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スライム・ストライク

「グォォンッ!」


サイクロプスの腕が咆哮とともに振り下ろされようとする


テスラを抱きしめてサイクロプスに背を向けるウルス


テスラの前に立ち必死で盾を構える隊長



「神よ敵を討ち祓い、どうか皆をお救いください」

そしてサイクロプスを見つめながら神に祈るテスラ



その時だった



キラーン!


空から一筋のぷるぷるが凄い勢いで飛んできた



「ピッキュゥゥゥゥゥウッ〜〜〜〜!」


まるで助けてー、言わんばかりの声をあげながら空を翔る


ドゥンッ!


「グォンッ⁉︎」


そのぷるぷるは凄まじい勢いのままサイクロプスの顎に真横からぶつかった



「グォ…」


サイクロプスは脳震盪を起こし、白眼を剥く


「はっ⁉︎


みなさま、今です!


一斉に攻撃してください!」



テスラの号令と共にいくつもの巨大な魔法が放たれ、サイクロプスは沈黙した



サイクロプスの死体の処理や負傷者の手当て、会議に遅刻しないように素早く兵士たちが移動する準備を始める



テスラは様子を見ながら周囲を歩くとぷるぷるしたモノを地面に見つけた





「ぴ、ぴきゅぅぅぅっ〜…」


そのぷるぷるしたものがぷにぷにと動く



「スライム…?


まさかこれが神託のあった…」


テスラがスライムに近寄ろうとした瞬間だった



「テスラ様〜!


お怪我はございませんかぁー!」


ウルスがすごい勢いで走ってくる



「あ、ウルス、気をつけて…」


「ぴきゅっ⁉︎」


パチュンッ!


「ん?」


ウルスは足元に感じた軽快な水音に歩みを止めた…



「おや、どうやら野良スライムを踏み潰してしまったみたいです」


ウルスがテスラに報告する



「あ…ああ…」


テスラが崩れ落ちる


「テスラ様⁉︎」


「今、あなたが潰したスライムは神より神託のあったスライムでサイクロプスから我らを救ってくださったスライムなのですよ…」


テスラはがっくりと肩を落としながら言う


「す、すみません!」


「いえ…もう過ぎたことです…


出発の準備に取り掛かりましょう」





こうしてテスラ達は世界会議へと出発した



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