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転生貴族と黄金の宿命  作者: KiedeJWL


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⸻第三十章 黒幕の影

ようやく、三十章まで来ました。

 島での一件を終え、王国への報告のために一時帰還した一行は、王城で驚くべき情報を耳にすることとなった。


「純血同盟の残党を追う中で、新たな事実が判明した」


 国王の側近である宰相が、深刻な表情で報告を始めた。


「ガルシアや、これまで捕縛した幹部たちの証言から、純血同盟には更に上位の存在――『真祖』と呼ばれる、正体不明の黒幕がいることが分かった」


「真祖……?」


「その者の正体は未だ不明だが、太古の文明崩壊にも関与していた可能性がある、極めて古い存在だと推測されている」


 レオンは、遺跡で見た太古の記憶を思い出した。


(もしかしたら、その黒幕が、太古の分裂を引き起こした張本人なのかもしれない……)


「その黒幕の目的は?」


「定かではないが、種族間の対立を煽り、世界を再び大きな争いへと導こうとしている、という見立てが有力だ」


「そんな……」


 ミアが不安げに呟く。


「だからこそ、そなたの融和の使命は、これまで以上に重要になる。レオンよ、引き続き、この件について調査を進めてほしい」


「分かりました。必ず、黒幕の正体を突き止めます」


 国王からの新たな指示を受け、レオンたちは決意を新たにした。


「レオン様、これからも一緒に頑張りましょうね」


「わたくしも、最後まで付き合いますわ」


「わたくしも、ですわ」


 仲間たちの言葉に、レオンは力強く頷いた。


「ああ、みんなで乗り越えよう」


 太古から続く、種族間の分断という大きな謎。そして、それを裏で操る「真祖」という黒幕の存在。レオンたちの旅は、これまで以上に大きなスケールへと広がっていくことになる。


 剣と魔法、そして絆の物語は、まだまだ続いていく。

これからも頑張って投稿しますので、よろしくお願いします

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