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箸休め 【出品】謎の卵を「おもちゃ」として出品

7話ではありませんm(_ _)m

• 国王を白い紙パンツ一丁にして国家を買い叩いた蓮。王宮の宝物庫を漁っていると、台座に祀られた「赤と白のプラスチックのような質感で、中央に液晶画面と3つのボタンのような突起がある怪しい卵」を見つける。

• 実はそれは、数千年に一度しか目覚めない、世界を滅ぼす災厄の魔獣【終焉の巨獣】の卵(世界遺物)。

• 蓮はスマホをかざし、「これ、完全に初代たまごっちじゃん。懐かしいな」と、タイトル『【当時物】たまごっち 初期型・動作未確認(ジャンク扱い)』として【300円(送料込み)】で出品する。

• ピコン♪

とすぐに売却成立。

• 購入者は『平成レトロコレクター@断捨離中』。

• 「ずっと探してました! 懐かしすぎます!」とテンション高めのメッセージが届き、卵は光の粒子となって日本へ【発送】される。

• 魔王軍幹部デスバロンが襲来し、蓮がファブリーズで瘴気を消臭して、いざ鎧を出品しようとしたまさにその瞬間――

• スマホが激しくバイブし、赤文字の緊急通知が届く。

【警告:購入者から『返品申請』が届いています。至急確認してください】

• 画面を見ると、購入者からブチギレのメッセージが。

• 『商品説明と全然違います! 電池を入れても画面がつかないし、3つのボタンをいくら押してもビクともしません! それどころか、なんか卵の殻がピキピキ割れて中から邪悪な巨大な爪が出てきたんですけど!? 怖すぎるので返品します!!』

• 蓮は思わず「あ、これ本物の魔獣の卵だったから、ボタンじゃなくてただの突起だわ……」と納得する。

• ヘルカリのシステムにより、返品は強制的に承認され、日本の購入者の部屋から蓮の足元へ【自動返送】される。

• スマホの裏から、ドロォォォンと巨大化した「孵化寸前の災厄の魔獣の卵」が物凄い勢いで飛び出してくる。

• ちょうど蓮の目の前にいた魔王軍幹部デスバロンの頭上に、重量数百トンの巨大な卵が直撃。

• デスバロンは魔法を放つ暇もなく、返品された卵の下敷きになって「ぎゃああああ!?」と圧殺され、そのまま気絶してパンイチ(紙パンツ)になる。

• 返品されたため、300ポイントはマイナス(没収)になってしまうが、敵の最高幹部は返品の衝撃で勝手に自滅。

• 蓮は「フリマの返品規約、強すぎるだろ……」と戦慄しながら、割れた卵から出てきた魔獣の幼体を再びヘルカリに出品する。


割れた卵から出てきた災厄の魔獣の幼体。蓮はそれを再びヘルカリに出品しようとしますが、ここで運営(神のシステム)の鉄槌が下ります。

• 蓮が生まれたばかりの魔獣(幼体)をスマホでスキャンして出品ボタンを押した瞬間、画面が真っ黒になり、おどろおどろしい警告音が響く。

• 【警告:ヘルカリでは生き物の出品は固く禁止されています。利用規約違反を検知したため、ペナルティとして該当オブジェクトを『強制処分(永久追放)』します】


• 「あ、やべ。生き物はダメだったわ」と焦る蓮。

• しかし、システムの『強制処分(永久追放)』の対象は、蓮のアカウントではなく、規約違反の対象である「魔獣の幼体」だった。

• 次の瞬間、スマホの裏の発送ポケットが、これまでにない超重力で大爆発。

• 生まれたばかりの災厄の魔獣が、世界の因果律ごと「虚無の彼方(またはヘルカリの闇サーバー)」へと強制的に吸い込まれ、この宇宙から完全に消滅(永久BAN)してしまう。


• それを見ていた魔王軍の幹部は、「な、なんだ……!? 世界を滅ぼすはずの終焉の巨獣が、ただの『規約違反』という謎の言葉と共に消し飛んだだと……!?」と完全に恐怖で発狂。

• 蓮はスマホの画面をトントンと叩きながら、「ふぅ、危ねえ。出品制限くらうところだったわ。生き物は出品しちゃダメ、これヘルカリの鉄則な」と、パンイチの敵を見下して冷酷に言い放つ。


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