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第10話 意識がない時のお話し

いつも読んでいただきありがとうございます

 うーん。やっぱり久しぶりの風呂はいいね!


 で、お嬢様はなんでずっと俺の腕にしがみついてますか?

 ポッて・・・もういいや。ほんと好きにして


「ねえ・・・あんたユレアお嬢様になにしたのよ」


 エルーナ怖い!目がマジで怖い!お付きの侍女さんの目も怖っ!


「別になんにもしてないよ?」


「嘘おっしゃい!」


「なにがよ」


「だってユレアお嬢様の髪がすごく輝いてるわよ!」


 ただお酢リンしただけじゃん。そんなに鬼気迫るほどなの!?

 あ、でも侍女さんが櫛を通すときにスルッて通るし通す度に輝いていくからびっくりするか


 焦って損したじゃん。痴漢してないのに痴漢にされた気分を一瞬味わったわ

 まあ、ランバスさんと一緒にいたのをみんな知ってるし冷静に考えればそっちじゃないわな

 あ、前世では警察のお世話になってないし、してないからね?きれいな体だから!

 ここ大事、テストにでるよ?


「教えなさいよ」


「えー」


「殴られるのと教えるのとどっちがいい?」


何その究極の2択・・・

手を握るなって!


「お酢をつけただけだよ」


「お酢ね!今から行ってくる!」


 最後まで聞けよ!お酢をそのままつけると頭皮痛めて痒くなるぞ!


「えっ?そうなの?薄めて使うのね!」


 あと行こうとするな!今からあの後の話やらなんやらするんだから!

 とりあえず不服なエルーナをなだめていざお話タイム


「で、結局、俺が意識を失ってから何があったのよ」


 そう。これが一番聞きたいところ。だって最後魔法ぶっ放して意識うしなったんだもん

 それにね。今のステータスを見てみて


グレッド=アルバイン

性別:男 年齢5歳


レベル9


HP150/150 MP83/83


STR:34

VIT:38

AGI:41

DEX:50

MAG:65


ユニークスキル:成長EX

スキル:火魔法Lv3 風魔法Lv3

    長距離疾走 悪路走行 夜目


 みんな気づいたかな?

 レベル一個しか上がってないのよ

 たしか俺って最後、大砲をイメージして魔法ぶっ放したのよね

 あの猿ども100匹以上はいたからもっとレベル上がってもいいと思うんだ


「うーん。なんといえばいいのかしら」


 あら?エルーナにしては歯切れの悪いこと


「魔法がね。あんたエアーカノンとか言ってたでしょ?」


 たしかに。めちゃくちゃノリと勢いで言ったよ?大砲イメージしてたからね

 安直って言うなよ?泣くよ?

 

「あの魔法、そんなに威力がなくて音がはじけただけなのよ。一応指向性をイメージしてたみたいだからウェザーモンキーにぶつかった瞬間すごい爆音はしたけど」


 あ、そうなんだ・・・。魔法ってイメージが大事だと思ってた


「うん。イメージは大事。でも世界に認識されてない魔法をイメージしても認識された

類似の魔法に置き換わるから込めた魔力が無駄になるのよ」


うーん・・・ってことはどういうこと?


「まあ、だからこそ詠唱があるのよ。みんなが世界中で統一してそれを使うから世界が認識するの。昨日の場合は世界が認識していない知らない魔法を使おうとしたから魔力の多くが類似の魔法に置き変わるのに使われて威力がなかったって感じかな」


 ああ。なるほどね

 自分で言語を作っても他人からは認識されないと駄目ってことでそれに加えて多くの人がそれを使って一つの言語として世界に認識されれば使えるということか。俺の場合、ニュアンスは伝わったからそれっぽい言葉で理解されちゃったみたいな感じね


「新しい魔法はみんながその完成形をイメージしながら詠唱をして魔力を込めなきゃ出来ないのよ。ただ、あんたの場合、無詠唱で魔法が使えるから不思議なのよね。ただ詠唱は時間があるときは詠唱した方がいいわよ、魔力が無駄なく伝わるから本来の魔法の威力が出せるわ。多分、あんたの場合、本来の魔法より魔力を無駄に使ってるわよ?」


 うーん。そういうものなのか

 でも無詠唱については推測でしかないけどエルーナの考えが一般的なら詠唱しなきゃ魔法は使えないっていう固定観念があるのかもしれないな


 ということはこの世界が認識する魔法の完成形をイメージして無駄なく魔力を込めれるようになれば無詠唱でも威力はどんどん上がるってことじゃない?


 わからない?


 例えるなら数学の問題で記入式問題なら途中式すっとばして正解の答えを書いても△か×だけどマーク方式なら答えだけあってれば〇がもらえるじゃん


 なら最初の問題形式をマーク方式に変えちゃえばいいんだよ。分かりにくいかな。まあ感じるんだ


ん?そうするといろいろなこの世界の魔法を知る必要があるな。まあ、今後の課題だ


「とりあえず魔法の話はそれくらいにしてウェザーモンキーはめでたくその音に吃驚して逃げ出してくれたし護衛のお方は全員気絶。馬車の中にいたランバスさんとユレアお嬢様、お付きの侍女さんだけが無事だったという感じかな。そうだ、一匹だけウェザーモンキーが音に吃驚して死んでたわよ。あんたらしいわね」


 なによ。最後のあんたらしいって

 エルーナ一言多い!まあ、レベルが上がった理由がわかって何より


「まあそのあとは気絶した人がみんな起きた後に寝てるあんたとアルトをランバスさんが馬車にのせてこの町にきたの。そんな感じかしら?」


 ふーん。なるほどね

 でもなんであの猿どもユレアお嬢様たち襲ってたのよ


 あれ?エルーナがやばって顔してるぞ


「それについては私がお答えします」


 ランバスさん左手を胸に当ててお辞儀ってかっこいいね


「ウェザーモンキーの群れがなぜか我々に襲い掛かってきたのです。普段は雨の日以外温厚でしられる魔物ですが誰かが群れを攻撃して気が立っていたとしか考えられませんな」


 ん?誰かが攻撃した?


 エルーナの目が泳いでるな

 ちょっと待てよ。お嬢様たちが襲われた道ってあの森のすぐそばを通るな

 エルーナが焦ってる理由がわかったぞ。やばい、ちょっと汗が・・・


「おや?エルーナ様もグレッド様もどうなされました?」


「「い、いえ。なんでもありません」」


 きっとそれは俺たちじゃないよ。うん、そういうことにしておこう


 知らぬが仏って言うだろ?


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