異世界外交
急に現れた国家に対し、ニュースになった、新聞の端に乗る程度の物で小さな国家の出現を気にすることはなかった、世界は別の事で荒れていた、各国の方針転換に伴い世間の注目はそちらに向けさせていた。
「アガル大陸の南下の島誕生した日本帝国という小国は、人族系の古い王族の血を引く一族が資金を集め、技術者や研究者の避難、多くの難民を集めて建国されたそうです。次のニュースです。」
番組が変わる。
「どうかねこの日本とやらは、」
「公表されている通りの国だそうです。大統領、データ上はかなり昔から建国のために動いていたそうです。報告書にも挙げられていたようですが書類には残っていません。おそらくここ数日で活発に動き出したようです。」
アルマニカ合衆連邦大統領は少し考える。あれかな、プレイヤーとして神に集められた時のあの時の会話、アルマニカ合衆国の援助が見込めると判断して建国を急いだ、それを知らない一般人はその動きを急激な、違和感のあるものと判断したのだろう。
「違和感があるが大したことはあるまい、使節を送り大使館を建設、そしてある程度の援助の準備を我が国と友好国となってもらおう。」
その後、アルマニカ合衆国大統領の来日が小さなニュースとして報じられる。異星人国家との歴史的接触は小さな報道として世界に知られた。
「初めまして、日本天皇陛下、私はアルマニカ合衆国大統領、エンゲル・K・ナンバーです。」
「こちらこそ、余はリュウツ、本日はどうぞ我が国を見て回ってください、」
握手をし、安全保障上の条約、攻撃された際はアルマニカ合衆国の武力に期待するというような条約を結ぶ。互いの関税を調整したり、援助を受けたりとそんな所だ、僅か数日で訪問は終わり、正式に日本という国が世界に認められ、日本列島を領土として認められた。
「お疲れ様です。どうでしたか日本帝国とやらは、」
「一から造るのだ、近代的な都市になるだろう。現時点でもある程度のインフラ整備されている。移民も集まっており勢いもあるそれなりの経済発展するだろう。軍事力は?」
「陸軍は戦闘車両1千200両、戦車、自走砲などは存在しません、海軍は潜水艦30隻、また小型の警備艇を購入しようとしているようです。空軍は戦闘機300機です。驚きなのが現在の兵器を独自で開発したといったところです。」
「なるほど、では実際の兵力は不明だな、戦闘艦を払い下げてやれ、」
「了解しました。」
「下がり給え、」
アルマニカ合衆国は部下を下がらせ、プレイヤーとして考える。
「独自開発の兵器というのは兵力の想定が難しいな、終末の危機に対し兵力として期待できないか、資金的な援助だけを期待するか、港はそれなりに良かったし有事には軍港として使おう。いまは少しでも周りの国を味方に引き入れるのが先決だ。」




