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外国旅行

「えーと、とりあえず変なのが乱入したのはおいといて…


確かに国外に行くのもありだよなぁ〜」


幸明は先ほど購入したリュックから地図を取り出して広げる


「今はこのデカい国にいるんだ」


スラ太郎とソードが地図を身を乗り出して観察する


ゲータニクは地図に載る大陸の三分の一を占めている



「んで、ここが今の場所で、ここが王都


だからこっち側に移動することになる



防具屋の話だと俺たちとは逆側の土地は少し行けば巨大な森と大きな山岳地帯、その先に山脈で区切られてその向こうは未開の地…


正直、こっち側には行けないからルート的にはこの先を進んで国外、って感じだな」


「「ぴきゅっ」」


2人は承知、と言わんばかりに体を揺らす


「で…どこの国を目指すのかが問題だな…


せめて国の特徴さえわかればなぁ


スラ太郎たちは国外のことは何か知ってる?」


ぷるぷる…


2人とも左右に体を揺らす


コンコンッ…


扉がノックされる


「はい?」


「私よ、リーナよ」


「え?


どうぞ」


幸明が応えると扉が開きそこにはリーナとアルトが立っていた


「久しぶりね!


スラ太郎もソードスライムも相変わらずぷるぷるねー!」


部屋に入るなりスライムたちをぷにぷにするリーナ


「リーナ、いきなり失礼じゃないか


はじめまして、ではないけど改めて挨拶させてほしい


僕はアルト、リーナとは双子の兄弟で冒険者をしている



先日は幸明君に命を救われた!


本当にありがとう!」


アルトは片膝をついて深く頭を下げる



「ちょ、ちょっと、やめてくれって


俺は何もしてないんだ


敵を切ったのはソードだし、アルトさんの治療を手伝ったのはスラ太郎だ



まじで俺は何もしてない」



「…君は謙虚なんだな


このスライムは君がテイムしているんだろう?」


「いや、テイムってわけじゃないけどさ


俺の頼れる相棒たちだよ」


「そうか


スラ太郎君、ソード君この度は本当に感謝している」


アルトがスライムたちにいう


ぷるぷる…ぷるん!


スライムたちは左右に揺れてから縦に跳ねる


「気にしなくていい、ってさ」


幸明が言う


「幸明君はスライムの言うことがわかるのかい?」


「いや、勘だよ


そう言ってる気がするってだけだ」


「そうなのか…なんとも不思議な関係だね」



「ねぇ、世界地図なんて広げてどうしたの?」


リーナが言う


「あー、実はこの国を出ようと思ってんだけどさ、次の目的地はどこがいいかなぁ、って悩んでるんだよ



他の国のことも知らないしさ…」



「へぇ、異世界から来ると大変ね」



「ああ、とはいえ思ったよりもスムーズにことは進んで…


…?


な、なな、何をおっしゃって…?」


幸明が動揺する



「ふーん…やっぱり異世界から召喚されたって噂の1人だったんだ」


リーナが言う


「…はぁ、まぁ、そうだよ」


「王都では近いうちにお披露目パレードがあるらしいわよ


異世界から召喚された40人を盛大に祝い、世界に平和を〜とかなんとか宣伝してたけど…


アンタはその中に入ってないの?」


リーナが言う


「いろいろあって41人召喚されたんだよ


しかも、王様たちは1人多い理由も知ってて、さらにはそれが俺みたいな反応してたしな…


つまりは不要なんだよ」


「不要ってそんな…」


「それに…」


そう言いかけて幸明は止まる


「何よ?」


「いや、なんでもない


それより、外国に詳しいなら教えてくれよ」


幸明は生け贄の事を伝えることがリーナ達にとって危険だと思いその言葉を飲み込んだ










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