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イケメンタンクの彼の活躍によって俺達はなんとか分断された状態から再び全員が集まることができた。小さなモブリのNPC達、そして後衛の人たちを前衛たちが囲んで守る。
それぞれが背中側に後衛たちを隠して、丸い円形の陣を作り出した。これで前衛たちでモブリと後衛たちを守ることが出来る。明らかに月人は後衛たちを狙ってた。後衛たちはあまり直接的には戦いで目立つことはない。大きな攻撃をする攻撃の役割りがある魔法を放つ後衛の人たちはそれなりに目立つけど、でも実際、その彼等だって動き回ったりするわけじゃないからな。
固定砲台みたいな? 向かってくる四足歩行してる月人たちを前の前衛で防いで、遠距離の攻撃だって俺達がその身を盾にして防ぐ。その間に攻撃魔法を紡いでもらって、それで攻撃してもらう。なにせ周囲に展開してる遠距離型の月人達は枝葉事態が違う。近づければいいんだけど、なかなかそれは厳しい。俺達のように同じ所に固まってたら、近づくのもやりやすいんだけど、そうじゃない。
月人達は散ってる。周囲に、俺達を囲むように……そうなると、一人の遠距離型の月人に近づこうとしたら、別の遠距離型の月人に狙われるだろう。それに距離だってそれぞれ違う。一斉に別の遠距離型の月人を潰すっことも難しい。そもそもが周囲には四足歩行の月人に両手が武器の凶悪な月人もいるわけで……遠距離型の月人に前衛の人たちを割いてることが……な。
なにせ人数がへってるのだ。人数が潤沢にいたら、遠距離型の月人対策へと前衛を割り振ることもできただろう。でも……それだけの余裕があるかというと……難しい。いや、できなくはない。
実際あの両手が武器のデカい月人は脅威だ。けど周囲でカサカサしてる四足歩行の月人はうざいだけで脅威ではない。でも脅威ではないが、厄介なんだよな。なにせあいつらは基本、ヒットアンドアウェイだ。既に俺達は普通の月人に対する攻略法は確立してある。
だから脅威にはならない。それを月人自身がわかってる。だから俺達を翻弄することに徹してる。ヒットアンドアウェイをして、油断してる奴を掴んで投げる……てね。それで落とそうとしてくる。
なにせ普通の月人だっていまや簡単に倒せるが、その力はまさにモンスターのそれである。人をなげるくらいの腕力は普通にある。やっぱり素直に遠距離型の月人には後衛の人たちが打ち勝ってもらうしかないか。俺達は油断せずに陣形を固めて、月人たちを防ぐ。けどそんな俺達を崩そうと両手が武器の大きな月人が向かってくる。




