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魔女狩り聖女ジャンヌ・ダルク  作者: 白崎詩葉
完結篇

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第8話 決着⑧

 ヴァルキリーは倒れている。アキセが驚いて腰を抜かしている。

「逃げるなよ。あとで言いたいことがあるから」とアキセに言う。

 アキセが魔族化したこと。ヴァルキリーにどういう話をつけたのか。いろいろと。

「終わってからで・・・」

 アキセはへらへらと返す。

 ジャンヌはこくえんの魔女に殺意を込めてにらみつける。

「見たことが違う・・・」

 こくえんの魔女も驚いている。

「ぶっ殺してやる!」

 ジャンヌはロザリオに白い炎を纏い、飛び出す。

「このままやられる私じゃねぇんだ!」

 こくえんの魔女も黒い剣を作り、迫ってくる。

 目にも止まらないほどに剣撃をする。白い炎と黒い炎が飛び散り、打ち消し合う。周囲の石柱や石床も壊していく。

 こくえんの魔女が黒い水を操るも白い炎の波で蹴散らす。

 ジャンヌは一瞬でこくえんの魔女に近づき、ロザリオを振るうが、こくえんの魔女は黒い炎の剣で受け止める。

「このパクリもんが!顔だけじゃなくても私の名前を勝手に使いやがって!」

「あんたにも他に名前あるでしょうが!」

「だとしても他に考えろや。名前を考えられないほどに頭がないのか、劣化者が!」

 ジャンヌは黒い炎の剣を切り、その勢いで右腕を切る。

「ぐ!」

 こくえんの魔女の右腕から黒いモヤが漏れていく。

「ち、死に損ない」

 ジャンヌはロザリオに白い炎を込める。

「これ以上付き合うつもりはない!」

 力がみなぎっていても長く維持ができない。ここで決める。

 こくえんの魔女は顔色が変わった。危機感を察したような顔をした。自身に黒い炎で包んでいく。

 逃げようとしている。

 その時、背後から黄色の刃を刺す。こくえんの魔女の頭が爆発し、右顔半分が黒いモヤを漏らす。

「逃げるなよ」とアガタ。

「ここは正々堂々と受けるところだろうが」とアキセが手を伸ばしていた。指輪から何かを頭に召喚したところだろう。

「邪魔を!」

 ロザリオが見たことがないほどに白く輝く炎にまとっていく。

ジャンヌはロザリオを大きく振るう。

 こくえんの魔女も黒い炎と黒い水を飛ばす。

「消え失せろ!自信過剰のパクリもんが!」

 白い炎が黒い炎と水を飲みこむ。

 こくえんの魔女は白い炎に包まれていく。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」




 気が付けば、黒かった水が透き通るほどに水が浄化されている。空も厚かった雲も払い、雲一つないほどに快晴だった。

 よく見れば、自身の髪が足につくほどに長く伸び、所々に金色が残った白い髪になっていた。

 アガタも生きている。ヴァルキリーは息を引き取った。アキセはもうその場から消えていた。


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