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✒ 旅立ち 2

◎ 読者の皆さん、御早う御座います。

  裁縫は中学校の家庭科の授業以来していませんので、ヌイグルミを作った事は有りません。

  なので、ヌイグルミの作り方は想像です。


 アタシがクロス・ステッチでてんとうむしっているあいだニィニ(レンディムダンテル)手巾ハンカチの刺繍を完成させていた。


 出来上がりを喜んだお父さん(アイベルファイラ)に「 予備に10枚お願いしますね♥️ 」なんて言われちゃったから、またチクチクと刺繍を始めている。


 お父さん(アイベルファイラ)ってば、ついさっき出来上がったばかりの手巾ハンカチほおりなんかしちゃって喜んでいる。


 よっぽど、ぎっちぃが好きらしい。


 ぎっちぃをさわれなくて撫で撫でが出来ないからって、刺繍された “ ぎっちぃ ” で満足しようと頑張ってるのかな?


 つみぶかいな、ぎっちぃってば!


 無理矢理にっこしてほおりしないお父さん(アイベルファイラ)は偉いと思う。


 ぎっちぃのヌイグルミでも作ってプレゼントしたら喜んでくれるかも知れない。


 裁縫は得意じゃないから、じょうには作れないし、ぎっちぃの可愛さを再現するのはむずかしいと思うけど──、ぎっちぃファンのお父さん(アイベルファイラ)には喜んでほしいもんね。


 挑戦チャレンジしてみようと思う。


 ずは “ ぎっちぃ ” のかたがみを作らないとだね。


 ヌイグルミなんて作った事が無いから、想像イメージを頼りに作る事になっちゃうけど……。


 作業台の無い馬車のなかじゃあ、かたがみは作れないから、馬車がまったときかたがみを作る事にしよっと。


 そうそう──ちなみにだけど、アタシが刺繍をしてるあいだセフィ(白狼神フェンリル)お父さん(アイベルファイラ)の膝のうえすわっている。


 「 セフィ(白狼神皇)様を膝のうえに乗せるなんて、おそれ多いです! 」って拒否っていたけど、可愛いセフィ(白狼神フェンリル)うるんだ瞳でお父さん(アイベルファイラ)を見詰め続けた結果──、お父さん(アイベルファイラ)セフィ(白狼神フェンリル)くっした。


レミィンダティナ

「 ねぇ、セフィ。

  魔物生成してまれた “ ぎっちぃ ” に性別って有るの? 」


小型犬:セフィ

「 魔物生成で誕生した魔物マタムトに性別は無いですよ。

  一代限りとなりますから、づくりも出来ません。

  一般的な魔物マタムトと違うのは寿命を主人あるじと共有している事です。

  主人あるじきている限り元気です。

  主人あるじが亡くなれば、存在が出来ずに自然消滅してしまいます 」


レミィンダティナ

「 そうなんだ?

  アタシがきてる限り、ぎっちぃはき続けるんだね。

  体調を崩したり病気をしたりは? 」


小型犬:セフィ

「 しませんよ。

  安心してください 」


アイベルファイラ

レンダ(レミィンダティナ)、私になつく “ ぎっちぃ ” を魔物生成する事は出来ませんか? 」


レミィンダティナ

「 えぇっ?

  もう1体、ぎっちぃを生成するの?

  セフィ、出来るもんなの? 」


小型犬:セフィ

「 ぎっちぃと同じ魔物マタムトを魔物生成する事は出来ません。

  別の魔物マタムトの生成も出来ませんよ 」


レミィンダティナ

「 ぎっちぃを生成した1回こっきりって事なの? 」


小型犬:セフィ

「 そうですね。

  魔物生成を繰り返すと熟練度ががります。

  熟練度ががれば魔物生成のLVレベルがります。

  LVレベルげた魔物生成を “ ぎっちぃ ” に使う事で強化させる事が出来ます 」


レミィンダティナ

「 ぎっちぃを強く出来るんだ!?

  ん~~でもさ、今でもじゅうぶん活躍してくれてるよ。

  強くする必要、有るのかな? 」


小型犬:セフィ

このみの問題です。

  時間はいくらでも有ります。

  暇を持て余したとき挑戦チャレンジしてもいですよ。

  熟練度をげるなら、あのクッションを使えばいです 」


レミィンダティナ

「 そういう事か──。

  暇潰しが出来るようになんにでも熟練度が有る訳だね 」


 アタシは刺繍が得意な訳でもないし、大好きな訳でもないから、刺繍に熱中したり集中力が続いたりしないんだ。


 だから、ひといきいて、休憩を挟む必要が有る。


 気分転換もねて、手をめてはセフィ(白狼神フェンリル)と話をする。


 聞きたい事が無くなれば、くちをチャックして、再び手を動かしては刺繍(クロス・ステッチ)を続ける事を繰り返した。


 ちなみにだけど、馬車は凄い速さで走ってはいるけど、揺れたりはしていない。


 精霊魔法で揺れないようにしているからみたい。


 今更だけど、揺れないから馬車酔いをしなくて済むからがたいよぉ~~。






──*──*──*── 夕方


小型犬:セフィ

「 馬車が停まりました。

  キャンプをしましょう 」


 にかセフィ(白狼神フェンリル)ハインツ(ハイベルツィウンツ)の膝のうえくつろいでいた。


 セフィ(白狼神フェンリル)ってば、すっかりいぬしてないかな?!


