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番外・なぜ国は分かたれたのか

「カラーズ遅いわ…」

「皇子のことですからいつものアレでしょうね」

「いつもの?」

「ハーブです。暇ですし歴史の話でもしましょうか」


ある所に、植物に囲まれた美しい緑の国がありました。


「花とそれ以外で国を分けたほうがいいと思うんだ」

「なぜそんな、管理が面倒な事を言い出すのだ」

「…例えばスパイス好きとトウキビ好きがいるだろ」

「ふむ」

「カレーは甘口か辛口か喧嘩するだろ?」

「くだらねぇなあオイ!!」

「くだらなくねぇ!!じゃあお前何口なのか言ってみろや」

「普通に中辛だけど?」

「つまんねえな…」

「じゃあお前何口だよ」

「シチュー派」

「カレーじゃねえのかよ!」


なんやかんやで種の国シドレクトはフラワー、ティコレ、フルーテア、ヤサヌイ、シャープナーバ、ブークトレアに別れたのです。


それからブークトレアが滅び、新しく建国されたのがパレッティナでした。


「まあ他にも国はありますが取り立てて語る必要もありませんね。シャーレア、わかりましたか?」

「まるで見てきたかのようなわかりやすい話ぶりだったわクリアって物知りで読み聞かせの才能もあるのね」

「…実際に見て来ましたからね」

「なにか言った?」

「いえ」

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