──*──*──*── 2月下旬
≪ フィッツ村 ≫を出立する日が着実に近付いて来ている。
皆忙しく、それぞれ挨拶回りの準備を進めている。
アタシとハインツに関しては「 挨拶回りの準備,荷造りをする必要は無い 」って言われてるんだよね。
子供だからかな??
そんな訳で、アタシは何時も通り、小型犬セフィと一緒に《 冒険者ギルド・フィッツ 》へ向かった。
ニィニレンディムダンテルに言われた事を守って、ぎっちぃとカルザベンカルマザダイカーも一緒だよ。
──*──*──*── 冒険者ギルド・フィッツ
大きいカルザベンカルマザダイカーには《 冒険者ギルド・フィッツ 》の外そとで待ってもらう。
ぎっちぃはカルザベンカルマザダイカーの毛並みに惚れ込んじゃってる事もあって、カルザベンカルマザダイカーの背中の上うえで寛くつろいでいる。
アタシは小型犬ワンコセフィ白狼神フェンリルを抱だっこして、掲示板に貼り出だされている依頼クエスト書を見ている。
少しでもBR冒険者ランクを上あげる為にBP冒険者ポイントを貯めたいんだよね。
馬車で移動する間あいだは依頼クエストを受けれないから──。
レミィンダティナ
「{ ねぇ、セフィ──。
≪ フィッツ村 ≫を出でた後あとは何ど処こへ向かうの?
≪ 公国ノクタルルド ≫を出でて、ハインツハイベルツィウンツの故郷でもある≪ 帝国アンデルハイド ≫へ向かうの? }」
小型犬:セフィ
「{ エイミは新鮮な海鮮料理が食べたいのでしょう? }」
レミィンダティナ
「 あはは……まぁね。
{ 行けるなら行きたいと思ってるけど…… }」
小型犬:セフィ
「{ ≪ 帝国アンデルハイド ≫に入はいれば、海を見る事は出来なくなります。
商業が盛んな≪ 小国ヤンドクリフ ≫でも《 ダンジョン 》が最もっとも多い≪ 大国グレイシアノス ≫でも海を見る事は叶いません。
≪ 公国ノクタルルド ≫を出しゅっ国こくする前まえに海を見ておくと良いいですよ。
ハイベルツィウンツにも良いい思い出でとなるでしょう }」
レミィンダティナ
「{ へぇ~~海って≪ 公国ノクタルルド ≫でしか見れないんだね。
じゃあ、ハインツハイベルツィウンツに広くて綺麗な海を見せてあげないとだね♪ }」
小型犬:セフィ
「{ 海うみの近くには≪ 港街マイラベーズ ≫が在ります。
港みなと街まちならではの観光を楽しめますよ }」
レミィンダティナ
「{ わぁ!
良いいね、それ!
じゃあ、≪ フィッツ村 ≫を出でたら≪ 港街マイラベーズ ≫へ行こう!
港みなと街まちで観光して、楽しい思い出でを作っちゃおう! }」
小型犬:セフィ
「{ ≪ 港街マイラベーズ ≫の次は皆みなのLVレベル上あげも兼かねて≪ 迷宮都市セイガード ≫へ立ち寄っても良いいですね。
レンディムダンテル,ディリアディアズには最低でもLVレベル500を目め指ざしてもらいます。
ハイベルツィウンツは未成年ですからLVレベル100程てい度どで良いいでしょう }」
レミィンダティナ
「{ 8歳に『 LVレベル100にしろ 』は鬼畜だと思うの…… }」
小型犬:セフィ
「{ 眷属なので不可能ではないですよ。
ハイベルツィウンツの事はアイベルファイラ,マルチェントティスナに任せれば良いいです }」
レミィンダティナ
「{ そうかな…… }」
小型犬:セフィ
「{ ≪ 迷宮都市セイガード ≫を出でた後あとは、≪ 帝国アンデルハイド ≫を目め指ざして進めば良いいですね。
国境に着く迄にも≪ 町ちょう ≫≪ 街まち ≫が在りますから、立ち寄って観光を楽しめます }」
レミィンダティナ
「{ ≪ 帝国アンデルハイド ≫ではハインツハイベルツィウンツの事が有るけど、確しっかり観光も楽しみたいよ }」
小型犬:セフィ
「{ 観光も兼かねて商業が盛んな≪ 小国ヤンドクリフ ≫を巡り、《 ダンジョン 》が最もっとも多く《 冒険者学院 》の在る≪ 大国グレイシアノス ≫を観光し、人じん族ぞくの領土を出でれば良いいでしょう。
人じん族ぞくの領土を出でる前まえに最低でもLVレベル800に上あげる必要が有ります。
≪ 大国グレイシアノス ≫で《 ダンジョン 》巡りをすれば大丈夫でしょう }」
レミィンダティナ
「{ LVレベル800まで上あげないと危ないの? }」
小型犬:セフィ
「{ 亜あ人じん族ぞくの領土に出現する怪物モンスター,魔物マタムトの強さは異常ですからね。
≪ ノクターム大陸 ≫で比較的に安全な場所は人じん族ぞくの領土くらいです }」
レミィンダティナ
「{ そ…そうなんだ……。
アタシったら簡単に『 ≪ ノクターム大陸 ≫を巡りたい 』なんて言っちゃって……。
考え無しだったね }」
小型犬:セフィ
「{ エイミ、そんな事は思わなくて良いいですよ。
誰もが『 ≪ ノクターム大陸 ≫を巡りたい 』と思っています。
実現させる事が難むずかしく困難なだけです }」
レミィンダティナ
「{ 怪物モンスターや魔物マタムトと戦わないといけないもんね…… }」
小型犬:セフィ
「{ エイミ、コブリン退治の依頼クエストが有りますよ }」
レミィンダティナ
「 コブリン?
ゴブリンじゃなくて? 」
小型犬:セフィ
「{ コブリンはゴブリンより小こ型がたの怪物モンスターですよ。
ゴブリンは痩やせ型がたで好戦的です。
武装はせず、棍棒を使います。
コブリンは小こ肥ぶとり型がたですが、素す早ばやいです。
軽装をし、短剣を使います }」
レミィンダティナ
「 ゴブリンよりコブリンの方ほうが手強いって事こと? 」
小型犬:セフィ
「{ そうですね。
ゴブリン退治より、コブリン退治の方ほうがBP冒険者ポイントが高く、報酬も少しだけ高いですよ }」
レミィンダティナ
「 眠らせて倒すんだし、コブリンでもゴブリンでも良いいよね。
2つ受けよっか? 」
小型犬:セフィ
「{ 問題は有りません }」
アタシはゴブリン退治の依頼クエスト書とコブリン退治の依頼クエスト書を掲示板から剥はがして[ 受付カウンター ]に出だす。
無事に受理をしてもらえたから、依頼クエスト書を受け取って、《 冒険者ギルド・フィッツ 》を出でる。
外そとで大人しく待ってくれていたカルザベンカルマザダイカーの背中に跨またがったら、静かに立ち上あがってくれたカルザベンカルマザダイカーが正せい門もんまで移動してくるれる。
今回、受ける依頼クエストが最後になるかも知れないね。
気合を入いれて頑張るぞ!!