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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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守備範囲外ですか?〜理音

累計PV4,120,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


人物紹介は、こちら

https://ncode.syosetu.com/n0920lk/

「なんか進展あったのか?」


理人(りひと)にそう聞かれた。

そんなのオレが聞きたいよ。


一緒に働き出して2年とか経ってるけど、特に何かが変わったとも思えない。


確かに、オレは咲夜(さくや)と呼び捨てで呼ぶようになったし、咲夜もオレのことを"さん"付けから"くん"に変わった。


でもそれだけ。


2人で出かけたといえば、ダンジョンくらいなんだよな。


「…ない」


進展なんかあるはずがない。


俺が、咲夜のこと可愛いとか言っても反応ないし…。

言われ慣れてるんだろうから、気にとまるものじゃないのかもしれないけど。


「ヘタレてるなよ?」


理人がニヤリと笑っている。


うるさいっ!

自分だって、スライムと戯れてて浮気疑われて凹んでたくせに!


自分はもう結婚したから、余裕かよ。

オレだって、やる時にはやるよ。

きっと、たぶん…。




理音(りおん)くん、大丈夫?」


工房でいつも通りに作業してるつもりだったのに、咲夜に心配された。


「何が?」

「顔色が悪いよ?体調よくないんじゃない?」


朝からちょっと身体がだるかったんだけど、ポーション飲んだから大丈夫だと思ってた。


「大丈夫、ポーション飲んだし」

「えっ!?それ大丈夫って言わないよ!?」


あー、そんな顔しないでよ。

大丈夫だから。


「理音くんっ!!!」


そこで、意識が途切れた。



目が覚めた時には、見慣れた天井が目に入った。

自分の部屋だ。

オレどうしたんだっけ?


「理音くん、大丈夫!?」


あれ?


「咲夜の幻が見える」

「マボロシじゃないよぉ」


えっ!?

オレの部屋に咲夜がいる!?


「あぁ、そうか。夢か」

「夢でもないよぉ。理音くん39度の熱があったんだよ。なんでムリしたの?」


熱?

39度!?

それでダルイのか。

でも、夢だよな?

咲夜がオレの部屋にいるとか、ないだろ?


「体調良くないなら、お休みして?」


でもさ。


「休んだら、咲夜に会えないじゃん?」

「私に会うため!?」


咲夜がビックリした顔してる。

夢の咲夜も可愛いな。


「だって、工房でしか咲夜に会えないから」

「会えるよ?」


会えないだろ?


「オレは、咲夜のこと好きだけど、咲夜は歳下は興味ないんだろ?」


現実では、ヘタレてて言えないけど、夢の中だと、するりと好きだと言えるんだな。

オレは咲夜の好みの範囲外なんだろ?


「理音くん!私、一言も理音くんに興味ないなんて言ったことないよ!?どうしてそんなこと思うの!?」


夢の中の咲夜だからかな。

オレに都合のいいことを言ってくれる。


「オレが咲夜のこと可愛いって言っても無反応だったしな」


オレ、結構可愛いって言ってるんだけどな。

どうも伝わってないみたいなんだよな。


「聞き間違いかと思ってた…私、輝夜(かぐや)お姉ちゃんみたいに美人じゃないし、か…かわいいとか言われたことなかったし…」


ウソだろ?

咲夜、めちゃくちゃ可愛いけどな?


「咲夜はすごく可愛くて、オレはすごく好きだぞ」


夢の中だと何度でも言えるな。


「理音くん…私も理音くんのこと好きだよ」

「なんていい夢なんだ。このまま目覚めたくない」


ずっと咲夜の柔らかい優しい声を聞いていたいな。

オレに都合の良いことを言ってくれるんだから。


「理音くん!夢じゃないよ!現実だから!」


咲夜にゆさゆさと両肩を掴まれて揺すられる。


えっ!?

夢じゃない?

ウソだろ!?


意識が急速に浮上する。


マジで!?

オレ、咲夜に告っちゃったのか?

たぶん、咲夜からも返事をもらったよな?


好きだって言ってもらったよな?

それは夢じゃないと?


マジでかぁぁぉ!!!

咲夜がオレを好き…?

ウソだろーーーー!?


俺がもう一度熱を出して、ぶっ倒れたのは言うまでもない…。

お読みいただきありがとうございます!

新作の連載を開始したので、【金曜日】のみの更新になります。


もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

3つの連載を引き続きよろしくお願いします。

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