帰還〜ニャーナ
累計PV4,130,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
人物紹介は、こちら
https://ncode.syosetu.com/n0920lk/
転移の罠にハマった時と同じような感覚がして、一瞬くらりとした。
「ニャーナ!!」
懐かしい愛しの旦那様、シャーミルの声がする。
視界が落ち着くと、目の前にシャーミルがいた。
フェリーラザに戻って来た!?
それなら、ニャーナにはやらなきゃダメなことがある。
手に持っていたオーブを足元の魔法陣に思いっきり投げつけた。
オーブから魔法陣が広がって、元々あった魔法陣を塗り替えた。
これで、りおりからのお願いの一つは完了だね。
「ニャーナ、今のは?」
「シャーミル!転移先で助けてもらった人からのお願いだよ。シャーミルはどうしてここに?」
「昨日ニャーナが罠でいなくなった後に、今日ここに戻ってくるはずだって、あそこにいるジェラールさんが言うから」
昨日…?
「シャーミル?ニャーナが転移罠にかかったのは、昨日なの!?」
シャーミルは、そうだよ、心配したんだからな?って言ってる。
どういうこと?
「ニャーナは転移先で一年過ごしていた」
「はっ!?一年!?」
ニャーナが頷くと、シャーミルは振り返ってジェラールさん?に食ってかかる。
「どういうことだ!?向こうで一年とか聞いてないぞ!向こうから生きて帰れない可能性があるとか一言も言わなかったじゃないかっ!!」
「でもちゃんと戻って来ただろ?」
ジェラールさん?は、何を怒っているんだ?と不思議そうにしている。
かなり変な人のようだ。
ニャーナが戻ってこられたのは、りおり達が助けてくれたからだ。
シルク様のところで保護してくれていたからだ。
それじゃなきゃ帰ってくる事は出来なかったと思う。
「ジェラールさん?ニャーナの他にも色んなところへ転移で飛ばしてるよね?その人達は戻って来た?」
ジェラールさんは、目を逸らす。
やっぱり。
「戻ってこられるわけないよね?言葉も通じない異世界に飛ばされたんだもの」
「ニャーナ?異世界?えっ!?他のダンジョンに飛んだって言ったよな?」
シャーミルがジェラールさんを睨みつける。
何も答えないジェラールさんに、
「ダンジョンはダンジョンだったよね。異世界のだけど。そこには人族しかいなかったわ。ニャーナは魔物と間違えて討伐されてもおかしくなった」
シャーミルが無事で良かったとニャーナの手を握る。
温かい。
「そういうことを考えたことある?ニャーナは助けてくれた人がたまたまいたから生きていられた。魔法陣を解析して戻れるようにしてくれた人がいたから、戻ってこられた。ニャーナ1人じゃむりだった」
ジェラールさんは一言も言葉を発しない。
何を言っても無駄みたい。
ニャーナは、りおりから預かった手紙をジェラールに渡した。
「向こうで助けてくれた人が、戻ってジェラールって人がいたら渡してくれって、はいこれ。渡したから。じゃあもういいよね?シャーミル、帰ろう」
「あぁ帰ろう」
ニャーナとシャーミルは、ジェラールをそこに残してダンジョンを後にした。
あの手紙には何が書いてあるのか知らないけど、ちゃんは渡したよ。りおり!
「ニャーナ、本当に異世界に行っていたのか?」
シャーミルは、ニャーナの顔を覗き込む。
「うん、向こうで一年過ごしてた」
でも、シャーミルには昨日のことなんだよね。
それは信じられないよね。
「どんなだった?」
どんな?
「こことは全然違う世界だったよ!あっ、お土産をたくさん持たせてくれたよ」
りおりたちと出会えて幸運だった。
「お土産?」
「うん、お土産」
このマジックバッグとか中にたくさん入ってるお肉とかね。
驚いてくれるかな?
たくさん話したいことがあるよ。
生きていられて良かった。
戻ってこられて良かった。
またシャーミルに会うことが出来て良かった。
ニャーナはこの先毎日、りおりたちにありがとうを捧げ続けることをやめなかった。
本当にありがとう!
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。
引き続き他の作品共々よろしくお願いします!
生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる
https://ncode.syosetu.com/n4334li/
ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜
https://ncode.syosetu.com/n0151lz/
ようこそ!ダンジョンへ!
https://ncode.syosetu.com/n3468kt/




