第15話 作戦会議
いつも読んでいただきありがとうございます
「今、見てきたがエルフの嬢ちゃんの言う通り15人くらいだな。ご丁寧に丸太で道を塞いで通り抜けれんようにしてあるわ」
「うーむ。厄介ですな」
ランバスさんがダンパのおっちゃんから報告を受けてるとこね
ダンパのおっちゃん、隠密スキル持ってるらしくて斥候にうってつけってことで偵察にいってくれたのよ。このおっちゃんほんとなんでもできるよね
本当はダンパじゃなくてラッパじゃないの?あ、吹く方じゃなくて忍者のほうね
・・・ごめんなさい。いまいちだった。山の人に座布団もってかれるわ
さてさて冗談はさておきどうしますかね
ランバスさんが俺の方をみてるな
「グレッド殿のお考えを伺ってもよろしいですか?」
「そうですね。相手が本当に野盗かどうかで悩んでますね」
「ほう・・・」
うん。だって道を塞いで待ち伏せてるだけで野盗か分からないじゃん
もし、別の目的を持ってたら吐かせなきゃだめでしょ?
まあ、全部消毒してもいいんだけどさ
「一応、遠目だが汚れはついてたぞ?野盗っぽくないか?」
でもさ、それって野盗に化けてたら分からんじゃんね
「ランバスさんここって人通りは多いですか?」
「ふむ。時折、行商が通るだけですな」
うーん。なんとなくきな臭いな。考えすぎか?
アルトはどうだろ?うん。アルトもきな臭いと考えてそうだな
なら、捕獲するべきだな
「いっそ、全部お前の魔法でやっちゃえよ。出来るだろ?」
まあ、結論を言えば出来る。あ、ちなみにやっちゃえってそのままの意味ね
でもなぁ・・・
「ダンパのおっちゃん一つ大切なことを忘れてるぞ」
「ん?なんだ?」
「ユレアに汚いもん見せるわけにはいかんでしょう?」
人差し指を振ってここでばっちり決め顔もつけちゃうぜ
「うーん・・・あんたが恰好つけると全部台無しになるのよね」
いいの!男の子なんだからかっこいいとこ決めさせてよ!
ポッ
って、ユレアさんいつの間に馬車から下りてきたのよ
「で、実際どうすんのよ」
「ほら、ウェザーモンキーの時の奴やるのよ」
「うげ!あれ?本気?」
エルーナが嫌そうな顔で聞いてくるけど残念!もう本気も本気よ
そうそう。あの魔法、エルーナとかダンパのおっちゃんにいろいろ話を聞いて火魔法と風魔法に置き換わったんじゃないかって推測したんだよね
推測したってえらそうなこといってるけど結局は風の膜で破裂の魔法を閉じ込めて飛んでいってそれが何かにぶつかってはじけた瞬間に大音量の破裂音がひびいたというだけの簡単な話なんだけどね
ただこれを再現させるのがめっちゃ大変だった
そもそも破裂の魔法が何かわからなかったくてそこからだったからね
とりあえずいろいろイメージした中で火薬をイメージして破裂させたら魔力量が少なく変換されたからこれだと思ったんだ。イメージから辿って魔法を成功させた感じかな
ここまでは楽勝だったんだけどそれを風の膜で包むとなると難易度が一気に上がったわ
込める魔力量によって破裂の音の大きさとか膜の強度が変わるから一番いい塩梅の魔力の込め方が難しくてね。成功させるにあたっていろいろ試行錯誤したのよ?
もちろんみんなをびっくりさせないようにめっちゃサイズを小さくしてパッチンパッチンさせて練習に練習を重ねたかな。でも上手くいきだすといたずらしたくなるよね?したくならない?
俺の場合はダンパのおっちゃんのケツで破裂させたらスゲー屁こいたって笑われてたな。後でばれたけど
エルーナにはしかけたかって?エルーナにやったら最後、俺、殺されちゃうよ?
まあ、その話は置いといて・・・持ってきてって昔、はやったなぁ・・・
流行ってない?そもそも知らない?ごめん。余分だった
本当にその話は置いておいて
じつは今の魔法のレベル帯だと火を玉に込めて殺傷力のある爆発玉も作れます
以前やろうとして失敗したやつね
あれからいろいろ考えたのよ。世界に認識されてないと魔法が発動しないってところがずっと引っ掛かってたんだ。でもきちんと順序だって仕組みをこの世界の魔法として置き換えながら試してたらようやくできたんだ
以前出来なかったのは多分だけどいきなり異文化の大砲を安直にイメージしたのとスキルレベルが足らなかったのが原因だと思う
破裂のイメージに昔見たバックドラフト現象の仕組みをイメージに組み込んで火を込めてみたら成功したのよ。要は球の中心を真空そこに破裂と着火のイメージを込めて膜で包む感じかな。んでもってそれを飛ばすと着地と瞬間にドカーンッといったね。ただ小さ目で作ったんだけどすげー威力でさ。爆風は吹き荒れるしその音に馬が驚いてあばれるもんで御者さんにガッツリしかられみんなから叱られ大変だったよ
まあ、その分込める魔力量がものすごく細かいの。感覚的な問題だけど少しでも配分間違えると発動しないってわかるかな。これもスキルレベルの加減だと思うけど
それで今回の話に戻るけど今回に関しては爆発玉は使いませんよ?
ユレアにばっちいのをみせることになるしレベルもそんなに上がらないからそれはやらない
好きで殺すような爆弾魔じゃないからね
今回は気絶させることを目的にやります!
ネーミング?うーん。空気と爆弾でエアーボムでいいんじゃない?
殺傷能力抜いた奴もイメージでいけるからエアーボムで統一。はい!決定!
安直だって?元おっさんにネーミングを求めないで
ぶっちゃけ発動の時、名前をいう必要ないからね!
この世界の人たちはいちいち詠唱→発動名を叫んでるけど無詠唱を極めると必要なくなるのだ!なんてアバウトな世界・・・感謝だね!
前から名前言うのが苦痛だったのよ。なんか中学生の頃の心の闇を刺激されるみたいでさ
でも新しい魔法を憶える時は一回は唱えないといけないからなぁ。はぁ。気が重い
そういえば前にファイアーニードルって叫んでたじゃんって言われるかもしれないけどあれは発動のイメージを固定させる為にいってただけだからね!
まあ、今では言わなくても連射できるよ?
ただ発動するのに心の中で叫んでるけどね。名前でイメージ固定だからまあネーミングは必要かな。叫ばないだけで。心の闇は口に出さなければ大丈夫・・・きっと大丈夫だよね?
と、話がまたまたずれたので戻すね
「まあ耳栓は御者さんと俺とエルーナの分だけでいいか」
「なんでよ」
「だって御者さんには馬が暴れないようにしてもらわないとだめだろ?」
「私は?」
「俺と一緒に敵さんのところに歩いていくの」
「はあ?」
もう、わかんないかなぁ!子供とエルフだけなら相手も油断するでしょうがそこでエアーボムでどかーんよ!
「だって魔法を打つ時に弓もってるやついたらどうするのよ。誰かに守ってもらわないと怖いよ」
「あんたが怖いってすっごい違和感あるけど。はぁ。まあいいわ。」
「まあ、とりあえず元気出せよ」
「誰が原因よ!」
とりあえずアルトもランバスさんも何も言わないところをみると俺に任せるって感じかな。さて少しばかり働いてきますかね
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