──*──*──*── フィールド
≪ フィッツ村 ≫を出たら、コブリンとゴブリンの住み処へ向かう。
コブリンとゴブリンの住み処は離れているから、先ずは近いゴブリンの住み処を目指す事にした。
コブリンとゴブリンの住み処が何処に在るかは、精霊さん達が探してくれて、見付けている。
お蔭でセフィに案内してもらえるから、大幅な時間の短縮が出来ている。
ゴブリン退治が終わった後あとには、昼食ランチ休憩が出来そうかな。
──*──*──*── ゴブリンの住処
小型犬:セフィ
「 ──此こ処こです 」
レミィンダティナ
「 ゴブリンって洞窟の中で暮らしてるんだ? 」
小型犬:セフィ
「 森で暮らす森ゴブリンですからね。
ゴブリンは肉食です。
襲われた人じん族ぞくの男は喰くわれ、女は拐さらわれ子作りの道具として使われますよ 」
レミィンダティナ
「 そ…そうなんだね。
漫画やアニメの設定と似にてるんだな~~ 」
小型犬:セフィ
「 精霊の報告では、この洞窟はか・な・り・深く、地下も在るようです。
襲った人じん族ぞくから奪った “ お宝 ” も有るようです。
こっそり頂いてしまいましょう 」
レミィンダティナ
「 戦利品ひんだね!
ゴブリンが持ってても使い道は無さそうだよね? 」
小型犬:セフィ
「 行きましょう 」
レミィンダティナ
「 緊張して来きたよ……。
えぇと、真ま正しょう面めんから行くの? 」
小型犬:セフィ
「 勿論です。
順じゅん々じゅんに眠らせながら進みましょう 」
レミィンダティナ
「 うん 」
そんな訳で、アタシは小型犬ワンコセフィ白狼神フェンリルを抱だっこしたまま、ゴブリンの住すみ処かへ歩いて向かう。
リアルなゴブリンは恐こわいけど、カルザベンカルマザダイカーとぎ・っ・ち・ぃ・も居いてくれるから安心だよ!
洞窟の前まえに着くと、門番をしているゴブリン達が何なにか話しているみたい。
セフィ白狼神フェンリルが睡眠スリープ魔法マジックを使うと門番のゴブリン達は瞬しゅん時じに眠ってしまう。
まるで気絶をしたみたいに地面に倒れ込んじゃったよ。
小型犬:セフィ
「 トドメを刺して先へ進みましょう 」
レミィンダティナ
「 そだね 」
アタシは精霊魔法を使って、地面に倒れたゴブリンを倒す。
出でて来きた宝箱の中身はぎ・っ・ち・ぃ・が回収してくれるみたい。
レミィンダティナ
「 ぎっちぃ、宝箱の回収してくれるの? 」
ぎっちぃ
「 ぎっ!
ぎぃ~~ 」
レミィンダティナ
「 有あり難がとう。
ぎっちぃに任せるね 」
ぎっちぃ
「 ぎぎ 」
嬉しそうなぎ・っ・ち・ぃ・に宝箱の回収を任せて、アタシは洞窟の奥へ進む事にした。
ゴブリンと遭遇する度たびにセフィ白狼神フェンリルが睡眠スリープ魔法マジックで眠らせてくれるから楽らく過ぎる。
セフィ白狼神フェンリルの使う睡眠スリープ魔法マジックは百ひゃっ発ぱつ百ひゃく中ちゅうなんだよね。
途中には部屋も在って、部屋の中に居いたゴブリンも残らず睡眠スリープ魔法マジックで眠らせる。
アタシは精霊魔法を使って次つぎ々つぎと倒して先へ進む。
地下へ続く階段を下おりて行く。
──*──*──*── 地下
精霊さん曰いわく、地下は迷路みたいにい・り・く・ん・で・いるみたい。
部屋も沢たく山さん在って、ゴブリンの数かずも多いらしい。
[ 広い空間 ]が在るから、精霊さん達がゴブリン達を[ 広い空間 ]へ誘おびき寄せてくれる事になった。
金銭に変えられる物ぶっ品ぴんは精霊さん達が回収してくれて、空からっぽになった部屋に関しては、精霊さん達が埋めてくれるらしい。
アタシはセフィ白狼神フェンリルの案内で広い空間を目め指ざして、ひたすら歩く。
レミィンダティナ
「 今の所、ゴブリンに捕つかまってる人は居いないんだよね? 」
小型犬:セフィ
「 今は繁殖期ではないですからね。
この依頼クエストはゴブリンが繁殖期を迎える前まえに倒してしまおう──という意図も有りますよ 」
レミィンダティナ
「 そうなんだ。
繁殖期前まえなんだね 」
小型犬:セフィ
「 繁殖期を迎えたゴブリンは凶暴性が増まします。
D級冒険者には倒せなくなります。
繁殖期前まえのゴブリンならばD級冒険者でも倒せます 」
レミィンダティナ
「 繁殖期のゴブリンって強いんだね……。
コブリンも繁殖期を迎えたら強いの? 」
小型犬:セフィ
「 当然、強くなりますよ。
コブリンの方ほうが危険度が増ましますから、B級冒険者の依頼クエストになりますね 」
レミィンダティナ
「 繁殖期前まえだからD級でも倒せるんだね 」
小型犬:セフィ
「 そろそろ広い空間に出でますよ。
凄い数かずのゴブリンが居いますよ 」
レミィンダティナ
「 そんなに居いるの?
