永遠の愛を誓って
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僕が失言をした数時間後、僕はベッドに横たわって後悔していた。
確かに、僕はレオン様がプレゼントで関心を買おうとしているように見えて悲しかったが、レオン様は富裕層の人間だ。
レオン様はそんな風には、考えていなかったに違いない。
ただ、僕が喜んでくれるだろうとか、僕に似合いそうだと思った物を全て買っていただけなのだろう。
僕は目を閉じた。
すると、自分の放った言葉に傷ついた顔をしたレオン様を思い出して、直ぐに目を開けた。
何をやっているんだ僕は……
ガチャッ
扉が開く音がする。
いつの間にか、寝ていたみたいだ。
レオン様の足音が聞こえてきた。
僕は少し緊張しながらレオン様が僕の部屋に来るのを待った。
トントントン
レオン様が僕の部屋の扉を叩いた。
「どうぞ」
僕が言うと、扉はすぐに開けられた、またすぐに閉じられた。
僕はレオン様と二人っきりになった事に緊張した。
しかし、僕はすぐにレオン様を傷つけてしまった事を謝ろうと口を開いた。
「レオンさ……」 「すまなかった!君を傷つけてしまって。プレゼントは全て返した。勿論、理由も言ってその店に落ち度はないと言ってある。」
僕はハッとした。確かに、なにも言わずに返したなら悪評がたってしまう。
ますます落ち込んだ僕に、レオン様は言った。
「これからは、むやみに物は買わないよ。だが、これだけは受け取ってほしい。私と君のペアリングだ。どうか、私と永遠の愛を誓ってほしい。」
その言葉に僕は歓喜した。
「僕はただ、レオン様からいただいた物は全て大切にしたかっただけなんです。でも、レオン様は沢山買ってくださるから……。それと、勿論レオン様に永遠の愛を誓います!」
レオン様は嬉しそうに笑ってくださった。
勿論レオン様の瞳に映る僕も笑っているだろう。
永遠の愛を誓い合った僕たちにも、最近新たな変化があった。
それは………
「愛してる。夏希。」
「僕も愛してる。レオン。」
こうして、僕もまだまだ拙いけれど愛を伝えるようになった事だ。
そして、呼び名はレオンとなり、最近では、敬語で話す事も止めた。
敬語は癖だったのだが、レオンが寂しそうにしたから止める努力をしている。
僕はレオンの左手を取って、レオンの薬指についているリングにキスをした。
すると、レオンも同じように僕の手を取ってキスをした。
僕とレオンのペアリングには、小さなダイヤモンドがついている。
石言葉は、『永遠の絆・純潔・不屈』
僕らは永遠に一緒。
さあ、今日も精一杯働こう!!
「いらっしゃいませ、お客様。」
ダイヤモンドが小さいのは、仕事中もつけれるから
台座はプラチナ
これで、完結です!
感想待ってます!!