 ハインツ(ハイベルツィウンツ)は嬉しそうだけど──、じゅうしんの直系子孫の末裔のげんに落っことしちゃったの!?


 セフィ(白狼神フェンリル)いならいんだけど──、お腹を撫で撫でされてる状態で言われると一寸ちょっとだけ悲しい気持ちになっちゃうカナーーーー。


 馬車ドアの鍵が解除されると自動で馬車ドアがひらく。


 これも精霊魔法の能力ちからなんだよね。


 ずは外の安全を確認する為にちょう役のお父さん(アイベルファイラ)が馬車から降りる。


 次にお姉ちゃん(マルチェントティスナ)が降りて、次にニィニ(レンディムダンテル)が降りた。


 アタシのまえセフィ(白狼神フェンリル)っこしてくれているハインツ(ハイベルツィウンツ)が降りたら、アタシの降りるばん


 最後に馬車から降りるのはお兄ちゃん(ディリアディアズ)だ。


 アタシが馬車を降りたときには、すでに《 キャンプ地(安全地帯) 》が完成していて、お姉ちゃん(マルチェントティスナ)が暮らしていた《 魔術具店 》が建っている。


 これも精霊魔法なんだよね。


 夕食ディナーそとで食べる事になっているんだけど、精霊魔法の結界の快適な温度のなかがいちゅうも気にしないで夕食ディナーを楽しむ事が出来るのは、まいの事ながらがたいよ♥️


 みんなそろった楽しい夕食ディナーが終わったら、おの(おの)が就寝するまで自由時間の始まり。


 お父さん(アイベルファイラ)お姉ちゃん(マルチェントティスナ)ニィニ(レンディムダンテル)お兄ちゃん(ディリアディアズ)の4人は、LVレベルげをする為に《 キャンプ地(安全地帯) 》からて、怪物モンスター魔物マタムトを倒しに出掛けてしまった。


