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1分で読める!ラストで全てがひっくり返る予想外な結末短編集  作者: まろんのまかろん


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4/10

4【クスッと】テスト

 僕の高校では年に2回テストが行われる。

 数が少ないのはありがたいが、1回1回がとにかく厳重だ。

 なにしろ『カンニングをしていない証拠』を自分で証明できない限り、即・再試験送りになるのだから。

 


「おいユウキ!お前カンニングしただろ!」



 また疑われてしまった。

 この担任は、証拠もなしにすぐ疑ってくるから嫌いだ。

 去年は5人が再試験送りになった。その中には、寝ているだけで疑われた奴もいる。

 そう、僕だ。

 

 みんなからの疑いと哀れみの視線。担任からの圧。

 もうあんな屈辱、二度とごめんだ。


 そうは思っても今回カンニングを疑われているのに変わりはない。

 

 ふふん。でも大丈夫。

 表情ひとつ変えず、担任の言葉を受け流した。

 

 今回はカンニングをしていない証拠をもっているからな!

 自分自身がテストを受けている様子を撮影していたスマホをな!



 ……しまった。

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