我 満足である
早い者で我が茜と契約してから一週間が経過しようとしてした。
「ご飯出来ましたよー」
「ほーい」
その感想としては最高だということにつきる。
もし評価をつけろと言われたら、我は間違いなく星5にする。
それぐらいここでの生活は快適だ。まず何と言ってもご飯が美味しい。
なんだかんだで長い付き合いだけれど、彼女が料理上手だなんて知らなかった。
「今日のご飯はなにー?」
「今日はサンドイッチですよ先輩」
「サンドイッチ!」
茜が作ってくれるサンドイッチはこれまた絶品なのだ。
柔らかいパンに我好みの具材がぎっしりと詰まっていて嬉しい。
それに一人暮らしの時はめんどくさくて碌に料理もしなかったので、朝から食事が出てくるだけで素晴らしい。
しかも、それでいて料理が上手いのだからもうパーフェクトだ。
ちなみにサンドイッチの中身は卵と照り焼きチキンだった。
「はい、先輩……あ〜ん」
「あーん」
さらにはそれだけではなくて、彼女が食べさせてくれるというおまけも付いてくる。まさに至れり尽くせりという感じだ。
え、「あ〜ん」なんかされて恥ずかしくないのかなって?
確かに最初は我も戸惑ったのだけど、誰かに食べさせてもらうというのは案外いいものだった。
今ではこの光景が我の日常となっている。
「今日も凄く美味しい」
「腕によりをかけましたから」
「でも大丈夫? 忙しかったらもっと簡単なものでも。我も1人暮らしの時は朝を抜く時もあったし」
「全然大丈夫です! 先輩は私なんかに気を使わなくてもいいんです!」
「そ、そう」
「好みの美少女が私の手作り料理を幸せそうに食べてくれる! それを眺めているだけで幸せなんで! なんなら同じ空間で暮らし、その匂いを感じるだけでも絶頂ものなんで!」
「そ、そう」
余計な気を使うのはやめよう。なんか狂気を感じて怖いし。
ご飯が終わったら吸引タイムだ。え? 一般的にはそんな時間はない?
そうだろう。我もこの家に来て初めて経験した。
じゃあ、吸引タイムとはなんなのか。
答えは簡単。
「スーハースーハー! スーハースーハー! あー…幸せ…いい匂い…」
ただ単に我が茜のおもちゃになる時間である。
大体10分ぐらい抱きしめられ匂いを嗅がれている。
この時間は以外と我に取っても悪い時間ではない。
確かに興奮している茜は色々とヤバいけど、我に取っても美少女に抱きつかれるというのはいい時間なのだ。
うむ。我は満足である。




