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ロザリード

神聖公国ロザリード


首都 ロザリード・ラーナ



街並みは白を全体の基調とし、真ん中には城というよりも大聖堂を思わせるロザリード城


その正面には巨大な女神の像が立ち、多くの人々が祈りを捧げている



街は活気に溢れ市場では店が所狭しと並ぶ



そして最大の特徴は様々な人種が交流していることだ


肌や髪の色でも区別はもちろんなく


人間にケモノ耳や尻尾、体毛や鱗がある亜人


見た目は動物だが二足歩行と知能を持ち人間の言語を使いこなす獣人



多くの土地では区別、差別がある種族間の溝がまるでないかのように多くの人々が交流していた




「おおーっ!



これぞまさに異世界!



俺の異世界ライフは今まさにここから始まるぜーっ!」


「「ぴっきゅーっ」」


叫ぶ幸明、それに同調するスライム達


「人の往来で恥ずかしいわよ…」


リーナが言う


「とりあえず、冒険者ギルドと宿を探そうか


道中に倒した魔物たちの討伐部位もそれなりにあるから良い稼ぎになってると思う」


アルトが言う






冒険者ギルド



「おお、やっぱ異世界だなぁ〜」


様々な装備を身につける多くの冒険者に目を輝かせる


「じゃあ換金してくるから」


アルトが受付へと向かう



「あ、あんた!



やっと会えたわ!」


女性冒険者が幸明を指さす


「…?


誰?」


幸明が言う



「な⁉︎


人の服を斬り刻んどいて忘れるなんて最低なヤツね!」


「服…?


あ、ゲータニクの街で急に部屋に入ってきたやつか!」



「そうよ!


てか、遅いのよ!


あんたらがロザリードに行くって聞いたからこっちも素早くロザリードに来たのにぜんぜん来ないんだから!



そんなことより…」


女性が言いかけた瞬間、ギルドに複数の兵士が入ってきた



そして…



「貴様、そのスライムは貴様のか?」


兵士の1人が手のひらに乗るスラ太郎と幸明を見ながらいう



「だったら?」



「大聖女様の指示だ、この者たちを捕えよ!」



「な⁉︎


逃げるぞ、スラ太郎!」


「ぴきゅっ!」



「逃がすな!」


兵士が掴みかかる


「ぴきゅっ!」


ヴンッ!


幸明と兵士の間に盾が出現する


「ぴきゅっ!」


スパパパンッ!


出入り口を封鎖する兵士の鎧が切られてスッポンポンの兵士たちが立ち尽くす


「ガード、ソード、ナイスだ!」


2匹を手のひらに乗せて走り出す


「待てーーー!」


幸明はギルドを出て走り出す



「きゅ…」


いつの間にか頭の上に乗っていたスナイプがそのまま走れと言わんばかりに小さく鳴いた



「止まれー!」


兵士が近づく


バシュッ!


スナイプが撃った弾丸が兵士の顔面に当たり弾ける



「空気弾?」


「きゅ…」


無駄な殺しはしない主義なんだ、と言いたげに小さく鳴いてから追ってくる兵士の顔面に次々と空気弾を撃っていく


ダメージは無いものの衝撃に驚き転んだり、足を止める



「よし、ナイスだ!



このままうまく逃げきれそうだな」



幸明は人ごみに紛れて兵士から身を潜めた





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