世間の反応05(掲示板形式あり)
【魔王】ダンジョン配信総合スレpart4537【ついに40層】
135:名無しのダンジョン配信リスナー
あの……魔王40層到着です
136:名無しのダンジョン配信リスナー
結局苦戦らしい苦戦はなかったな
137:名無しのダンジョン配信リスナー
ミディアさんが不機嫌だったくらい
138:名無しのダンジョン配信リスナー
ダンジョンは進めば進むほどモンスターの味が落ちる
139:名無しのダンジョン配信リスナー
牛肉パラダイスがあるんだが?
140:名無しのダンジョン配信リスナー
ブモーブモー
141:名無しのダンジョン配信リスナー
さすがにあの量は飽きる模様
142:名無しのダンジョン配信リスナー
ミノタウロス5体倒してすぐにまたおかわりくるのえぐい
143:名無しのダンジョン配信リスナー
普通はあれで苦戦するんですけどね
144:名無しのダンジョン配信リスナー
ってか魔王って魔法使えたんだな
145:名無しのダンジョン配信リスナー
あの黒い雷みたいなやつな
146:名無しのダンジョン配信リスナー
厨二っぽくてかっこよかった
147:名無しのダンジョン配信リスナー
威力もやばかったな
148:名無しのダンジョン配信リスナー
一撃でグレーターミノタウロスに風穴あけてたのやばい
149:名無しのダンジョン配信リスナー
魔法使えるってことは魔王ってこれまでスキル使ってなかったってこと?
150:名無しのダンジョン配信リスナー
謎
151:名無しのダンジョン配信リスナー
格闘系のスキルだと思ってたわ
152:名無しのダンジョン配信リスナー
そういや魔王ってスキル公開してないんだよな
153:名無しのダンジョン配信リスナー
ミディアさんは捕食って言ってたけど
154:名無しのダンジョン配信リスナー
魔王のスキルは闇魔法か?
155:名無しのダンジョン配信リスナー
なんか違う気がする
156:名無しのダンジョン配信リスナー
あの格闘の強さが説明つかないじゃん
157:名無しのダンジョン配信リスナー
謎すぎる
158:名無しのダンジョン配信リスナー
公開してほしい
159:名無しのダンジョン配信リスナー
今までしなかったし公開しない方針なんじゃ?
160:名無しのダンジョン配信リスナー
なんかやばいスキルだったりしてな
161:名無しのダンジョン配信リスナー
スキル魔王とかだったり?
162:名無しのダンジョン配信リスナー
職業じゃんそれじゃ
163:名無しのダンジョン配信リスナー
>>162
稀にいるらしいぞ職業名みたいなスキル
164:名無しのダンジョン配信リスナー
>>163
じゃあもしかして魔王呼びもそこからきてる……とか?
165:名無しのダンジョン配信リスナー
>>164
ほんとに珍しいみたいだしまずないだろうな
166:名無しのダンジョン配信リスナー
魔王が魔王だったら勇者も必要だよな
167:名無しのダンジョン配信リスナー
>>166
そりゃもうみくちゃんよ
168:名無しのダンジョン配信リスナー
>>166
みくちゃんしかいないだろスキル的にも
169:名無しのダンジョン配信リスナー
でもあの二人仲良さそうだったぞ
170:名無しのダンジョン配信リスナー
対立しない魔王と勇者がいたっていいじゃない
171:名無しのダンジョン配信リスナー
次から40層だけど何かサプライズがある模様
172:名無しのダンジョン配信リスナー
なんだろう
173:名無しのダンジョン配信リスナー
ミディアさんがもうちょっとでバラしちゃいそうだったんだよな
174:名無しのダンジョン配信リスナー
惜しかったなあれは
175:名無しのダンジョン配信リスナー
俺はわかったぞ多分みくちゃんがパーティに加入する
176:名無しのダンジョン配信リスナー
そういやみくちゃん40層到達してから進んでないな
177:名無しのダンジョン配信リスナー
もしかしてあるのか?
