第0話「鍛えないとな」
語彙力があまりないので分かりにくい点があるかもしれませんが…頑張ってください(><)
(あ〜あ、、、こんな事になるなら日頃から鍛えておけばよかった、、、)
少年は走馬灯のような物を見ながらそう思う。
(今思っても仕方がないか、猫は助かったのかな?)
刹那とも言える時間の中で少年はとある猫のことを思い浮かべる。
「ごめんね母さん」
届くはずのない言葉を告げる。この瞬間少年の意識は途切れた、、、
10分前
「はぁ…今日も寝てしまった…」
少年の名は鈴木 明。明るい子に育って欲しいと意味を込められた名前だ。
「また母さんに怒られるよなぁ〜…はぁ、学校の先生すぐ家に電話するし…」
ため息混じりに言う。
側から見れば独り言を言っているヤバいやつなのだが本人は心で思っているので声が出ている事に気が付いていない。
「まぁ悩んでいても仕方ない!」
と、叫ぶように宣言していると…
(ん…?)
今度は声に出なかったが明は気がつく。
「何してるんだあの猫…」
道路で動けなくなっている猫を見つける。
車が来ているにも関わらず全く動こうとしない。
「危ない!」
叫ぶと同時に猫へ駆けつける、明は猫を抱き上げるが車はすぐ目の前へ来ている。車はスマホで何かを調べているのか前に出て来た明に気がつくのが遅れてしまった。
明は横へ逃げようとしたが瞬発力がなく、車がブレーキを踏む様子がない。
(ダメだ!間に合わない!)
そう考えると猫を道路脇に優しく投げ込む、そう、優しく。
明は猫を投げ込み車に轢かれた。
小説を書くのは初めてです。
リアルが忙しく更新ペースも遅いかもしれませんがこれからよろしくお願いします。
魔剣はあと数話程度挟んだら登場させようと思っています。