用意して休憩時の食事はその中で食べるなんて工夫も出来ますからね。


 私の予想ではエルフル遺跡群のランクSへ向かう時ぐらいの馬車旅だと思っていますの。

 あのランクSダンジョンもグランドツール共和国内のダンジョンですから道中は森の中だったはずです。


 森の中を走っているという感じはしないぐらい大きな行路を走っていたので、今回の定期便も大丈夫だろうと思っていますの。

 ちょっと大きめの馬車のすれ違いも十分に余裕があるほどの道幅でしたからね。


 後は、定期便の日程さえ確認出来ればいつでもラオネの町へ出発出来そうなのです。

護衛の冒険者さんたちでは対処出来ないモンスターは出て来ないと思いますが、もし私が駆り出されても身バレしないように武器だけは用意しておこうと思いますの。


 剣神ジョア様が持っているような業物の剣では違い意味で注目されそうですからね。

 ここはミスリルの剣かミスリルの刀ぐらいの方が無難と思う今日このごろです。

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ーリメイク情報ー

終焉の起源をリメイクしています。

こちらの作品も宜しくお願いしますmm

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