23/38
22
「ブ、ブラン⁉︎」
なぜか、愛情が大爆発したブランに抱きつかれて、ヒーラギは頬をスリスリ、スリスリされている。……あ、あのロンさん、スラ見ていないで止めてほしい。
『ほんと、ブランは嫁が好きだな』
「ニュ」
そこ、和まないで。
ブランが真っ白狼のモフモフ姿だと気持ちいい、
だけど、今のブランはモフモフがないから……恥ずかしいしかない。
――早く、ブランも気付いて。
――私の顔真っ赤じゃない?
――ううん、全身真っ赤だと思うよ。
「ブラン、落ち着いて」
「なんだよ……ヒーラギ、ダメなのか?」
(そ、そのシュンとし垂れた耳と、可愛い顔は反則だよ!)
もう。
「……わかった、落ち着くまでやっていいよ」
「ヒーラギ、ありがとう!」
ヒーラギの心の中で恥ずかしい。でも可愛い。が交互に現れていた。




