野生のバニーガール:2&近所の人妻(偽):3&駄肉:1
|д゜)チラッ|д゜)チラッ
シリアスに耐えられない系男子である長篠君は、それはもう喋り続けた。お互いの自己紹介に始まり、年齢、お風呂に入ったら最初に洗う部位、好きな肉の部位、怪我をしたら嫌な部位など部位トークを盛大に挟みまくりつつ、何とか自宅まで辿り着いた!(ピザ10回言わせてからのヒジは引っ掛からなかった。悔しい!)
鍵は、開いている。駄肉か絵理奈ちゃんさんが先に帰ってきているのだ。
「ただいまントヒヒ」
「おかえりンスー猫ちゃんおやつはー?」
どうやら駄肉の方であったようだ。お仕置きである。
「シューット!」
「やー!お尻蹴ったー」
だらけきって横になって、ぷるんと震える駄肉のケツにサイドキックをぶちこみ、ぷるぷる震えるウサギちゃんにはタオルを掛け家にぶちこむ。
「……あー!女の子連れ込んでるー!エリちゃんにいいつけてやるー!」
「ふはは!間抜けめ!既に絵理奈ちゃんさんは存じておるわ!」
「ウソだーウソっこだよーエリちゃんは絶対駄目って言うもん」
「ぬはは!ウサギを連れ帰ると言ったらはっきり『お風呂に入れてあげなさい』と答えおったわ!」
「うん?」
「……やっぱり」
「というわけでバニーガールよ我と共に参ろうぞ!」
いやー役得だなー参っちゃうね!舞っちゃうね!
「ねぇねぇ」
「あぁん?足にしがみつくんじゃないよ汚れちゃうぞ離れなさい」
「やー!」
「この、胸部装甲押し付けるのはおやめなさい!お下品でしてよ!」
「やんやん!」
「……君、勘違いされてると思うよ」
「だよねー」
じっとタオルを頭に載せたまま(ウサミミは意地でも外さないつもりか?)、俺の利き脚(右足)を抱擁し続ける駄肉を見つめるタイツがテカってる(イイね!)バニーガール。
「やっぱり長篠薫子さん……?」
「あれ?何で知ってるのー?」
「同じ学部……なのでそれに……」
「それにー?」
濁した言葉は、有名だから、だろう。何をどう間違ったのかこの駄肉非常にモテるのである。ただ胸部装甲がめちゃくちゃ厚くて、顔が良くて、性格が穏やかで、何かイケそうな気がするだけじゃないか。何度紹介してくれと頼まれたことか……俺は肉屋じゃないんだぞ!
「相手は俺がするから。先、風呂入ってこいよ」
「……いいの?」
「いいよ」
言った言ってやったぞ!童貞が言いたいセリフランキング第3位!感無量である。ちなみに1位は彼女なら俺の隣で寝てるよである。
「ウサギは!ウサギさんは!どこなの!?」
「……あっどうも」
「エリちゃんおかえりんごんー」
「フッ、ウサギなら俺の前にいるぜ!」
……あれ?絵理奈ちゃんさんから表情が抜け落ちたぞ?バニーガールさんあぁやっぱりってどういう意味だい?そこの駄肉いい加減に纏わりつくのをやめろ!柔らかいんじゃい!
「……長篠君?」
「何かね?」
「紛らわしいのよ!!」




