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第34話 誰が処刑?

いつも読んでいただきありがとうございます

 処刑かぁ・・・

 でも、処刑って言っても領地内では自治権が認められるからよほどのことがない限り王家含めて文句は言えないはずんだけど


 あっこれはビシバシ先生から教えてもらったことね

 勉強の成果がちゃんと出てるでしょ。ただのヒモじゃないよ?

 うーん。まあ、バスティンさんから話聞けばわかるか


 それはさて置いて

 いつも思うんだけど侯爵家の屋敷ってめちゃくちゃ広いのよ


 前世の小学校くらいの大きさがあるんじゃないかな

 以前はパーティーを開いてたらしいからこの広さは必要か


 貴族って大変だね。あ、俺も元貴族か。すっかりヒモ生活が長いから忘れてたわ


 廊下をバスティンさんについて俺とアルト、エルーナが歩いてるんだけどもう何人のメイドさんとすれ違ったかわかんないぐらだね。みんな美人さんよ?うらやましいでしょ?


 ってなことを思ってたら到着したみたいだね

 ランバスさんが扉をノックしてる


「旦那様、ランバスです。グレッド様達をお連れ致しました」


「入ってもらいなさい」


 部屋の中からバスティンさんの返事があってから静かに扉を開けてランバスさんが中へ促してくれる。丁寧な所作はさすがだね


「急にお呼び立てして申し訳ありません」


「いえ。構いませんよ」


 うん。いつもお世話になってるしね


「どうぞおかけになってください」


「では失礼します」


 執務机の前におかれたソファーにお座りさせていただきます

 うん!ふかふかだ。前にも座ったことあるんだけどこのソファー欲しいな・・・


「どうぞ」


「ありがとうございます」


 さすがランバスさん、座ってすぐに紅茶を淹れてくれるあたりさすがザ・執事だね


 そうそう。ランバスさんとバスティンさんってめちゃくちゃ似てるんだけど腹違いの兄弟なんだって


 ランバスさんのお母さんが身分が低くて侯爵家に名前を連ねることが出来なかったんだけどよく似てることからランバスさんがバスティンさんの影武者としてこの屋敷で生活されることを許されてほぼ生活を共にしてたから二人の仲はめちゃくちゃ良いらしいよ


 腹違いでも仲がいいか・・・どこかの継母に聞かせたいな


 まあ、今更か。とりあえずランバスさんが淹れてくれた紅茶でも飲んで気分を変えてっと


「ふー・・・」


 うん。うまい!疲れた心と体に染み渡るね


「お疲れでしたかな?」


 落ち着いたところでバスティンさんが声をかけてくる

 たぶん、一息つくのを待ってくれてた感じかな


「いえ。大丈夫ですよ」


 まあ、処刑って不穏なワードを聞けば来ないといけないしね

 うーん・・・ラミー伯爵で俺に関する件といえばシカロたちか?


「ふむ。その顔はどうやらお気づきのようですな」


「ええ。彼らとは縁がありますからね」


 シカロ達が捕まったとなると助けるか見捨てるか、どうするかな・・・


「ええ。ロジェリーさんとはわずかですが縁があったと聞いています」


「「え?」」


「え?」


 ん?なにやら違うぞ?それにアルトからも声が聞こえたような・・・


「どうやら齟齬があるようですな」


「そのようですね」


「では私からお話しますがロジェリー一座が密偵容疑で捕まり3日後処刑されるようです」


「ええ!?」


 おぅ!アルトどうしたよ!


「アルト殿?」


「い、いえ。すいません・・・」


「アルトどうした?」


「・・・ナヴィアさんは大丈夫でしょうか?」


 しばしの逡巡の後、アルトがバスティンさんに尋ねる

 うん?この表情は・・・ははーん。わかったぞ


「お前、ナヴィアさんに惚れてるのか?」


「い、いえ、ちがう・・ちがわない・・・です・・・」


 もじもじして可愛いな!お姉さま方がみたらお持ち帰りされちゃうぞ

 それよりも当然ここはいじらないとね!


 うりうり・・・どこが気に入ったんだよ!ほら吐け!


「あぅ・・・」


「アルトいじめんじゃないわよ!」


「いた!」


 スパーンって部屋に良い音が響いたよ!

 いいじゃんいじらせてよ

 アルトの初恋なんだからっ!


「ははっ。グレッド殿は相変わらずですな」


 うーん・・・相変わらずって・・・


「まあ、とりあえず話を続けますぞ。先に言っておきますがアルト殿が心配しておられるナヴィア嬢の命は無事ですので安心を」


 ナヴィア嬢の命はか・・・


「彼らはどうやらラミー伯爵領を通って北部へ向かおうとしていたらしくそこを見回っていた兵士に捕まったということですな」


 ふーん。どうせこの間みたいに野盗まがいなことして捕まえたってところじゃないか?


「シカロ殿たちはおぼえておいでですかな?」


「もちろんです」


「今回の情報の元は彼らです。連行されたロジェリーさんたちを見かけてその時にオルナマイト

の名前を叫んでいたのでこちらに知らせてくれたのです」


 なるほどね。そういえばシカロたちはどうして来ないんだろう?


「肝心のシカロ殿達は死んだことになっているようですが家族への監視は引き続き行われて

いるようでなかなか家族を連れだすことが出来ず困っているようですな」


 ふむ・・・


「グレッド様・・・」


「うん?」


「どうかナヴィアさんを助けていただけませんか?」


「ふーむ・・・」


 オルナマイトから外交ルートで・・・

 あ、でも無理か。険悪な上に密偵容疑ってどう考えてもオルナマイトに難癖付けられる可能性があるか


「オルナマイト家は動けませんからグレッド殿にお知らせするだけお知らせしようかと思いましてな」


 うん。さすがバスティンさん。そこはきっちり釘をさすね


「ロイからグレッド殿の評価はいただいておりますからな。グレッド殿ならなんとかできると思っておりますよ」


 なにその評価・・・。どんな評価か気になるけど

 せっかくのアルトの初恋だしね!いっちょやったりますか!


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