✒ 迷子探し 1
レミィンダティナ
「 お姉ちゃん、次の依頼は何? 」
マルチェントティスナ
「 迷子探しだ 」
レミィンダティナ
「 迷子探し?
愛犬とか愛猫の? 」
マルチェントティスナ
「 いや、人族の子供だ 」
レミィンダティナ
「 それって誘拐の線も有るって事だよね! 」
マルチェントティスナ
「 誘拐?
何で迷子が誘拐に繋がるんだ? 」
レミィンダティナ
「 アタシの故郷ではね、本当に迷子だったケースも有るけど、迷子だと思っていたら事故,事件,誘拐,拉致とか色んな場合が有ったの。
本当に迷子だったら良いんだけど……。
お金持ちの子供なら、事件に巻き込まれたり、誘拐されたり、拉致された可能性も考慮して探した方が良いかも知れないの。
何処かで事故に遭っていたり、巻き込まれている可能性も捨てきれないよ。
他にも迷子になっていて、何日も帰って来てない子供も居るかも知れないの。
そうなると誘拐や拉致の線が強くなるかも…… 」
マルチェントティスナ
「 レミィ……幾ら何でも聡くないか? 」
レミィンダティナ
「 えっ?
そ…そうかな??
アタシは少年探偵団みたいな好奇心も行動力も無いよ 」
マルチェントティスナ
「 少年探偵団??
レミィの知り合いか? 」
レミィンダティナ
「 えとぉ……故郷で有名だった探偵団……カナーー 」
しまったぁ!!
【 名探偵コ◯ン 】のアニメを見てたからつい余計な事を口走っちゃったかも知れない。
異世界では “ 迷子= 誘拐 ” って考えないのかな?
レミィンダティナ
「 だって治安が悪いんだよね?
実際に誘拐される子供も居るんでしょう?
“ 迷子= 誘拐 ” も有り得ると思うの 」
マルチェントティスナ
「 聡い!
聡過ぎるぞ!
お姉ちゃんはレミィの将来が心配だ! 」
レミィンダティナ
「 ど…どうして……なの?? 」
マルチェントティスナ
「 『 どうして 』だと?
1人で危ない事に首を突っ込んで突っ走ったりしないかの心配だ! 」
レミィンダティナ
「 お姉ちゃん……。
アタシは小心者だから危ない事に自分から首を突っ込んだりしないよ。
アタシは名探偵じゃないからね! 」
マルチェントティスナ
「 本当か? 」
レミィンダティナ
「 本当だよ。
危ない目にも怖い目にも遭いたくないなもん。
大概1人で現場へ行くとピンチに陥るんだよ。
危機感が無さ過ぎるんだよね、ドラマの主人公って! 」
マルチェントティスナ
「 どらま?? 」
レミィンダティナ
「 えぇと……故郷の言葉なの。
気にしないでほしいの 」
セフィ
〔 エイミが気になるなら、精霊達に探らせますよ。
暇を持て余していますからね 〕
レミィンダティナ
「 良いの? 」
セフィ
〔 精霊達はエイミの役に立ちたくてウズウズしています。
迷子探しの手伝いをさせてあげてください 〕
レミィンダティナ
「 有り難う!
是非、お願いしたいの 」
セフィ
〔 精霊達も喜んでいます 〕
マルチェントティスナ
「 精霊王様達が手伝ってくださるなら、レミィが危険な目に遭う事は無さそうだな 」
レミィンダティナ
「 お姉ちゃん、アタシ達も迷子を探そう!
名前は何て言うの? 」
マルチェントティスナ
「 クリムツ……男の子だな。
姓は無いから平民の子供らしい。
年齢は8歳だ 」
レミィンダティナ
「 8歳?
ハインツと同い年だね。
頑張って探そう! 」
マルチェントティスナ
「 親がクリムツを見失った場所へ行ってみるか 」
レミィンダティナ
「 うん 」
アタシはセフィ,お姉ちゃん
──*──*──*── 商店街
レミィンダティナ
「 此
人が多いから見失っちゃうのも分からなくはないけど…… 」
マルチェントティスナ
「 家族連
セフィ
〔 エイミ、家族向けのイベントが向こうで行
レミィンダティナ
「 家族向けのイベント? 」
マルチェントティスナ
「 面
試しに行ってみるか 」
レミィンダティナ
「 怪しいかなぁ…… 」
セフィ
〔 精霊が見張ってくれていますから大丈夫ですよ 〕
アタシはセフィ
──*──*──*── イベント会場・入り口
ピエロ
「 は~~い☆
ようこそ、お越しくださいましたぁ☆
親子連
イベントは明後日
レミィンダティナ
「 へぇ……異世界にもピエロって居
マルチェントティスナ
「 随分と陽気なピエロだな。
おい、イベントに参加が出来るのは親子連
ピエロ
「 こんにちはぁ~~☆
そうですよぉ☆
イベントに参加が出来るのはぁ親子だけですよぉ☆ 」
マルチェントティスナ
「 養
レミィンダティナ
「 へ? 」
ピエロ
「 大丈夫ですよぉ~~☆
エルフの養母
どうぞぉ~~中へ☆ 」
マルチェントティスナ
「 レミィ
レミィンダティナ
「 大
セフィ
〔 これでイベントに参加が出来ますね 〕
レミィンダティナ
「 うん…… 」
お姉ちゃん
う~~ん……何
お母さんと娘
異世界では貝繋ぎ
ピエロに案内されて《 イベント会場 》に入
親子連
お姉ちゃん
少しだけ高い舞台の上
《 イベント会場 》の入
何
リアルなピエロは一寸
イ◯ト風ピエロ
「 皆
本
此
イ◯ト風
マルチェントティスナ
「 本
レミィンダティナ
「 常連さんが多いみたいだね 」
イ◯ト風ピエロ
「 皆
初めましての参加者さんにはスタンプ帳をお渡ししますねぇ~~☆ 」
可愛い動物の着ぐるみを着たスタッフが、これまた可愛いスタンプ帳を手渡してくれた。
子供達は持参しているスタンプ帳を手に持ちながら妙にソワソワしている。
イ◯ト風ピエロ
「 今からゲームを始めまぁ~~す☆
僕達に親子の絆を見せ付けてくださいねぇ~~☆ 」
マルチェントティスナ
「 ほぅ?
親子の絆を見せ付けるゲームか。
面
お姉ちゃん
やる気満
マルチェントティスナ
「 レミィ
レミィンダティナ
「 そ…そだね……。
頑張ってみるの… 」
イ◯ト風
いよいよ、お姉ちゃん
一体どんなゲームをする事になるんだろう。
舞台の上
カーテンが開