178:名無しのダンジョン配信リスナー
当たりかもしれん
179:名無しのダンジョン配信リスナー
魔王とみくちゃんとミディアさんのパーティとか強そう
180:名無しのダンジョン配信リスナー
マジで新宿ダンジョンの完全攻略狙ってるんだろうな
181:名無しのダンジョン配信リスナー
あの強さを見せられたらね
182:名無しのダンジョン配信リスナー
ミディアさんとみくちゃんに挟まる魔王
183:名無しのダンジョン配信リスナー
許せねえ
◇
「40層到達おめでとうございます!」
耐久配信を終えて帰宅してすぐに爆睡した俺は、起きてすぐにみくちゃんへと通話をかけた。
もちろん40層より先の攻略についての話だ。
「配信見てましたよ。あの魔法すごかったですねー。私が苦戦したボスを一撃で倒しちゃって……」
どうやらあの耐久配信をみくちゃんも見てくれていたようで、興奮気味に感想を語ってくれた。
「それで、40層から先の話なんだけど、ちょっと伝えないといけないことがあって……」
「何かあったんですか?」
「それが、あの後勇者に会ったんだ。俺が魔王だった世界の勇者に」
「えっ?」
俺は獅童渚と名乗った元勇者とのやりとりをみくちゃんに話した。一緒に探索したいと言われたことや、多分今ごろ爆速で攻略を進めているだろうこともみくちゃんに伝えた。
「……なるほど。元勇者さんですか。私はかまいませんけど、大丈夫なんですか?」
「大丈夫って、何が?」
「シュウさんが、ですよ。だって……その元勇者に、シュウさんは……」
みくちゃんが言いよどむ。俺があいつに殺されたことを言いたいらしい。
「あの時はお互いに自分の役割を果たしただけだから。……確かに、まったく気にしてないとは言えないけどね」
「シュウさんが大丈夫なら、私はかまいませんけど……。完全攻略を目指すなら、強い人は多い方が良いですし」
「じゃあ、あいつが40層に到達したら合流して、4人で完全攻略を目指すってことで。あと、配信はどうする?それぞれ枠をとるか、片方だけにするか」
これは配信者にとっては大事なことだ。きちんと決めておかなければならない。
「一回の探索じゃ終わらないと思いますし、交互に枠を取るのはどうですか?最初はシュウさんの枠で、次が私、みたいな感じで」
「いいね。じゃあそれでいこう」
先に決めておくべきことはこれで大丈夫だろう。
だが一つだけ、配信とは関係ないことだが、先に伝えておかなければならないことがある。
「みくちゃん」
「はい?」
「新宿ダンジョンは50層までだと思うって予想は伝えたと思うけど、そこに何があるか、俺の予想を伝えておこうと思う。多分配信では映せないから」
「配信では映せない?それってどういう……」
みくちゃんは少し困惑している。
「多分50層には、神がいる」
「神?」
いまいちピンときていないらしい。
「ダンジョンってかなり作為的なものを感じるだろ?」
「そうですね。それはかなり感じます」
「あれを作ったのは神だ。そして、俺と元勇者が引き寄せられるように集まってきている」
「……確かに」
「多分、新宿ダンジョンの50層で何かがあるんだと思う。それが何かはわからないけど、そのために神が俺たちを待ってるんだと、俺は予想している」
「……」
「もちろん、予想が外れて、すごいアイテムなんかが手に入るだけ、ってオチも全然あると思うけどね」
この予想には結構自信があるが、外れる可能性もある。
「俺の予想通りなら配信では映せないだろうから、先に言っておこうと思って」
「……確かに、もしかしたら映そうと思っても映らない可能性もありますね」
「どっちかというとその可能性の方が高いかも」
「わかりました。覚悟だけはしておきます」
「それじゃ、元勇者が追いついたら連絡するから、それまではそれぞれ休暇ってことで」
「はい!」
みくちゃんとの通話を終え、元勇者の進捗報告のチャットを確認する。
「……あいつもう30層にいるのかよ。明日か明後日には40層に到達しちまうんじゃないか?」
配信もしていないし、寄り道もせずに朝から晩までダンジョン攻略に充てているようだ。
「元魔王と元勇者が50層で神に会う。……何が起きるやら」
楽しみでもあるけど、あの神はロクでもないやつだし、少し不安でもあるんだよな……。




