nAmBAr.21-11「返答に窮す二度」
「あ」
「あ」
二人で同時に同じ言葉を発してしまう。それ位に宴の時間の終わりは唐突だった。またあの台座の前、だが今回は何やら如雨露に緑の蔦が纏わりついている。つまり、何かしがの進展があったものと見ていいのか。
「如雨露がなんか進化型になってるね…。あちきの頭の中のカウントも1.5に一気に進んだよ。つまり半分は事を成したと言う事かなん。もう半分はきっとあちきが置いた星のここから対称の位置に台座があってそこからのスタートになって来ると思う。どうしよっかニパ君? この台座また触った方が良さそうな雰囲気ビンビンに出してるけど…」
「そ、そうだな。触ってみるか…?」
ローニャに促され恐る恐る台座に触る。ビクともしない、適格者が私では無いと言う事か…? それを目でローニャに訴え掛けると彼女は頷く、そして台座に触ってくれた。すると…如雨露は光の粒子へと変わったかと思うとローニャの肉体に吸い込まれる様にして消えてしまった。残ったのは寂しく鎮座している台座それのみだ。
「うわ、こんなスペシャル展開が待っていたとは驚きだなん。結局この如雨露に隠されていた祝詞は『雨緑化』だってさ。アームロック化、飴廊下、それらを派生させた大元となるイバの幼少期を彩った魂の言葉。あーしが宇宙サイドの祝詞継承者だってのはなんとなく合点が行くなん、だってニパ君こそが地球サイドの祝詞継承者ではなくてはおかしいからね、これからイバを救い、そして生命の器を新たに地球にて授かるであろうに当たって」
「なるほどな、飽くまでローニャは星の少女なんだな。となるとあの試練は歌の成功込みでローニャ・オン・ステージだった訳だ」
「こっぱずかしくなる様な事言わないで欲しいなん、あちきだってあの時の為に特訓を人知れず積み重ねて居たんだよ偵察中。だから無駄に疲れて眠ってたんだし」
一番初め、私の事を見つめていた数時間が在ったのでは、と言う喉まで出掛かった言葉を飲み込んで、私は次の言葉を紡ぐ。
「悪かったよ、じゃあ早速次のエリアに向かうか? 心音のエネルギーってまだ残っているのかな? あんまり体感そんな感じがしないんだが」
「行こうかニパ君。うん、心音エナジーに関しては同感なんだ。アレだけの規模の喜びに満ちた時間の裏の試練がどんな物かはまだ分からないけど、多分あんなに彩り濃い時間はもう残されて居ないと思うよ」
「そうか…。残念な様な、もうほぼ達成したぞって気持ちに浸れる様な。まあ何にしても良かったよロ…おお?」
頭を撫でようとした所をするりと躱される。
「アレは一回こっきりの特別待遇ですー。ニパ君は次の人生で素敵な彼女さんを見つけるべき、でしょ?」
甘酸っぱ…。先程の母が如き数時間への言及の話では無いが、私はまた言葉に詰まってしまった。
台座デカ杉ィ柱増え杉ィ! まあアレよ役目を終えて鼻高々(何