 運動そくなまった肉体からだを思いっきり動かしたいのかも知れない。


 アタシは “ ぎっちぃ ” のヌイグルミを作る為に必要なかたがみを作る事にした。


 ぎっちぃには綺麗に拭いた食卓テーブルうえに乗ってもらう。


 見えない精霊さんが用意してくれた裁縫道具のなかはいっているメジャーを使って、ぎっちぃのさいすんをする。


 見えない精霊さんが用意してくれたはくはかったさいすんをメモる。


 本物の “ ぎっちぃ ” よりもじゃっかん大きくなっちゃうかも知れないけど、に関してはお父さん(アイベルファイラ)に御免なさいしたい。


 見えない精霊さんが用意してくれたはくにパーツごとに “ ぎっちぃ ” のく。


 見えない精霊さんが用意してくれたはさみを使って、パーツごとに切り分けを終えたら、くろの裏にかたがみを当てて線を引く。


 しろ1cmぶんを確保しながら裁縫ばさみを使ってを切った。


 黒糸をとおした針で最初にう事にしたのは、ぎっちぃの羽根にした。


 ミシンなんて使えないから、みちにチクチクといをする。


 羽根をい終えたら、がるはりがねい付けておく。


 引っくり返したなかに、精霊さんが用意してくれた綿をれる。


 綿をれ終えたら、綿がてしまわないようにぐちを軽く縫っとく。


 背中になる部分のには、羽根を取り付ける為に必要な穴を2つ、あらかじけている。


 おもてがわに出来上がった羽根をゆうの穴に差し込んで、しろ同士をチクチクとい付けた。


 胴体のしろい合わせる為におもてがわを背中合わせにしてからしろをチクチクとい合わせた。


 い合わせを終えたら、綿をれる為にうらがえす。


 綿をれるまえに顔になるおもてがわくちい付ける事にした。


 くちにはしろを使い、づきがたに切っている。


 づきがたくちには黒糸で縦線を5本チクチクとう。


 白糸を使ってくちい付ける事にする。


 くちい付けたあとは綿をれるんだけど──、セフィ(白狼神フェンリル)から就寝するように言われたから、ヌイグルミづくりは一旦おひらきにした。


 ちなみにハインツ(ハイベルツィウンツ)すでに《 魔術具店 》のなかはいっていて、用意された[ 個別寝室 ]でってるみたい。


 アタシはセフィ(白狼神フェンリル)っこして《 魔術具店 》にはいる事にした。


 ぎっちぃにもこえを掛けるけど、ぎっちぃは食卓テーブルうえで、お姉ちゃん(マルチェントティスナ)が戻ってるのを待っていたいみたい。


 食卓テーブルうえで、ゴロゴロと転がって遊んでいる。


 楽しんでる “ ぎっちぃ ” の邪魔をするのは可哀想だからね、好きにさせる事にした。


 ぎっちぃには “ 結界からないように ” って事を言い聞かせとく。


 アタシは “ ぎっちぃ ” を残して《 魔術具店 》のなかはいった。


──*──*──*── 魔術具店


 外観は《 魔術具店 》だけど、なかは違っていた。


 店内だった広い場所は誰もがくつろげる空間に改装されているし、壁にはドアが付いている。


 ゆうの壁にドアが3つずつ付いている。


 ドアにはネームプレートが付いているから、どの個室を使えばいのか分かるようになっている。


 ぐちから左側に在るドアには、お父さん(アイベルファイラ)ニィニ(レンディムダンテル)お兄ちゃん(ディリアディアズ)のネームプレートが付いていて、右側に在るドアには、お姉ちゃん(マルチェントティスナ)ハインツ(ハイベルツィウンツ),レミィンダティナのネームプレートが付いている。


 奥の壁にはドアは無いけど、リボンカーテンが掛かっていて、先へはいれるようになっているみたい。


 つくろげる空間のいしどこうえには高そうな絨毯カーペットが敷かれている。


 テーブルとソファーも置かれていて、本棚も置かれている。


 個室にはいるのはあとにして、奥の部屋にはいってみる事にした。 


 一寸ちょっとだけドキドキしちゃうな!


 リボンカーテンの先へ進むと普通に《 魔術具店 》の店内にた。


レミィンダティナ

「 どゆことぉ?? 」


小型犬:セフィ

「 精霊魔法を使い《 魔術具店 》のぐちと繋げたのです 」


レミィンダティナ

「 そうなんだ?

  あれ?

  《 魔術具店 》からそとれる──って言ってたよね?

  ぐちが使えないなら、からそとるの? 」


小型犬:セフィ

「 [ 台所キッチン ]にかっぐちが在ります。

  からり出来ます。

  精霊魔法を掛けていますから、決まった人物しかり出来ないようにしています。

  安全地帯として《 魔術具店 》でも過ごせます 」


レミィンダティナ

「 そうなんだね。

  じゃあ、でもヒヒン(馬車馬)に会いに行けるって事?? 」


小型犬:セフィ

「 そうですね 」


レミィンダティナ

かったぁ~~。

  元気なヒヒン(馬車馬)に会えるんだ♪ 」


小型犬:セフィ

「 ≪ フィッツ村 ≫に到着したらしばらく滞在しましょう。

  そのあいだヒヒン(馬車馬)に会いに行けます 」


レミィンダティナ

「 うん!

  ふふふ(////)

  安心したら眠くなってちゃった 」


 アタシは用意された[ 個室 ]に移動する事にした。


──*──*──*── 個室


 なかはガランとしていて質素だ。


 自分ごのみの部屋に模様えが出来るのは嬉しいな♪


 取り敢えず、履き物を脱いでからベッドのうえすわる。


レミィンダティナ

「 ふぅ~~~~。

  フカフカしたごこいベッドは落ち着くね~~(////)」 


小型犬:セフィ

「 睡眠は大事ですからね。

  今はハインツ(ハイベルツィウンツ)も就寝していますけど、成人を迎えたあとは4人とともLVレベルげにはげむようになるでしょうね 」


レミィンダティナ

「 あははは……なりそうだね~~。

  ハインツ(ハイベルツィウンツ)にはでも強くなってもらわないといけないけど、無理はしないでほしいかな 」


小型犬:セフィ

「 あの4人を見ればむずかしいですよ。

  眷属は主人あるじを護る為、なによりも強さが求められます 」


レミィンダティナ

「 ねぇ、セフィ。

  かはクレイスさん以外にもアタシが “ 異世界から召喚された救世主の1人 ” って事を教えるの? 」


小型犬:セフィ

わざ(わざ)教える必要はないでしょう。

  救世主で有る事を隠していても問題は無いですよ。

  エイミは “ 救世主 ” ではなく、“ 冒険者 ” として人生を謳歌すればいです。

  クレイスにもくちめはしています 」


レミィンダティナ

「 うん……。

  このままでいんだよね? 」


小型犬:セフィ

えて寝ましょう 」


レミィンダティナ

「 うん…… 」


 睡魔が襲ってるから急いで寝間着ネグリジェえた。


 ベッドのなかはいったら、重たくなったまぶたがって両目をじた。

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