異世界の歩き方?
「じゃあ順番に行くわね
この大きいのがゲータニク、それはわかるわね?」
「ああ」
「その後ろは未開の地
んでここが今いる町
そしてこの国境沿いには4つの国があるの
北から順に
獣王国ガオン
軍事帝国ウルザード
魔導国アルナス
神聖公国ロザリード
そしてこの4つの国の先に魔境って言う地域があってそこにも色んな国があるけどあちこちで戦争も起きてて国はできたり消えたり占領されたり、革命が起きたり…
そしてそのさらに奥には魔王国がある
そして魔王国のさらに先にはゲータニクへと続く大森林と樹海、山脈があってそれを超えたら未開の地、そしてゲータニクへと戻るの
知ってた?
この世界は地面が真っ直ぐに見えて実は丸くなってるのよ!」
リーナがドヤ顔でいう
「うん…知ってた」
「んなっ⁉︎
い、異世界では高度な教育を受けてたみたいね…」
負け惜しみのように言う
「それはともかく、もし俺たちが向かうとしたらどこがいいと思う?」
「そうね…簡単に入れるのはロサリードかガオンね
あとは魔法が使えるならアルナスも入るのはそんなに難しくないわ
傭兵や信用のある商会のツテがないとウルザードには行けないわ、下手したら国境付近で殺されるかもねー」
「軍事帝国っていうだけあるなぁ…」
「もし行くならロザリードがいいと思うよ
スライム君達も警戒されにくいし来るもの拒まず、が信条だから
ガオンは人や地域によっては獣人と人間で確執があったり、迎え入れない街もあるらしいし」
「個人的には獣人も見たかったけどなぁ…」
「ロザリードも獣人の数は多いよ
あの国は多種族との共存を掲げているから」
「ふーん、よし、じゃあ俺たちはロザリードに向かうか!」
幸明がスライム達に言う
「「ぴきゅっ!」」
賛成と言わんばかりに体を縦に揺らす
「じゃあ、出発は明日で良いかしら?
今から必要な物買って、明日の昼前にはこの街を出ましょう」
リーナが言う
「え?
2人もついてくるの?」
「僕たちは君たちに恩があるから是非とも一緒に行かせて欲しい
ロザリードに着いたらその先のことはその時に考えよう」
「そんな後先考えずに国を出るのかよ…」
「「それが冒険者だから」」
アルトとリーナは声を揃えて言う
「そうか…じゃあロザリードまだまずはよろしく」
「ええ、まぁ、馬車を使えば10日もかからずに着くわ」
「馬車?」
「そうよ、ここまで来るのにアンタに追いつくために王都で馬車を買ったのよ
少し高くついたけどゴブリンオークの件でギルド長が安く売ってくれる口利きをしてくれたから」
「ほう、じゃあ快適に旅ができそうだな」
「ええ、じゃあ各自明日に備えて準備するわよ!」
リーナの号令で幸明たちは準備に取り掛かる
「とりあえずロザリードの観光情報でも探すか」
「「ぴきゅっ!」」
スラ太郎とソードが何かを訴える
「大丈夫、御当地グルメもしっかり下調べしようぜ」
「「ぴきゅーっ!」」
スラ太郎とソードは元気に飛び跳ねた
そして一行はロザリードへと歩みを進めた




