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第9話 お風呂ターイム

読んでいただきありがとうございます


*一部表現を変更しました。

 仲良くお手手繋いでらんらんらん~

 はぁー。前世と合わせて35歳の人生。まさか幼女と風呂に入ることになるとは

 まぁ、前世では養護施設でよく小さい子と一緒に入って世話をしてたから慣れてるけどな


 風呂に行く途中で風呂上りのアルトとすれ違ったら目を見開いて驚いてたな

 まあ。復活したようで何より


 問題は隣のお嬢様だよなー

 無表情だけど鼻歌謳ってそうなぐらい上機嫌って分かるぞ

 まあ、お嬢様の後ろにはランバスさんが好々爺然として着いてきてるんだけどな

 

 もう。そんなに優しく見つめないで。なんか恥ずかしくなるわ


「ところでランバスさん」


「何でしょうか?」


「さっきから誰ともすれ違わないんだけどこの宿って寂れてるの?」


 そうなんだよね。さっきからだれともすれ違わないのよ!

 温泉に行くのに食堂を通るんだけど明かりはついてるのに誰もいないの


 どういうこと?


「違いますよ。ここの宿を我々が貸し切ったのですよ」


 え?まじで?ここの宿、さっきのベッドもそうだけどめっちゃ豪華よ?

 前世の出張で泊まったビジネスホテルのベッドの寝心地に比べると、まだまだだけどそれでもダブルサイズのベッド独り占めだったよ?


「ここはこの町一番の宿ですからな。温泉付きの人気の宿でもあるんですよ」


 そんなところ貸し切ったの?そうするとこのお嬢様よっぽどお偉いさんのお子様じゃ・・・


「まあ、難しい話は後にして今は温泉に入りましょう」


 ランバスさんの案内で男風呂の方へ入るんだけど更衣室もめっちゃきれいだよ

 男風呂と言っても貸し切りだから誰もいないけどね

 まあ、せっかくだし温泉を楽しみますか


 って、お嬢様早い!もうすっぽんぽんじゃん

 まあつるぺったんだから色気なんてないない

 てかそこで興奮したら捕まるからね


 じー


 俺も脱いでっと。てかお嬢様見ないでよ。恥ずかしいから


 ポッ


 いやいや、ポッじゃないから!5歳児のちん・・なんて見てうれしい?


「さあ、我々も入りますぞ」


 OH!ランバスさん立派なものをお持ちで・・・


 というわけで入浴~

 お風呂のしきたりはきちんと守らないとだめだぞ。ちゃんと最初は体を洗うんだ

 そういえばこの宿見慣れた四角の石鹸が置いてあるわ。でも匂いはいまいちだな

 

 まあ。とりあえずごしごしっと。泡立ちはまあまあだな。ってお嬢様なんで背中向けてるの?


 じー


 振り向きながら見てくるのやめて

 わかったって洗うから!はい。ごしごしわしわしっと


「グレッド様は洗いなれておられますな」


 まあ。養護施設なんて小さい子の面倒でイモ洗い状態だったからな

 

 というか、頭も石鹸で洗うのー・・・?

 あ、そうかこの世界、石鹸は高級品だわ。俺の実家のアルバインでも置いてあるけどシャンプーとかリンスとかはないんだよね


 さてさて、このままだとお嬢様のせっかくの黒髪がもったいないな


 多分、風呂上がりにいつも目の細かい櫛でお付きのメイドさんに念入りに梳いてもらってさらっとさせてるんだろうけど。うーん・・・なんか気に入らない


「ちょっとまってて」


「どこに行かれるんですか?」


「まあ、少しね。先に湯舟に入っててくれる?」


 俺はそのままちゃちゃっと体を拭くとタオルを腰に巻いて宿の台所でお酢を少し分けてもらう。裸で腰タオル一丁で声をかけたときはなんだこいつって目で見られたけど気にしない


 まあ、寒いからさっさと戻ってと。まあ、お嬢様とランバスさんは湯舟に入ってるわな


「お嬢様こっちきて」


 じー


「お嬢様はユレアと呼んでほしいそうです」


 あーもう!


「じゃあユレアさんこっちきて」


 ジト目でみないでよ。これでも駄目なの?


「うーん・・・ユレアこっちきて」


 そこまで言ってようやく来てくれた

 よしでさっき分けてもらったお酢を桶に入れて。たしか3分の1くらいに薄めるんだったかな

で、これを頭と髪にまんべんなく塗ってと


「ふむ。何をしておられるのですかな?それにこの匂いは酢ですかな?」


 まあ、みててよ。3分くらいたったところでお湯で洗い流してっと・・・


「ほーう!これは・・・」


 うん。ランバスさんわかるよ。だってさっきよりキラキラ光ってるもんね

 ユレアはなにが起こったかわからないようだけどお風呂上がりのお楽しみにしててちょうだいな


「ユレア終わったからもういいよ。お風呂に戻ってて。俺も洗い終わったらすぐ行くから」


 というわけで自分も洗っていざ入浴!

 うーん。徐々に湯舟に体を沈めた時にくる痺れるような熱さがたまらない


「くは~!生き返る!」


 肩までつかるとついつい声でちゃうよね!おっさんくさい?

 だって前世と合わせて35だから仕方ないじゃない


 お嬢様も目を閉じてぷるぷるしてる。かわいいじゃないか


「ふー・・・。やはり風呂はいいものですな」


 ランバスさんはなんか思いっきり様になるな。白髪のお爺ちゃんだけど近所の銭湯にいるようなお爺ちゃんみたいな感じじゃなくえらいかっこいいぞ


 ところでランバスさん俺をじっとみてどうしたよ


「ふむ・・・。グレッド様は貴族ですかな?」


 え?そんなことわかるの?

 でもなぁ・・・今、素性を出すわけにもいかんでしょう

 まあ、誤魔化しておくか


「ランバスさん、今はこの風呂を楽しみましょう」


「む・・・。これは失礼いたしました。無作法でしたな。ははは」


 謝る姿も様になるね。しかしこの温泉、露天がないのがもったいないな。いずれ俺が金持ちにでもなったら露天風呂でも掘るか


 お。お嬢様は顔、真っ赤だしそろそろ出ますかね


 というわけでお風呂から出るとさっさ着替えて部屋へ戻りましたとさ


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