熟練度を上あげる為にも頑張るね 」
──*──*──*── 広い空間
確たしかに[ 広い空間 ]には大量のゴブリンが集まっていて、ギッチギチに入はいっている。
恐こわいな~~。
セフィ白狼神フェンリルが睡眠スリープ魔法マジックで眠らせてくれたから、襲われなくて済んでるけど、こんなに沢山のゴブリンが居いるなんてゾッとするよ……。
精霊魔法を使って眠っているゴブリン達を倒して行くけど、アタシは未まだ単体しか倒せないから時間が掛かっちゃう。
倒したゴブリンが宝箱に変わると、ぎっちぃの出番。
ぎっちぃは宝箱を開あけるのに夢中だ。
ゴブリンのドロップアイテムって、どんなのだろう……。
レミィンダティナ
「 ふぅ~~。
大だい分ぶん減ったね~~。
この[ 広い空間 ]に集まって来くるゴブリンって、足あし取どりがフラフラしてるけど、どうしちゃったの?
アタシに気き付づきもしてないみたいだし 」
小型犬:セフィ
「 精霊が魅了チャーム魔法マジックを使っているからですよ 」
レミィンダティナ
「 魅了チャーム魔法マジック?
ゴブリン達は魅了チャームされてるって事? 」
小型犬:セフィ
「 そうですよ。
ゴブリンが好このむ香かおりを嗅かがして骨抜きにしています 」
レミィンダティナ
「 骨抜き……。
魅了チャーム魔法マジックって、そんな事も出来るんだね 」
未まだ々まだゴブリン達は[ 広い空間 ]に入はいって来くる。
1体、何どれだけのゴブリンが洞窟の地下で暮らしてるんだろうね!
小型犬:セフィ
「 お疲れ様です、エイミ。
あのゴブリンで最後ですよ 」
レミィンダティナ
「 やっとぉ~~?
途中から大きなゴブリンが増えて来きたけど……、本来なら苦労して倒すんだろうね 」
小型犬:セフィ
「 そうですね。
D級冒険者には倒せませんね。
エイミはLVレベル400目もく前ぜんですからね、問題無いですよ 」
レミィンダティナ
「 あはは……。
セフィ白狼神フェンリルと精霊魔法のお・蔭・だね 」
大きくて強そうなゴブリンも精霊魔法で倒す。
小型犬:セフィ
「 残りのゴブリンを倒したら、外そとに出でましょう。
[ 広い空間 ]より下したの地下は精霊達が埋めてくれています 」
レミィンダティナ
「 うん……。
後あと100体くらいかな? 」
小型犬:セフィ
「 167体ですね 」
レミィンダティナ
「 うわぁ………。
教えてくれて、有あり難がとね 」
何なんとか167体の眠っているゴブリンを精霊魔法で倒し終える事が出来た。
つ……疲れたぁ~~~~。
地面にヘタリ込んだアタシの傍そばにカルザベンカルマザダイカーが来きてくれた。
カルザベンカルマザダイカーはアタシが精霊魔法でゴブリンを倒している間あいだ、ずっと気持ち良よさそうに寝てたんだよねぇ~~。
小型犬:セフィ
「 帰りはカルザの背中の上うえで休むと良いいですよ 」
レミィンダティナ
「 うん……そうするぅ~~~~。
カルザ、出で口ぐちまで宜しくね…… 」
カルザ
「 がぅ♪ 」
何なんで嬉しそうなんだろうね?
アタシはカルザベンカルマザダイカーの頭を撫で撫でしてから、背中に乗せてもらった。
カルザベンカルマザダイカーの背中に俯うつぶせに寝そべって休ませてもらう。
出で口ぐちに着く迄、寝てても良いいかな?
小型犬:セフィ
「 ──この辺へんで良よいでしょう。
昼食ランチの準備が出来次第、エイミを起こします。
それまでは休ませてあげましょう 」
カルザ
「 がう 」
ぎっちぃ
「 ぎぃ~~ 」
セフィ白狼神フェンリル達が洞窟から出でると、精霊王達が洞窟を埋めてしまい、完全に塞いでしまった。